クラウドワークスの口コミ・評判｜3つのメリットと3つの注意点

8月 22, 2023

あなたは今こんなことを考えていませんか？

仕事の獲得から、報酬の受け取りまで全て1つのサイトで完結するクラウドソーシングサービス。場所や時間に関係なく、パソコン1台で収入を得ることができるため、近年非常に注目を集めています。

そんなクラウドソーシングサービスの中でも日本最大級のサイトがクラウドワークスです。2012年のサービス開始以来、累計会員数は200万人を突破。利用者数は4.2万社。1年間の総契約額は127.7億円と、活発な取引がクラウドワークス上で行われています。

Web制作やWebデザインなど専門的な仕事が多数ある一方で、データ入力やアンケート回答など専門的なスキルが要らない仕事も多数掲載されています。誰でも仕事を獲得できて報酬を貰える案件が多数あるのが、クラウドワークスの最大の魅力です。

しかし中には、次のような評判の良くない口コミも。

クラウドワークスって、闇だよなぁ。 ライターの仕事、1文字0.2円だと一時間で2000文字書いても、時給400円。 さらにそこから、クラウドワークスの手数料が20%持っていかれる。

引用：Twitter

果たしてクラウドワークスの実態はどうなのでしょうか。

この記事ではクラウドワークスへ登録するかどうか迷っている方のために、クラウドワークスの口コミ・評判を徹底調査し、解説しました。この記事を読めば、次のことが分かります。

正直、この記事は長いです。ただこの記事を読めば、クラウドワークスの実態を理解できます。ぜひ最後までご覧ください。

クラウドワークスの概要

まずこの章からクラウドワークスの概要を紹介していきます。

クラウドワークスは国内最大手のクラウドソーシングサービスです。仕事をお願いしたい企業や団体と、仕事を受けたい会員とのマッチングを行っています。2021年現在、利用する企業は4.2万社、累計会員数は200万人を超える国内最大のクラウドソーシングサービスです。

そんなクラウドワークスの概要は次の通りです。

運営会社	株式会社クラウドワークス（東証マザーズ上場企業）
累計会員数	200万人以上
サービス開始年	2012年
案件数（2021年05月27日に計測）	– システム開発：287件 – アプリ・スマートフォン開発：66件 – ホームページ制作・Webデザイン：318件 – ECサイト・ネットショップ構築：937件 – デザイン：721件 – ネーミング・アイデア：61件 – ライティング/記事作成：2,385件 – 事務/簡単作業：2,913件 – ビジネス・マーケティング・企画：520件 – 翻訳・通訳サービス：283件 – 写真・画像・動画：773件 – 3D-CG制作：20件 – ハードウェア設計・開発：8件 – 音楽・音響・BGM：138件 – 暮らし・社会：15件 – プロジェクト・保守運用メンバー募集：10件
総契約額（総流通金額）	127.7億円（2020年9月期実績）
利用社数	4.2万社（2020年3月期実績）
手数料	– 20万円以上：5% – 10万円超〜20万円以下：10% – 10万円以下：20%

副業をしたい会社員・スキルがなくても在宅ワークをしたい主婦さん・バイト以外に収入源を確保したい大学生など、様々な人たちから利用されているサイトがクラウドワークスです。

次の章では、クラウドワークスの特徴を次の3つの観点から解説していきます。

クラウドワークスにはどんな仕事があるのか？

まずはクラウドワークス内にある案件から紹介していきます。

クラウドワークスには、次の9つの案件カテゴリーがあります。

上記の通り、クラウドワークスで募集している仕事は多岐に渡ります。

システム開発・Web制作・デザインなどの専門性の高い仕事がある一方、ブログの記事作成（ライティング）やアンケート集計・事務作業といった特別なスキルがあまり要らない仕事も多々あります。

次の章で、9つのカテゴリーについて、実際に掲載されている案件例と合わせて紹介していきます。

※案件は2021年現在7月時点のものになります。

システム開発・運用：1,952件

ウェブやスマホのアプリ開発、システム開発や保守といった仕事が掲載されるカテゴリーです。専門的な知識や経験が必要な仕事で、フリーランスのエンジニアなどが活躍しています。

Web制作・Webデザイン：2,569件

Web制作やWebデザインなどに関するカテゴリーです。新規サイト制作の依頼もありますが、1ページのみ制作や編集・加工などの仕事もあります。HTMLやCSSなどのスキルが必要です。

デザイン制作：770件

デザインのカテゴリーでは、キャラクターデザインや看板製作・ロゴデザインなどの仕事が掲載されています。クライアントのイメージに合わせてデザイン制作をする能力やillustrator等デザインソフトを操作するスキルが必要です。

ライティング・ネーミングの仕事・依頼：831件

クライアントが募集するテーマに合わせた記事作成・商品の使用後の感想・テレビ番組や映画など、コンテンツ視聴後の感想・レビューなどを執筆するのがこのカテゴリーです。商品やブランドのネーミング募集などもあります。文章を執筆するのが好きな方なら、誰でもチャレンジすることができるカテゴリーです。

タスク作業の仕事・依頼：779件

データ入力や音声データのテキスト起こし、リスト作成などの事務作業のカテゴリーです。内職代行やチラシ配りや封入作業などの募集もあります。特別なスキルを必要とせず、誰でもできる案件が多いです。

写真・動画・ナレーションの仕事・依頼：193件

動画撮影・編集・写真撮影・サムネイル作成などの募集が多いカテゴリーです。動画編集ソフトを操作できるスキルが必要になります。

翻訳・通訳サービスの仕事・依頼：105件

語学スキルを活かして、海外ドラマや洋画の翻訳や海外への商品発送作業などを行う仕事が掲載されています。英語だけでなく中国語やフランス語など、様々な言語での翻訳依頼が掲載されています。語学ができる方におすすめのカテゴリーです。

事務・コンサル・専門職・その他の仕事・依頼：885件

新規事業の戦略コンサルや業務改善のためのコンサルティング、ビジネスに関するアドバイザー募集に関するカテゴリーです。専門的な知識や経験が必要な仕事が多いです。

営業・マーケティング・企画・広報：86件

テレアポ・営業代行・インスタグラム・ツイッター等SNSの運用などの仕事が掲載されているカテゴリーです。誰でもできる仕事も掲載されています。

以上が、9つのカテゴリーの具体的な案件例になります。

特別なスキルや資格がなくとも、インターネットに繋がる機器さえあれば誰でも仕事ができる案件が多いのがクラウドワークスの最大のメリットです。Web制作やWebデザインなどの専門的なスキルを持っていなくとも、事務仕事等の案件もあるので、登録すれば誰でも気軽に仕事ができ、お金を稼ぐことができます。

登録は3分で簡単に完了します。登録すれば、各案件に応募できますよ。高単価の案件などは倍率が高いです。クラウドワークスが気になる方は早めに登録することをおすすめします。

続いて、クラウドワークスの安全性を解説していきます。

クラウドワークスの安全性

クラウドワークスの安全性は非常に高いといえます。なぜならクラウドワークスは、安全性に関して以下3つの体制を整えているからです。

クラウドワークスは、報酬未払いが起こらないように「仮払い方式」という仕組みを定めています。仮払い方式とは、報酬の未払いを防ぐために、仕事開始前にクラウドワークスがクライアントから一時的にお金を預かる仕組みのことをいいます。

仮払金が収められるまで仕事をスタートしないルールができているため、「納品した途端クライアントと連絡が取れなくなった」「クライアントが報酬を支払わない」といった未払いによるトラブルが起こりにくいです。

働き手であるワーカーは、クライアントが報酬を仮払いした後に仕事をスタートさせることで、報酬の未払いのリスクがなくなります。

他にもクラウドワークスは、クライアントの評価制度を定めています。クライアントとワーカーそれぞれに評価し合う仕組みを導入しています。Amazonの口コミや食べログの口コミなどに近い制度になります。

この評価制度があることで、クライアントの評価を仕事前に確認できます。悪質なクライアントには低評価がつけられます。仕事を探すときにクライアントに低評価が多ければ、「問題のあるクライアントなのではないか」と、仕事を選ぶ材料にすることができます。

また運営事務局によるサポートがある点も安心なポイントの1つ。

業務上のトラブルが発生した場合は、クラウドワークスの運営事務局に通報できます。事務局が状況を確認し、クライアントとの間に入り、クライアントに報酬の支払いを促すなどの対応を取ってくれます。トラブルが発生しても事務局が間に入ってくれる安心感があります。

このようにクラウドワークスでは会員が安全に仕事をできるために、以下3つの体制を整備しています。

クラウドワークス自体が上場企業であり、年間127億円の取引があることから、安全性は非常に高いといえます。サイトの安全性が心配な方は、クラウドワークスに登録しておけば間違いありません。サイトを利用する働き手へのサポート体制も非常に充実しており、運営会社も信頼できるからです。

クラウドワークスは、数あるクラウドソーシングサイト（オンライン上で仕事のやりとりができるサイト）の中でも、特に安全なサイトだといえます。

クラウドワークスの手数料

クラウドワークスでは案件の受注金額によって、次のように手数料が設定されています。

案件の受注金額	20万円以上	10万円以上20万円未満	10万円未満
手数料	5%＋消費税	10%＋消費税	20%＋消費税

手数料は基本的に、働き手であるワーカー側が負担する仕組みとなっています。

例えばクライアントから１万円（税込）の仕事を受注したとします。クライアントからクラウドワークスに仮払いされた1万円のうち、クラウドワークスが手数料20％分として2,000円と、システム手数料にかかる消費税200円（2,000円×10％）を併せた合計2,200円を受け取ります。手数料と消費税を抜いた7,800円が、ワーカーの報酬になります。

また報酬金額の中から振込手数料が引かれます。楽天銀行であれば1回あたり100円、それ以外の金融機関であれば500円の振込手数料がかかります。

金融機関	楽天銀行	その他の金融機関
手数料	100円/1回	500円/1回

振込指定口座が楽天銀行だったとします。クライアントから依頼を受けた１万円の仕事を終えると、手数料2,000円と消費税200円に加え、振込手数料100円が引かれた7,700円が報酬として振り込まれることになります。

手数料は受注金額によって異なり、受注金額10万円未満の仕事をした場合は20％（＋消費税）ですが、20万円以上の仕事をした場合は5%（＋消費税）と大幅に低くなります。単価の高い仕事をする方が、手数料の割合が低くなります。

以上が、クラウドワークスの概要になります。

クラウドワークスは、国内最大手のクラウドソーシングサイトです。2012年のサービス開始以降、実に累計で200万人以上が会員登録をしており、年間127億円の取引が行われています。クラウドソーシングの市場は伸びると予想されていて、クラウドワークスに仕事を掲載する企業も増加するでしょう。

早くからクラウドワークスに登録し、実績を積むことで評価が貯まり、より高報酬の案件を狙うこともできます。もちろん資格やスキルなどがない方でも、アンケート・文章作成・データ入力などのお仕事がたくさん掲載されているので、お仕事に応募しお金を稼ぐことができます。

副業をしたい会社員の方・空き時間を有効活用したい主婦さん・大学生の皆さんに、クラウドワークスはおすすめです。

登録すればいきなり仕事に応募できますよ。タスク形式の仕事であれば、今すぐにお金を稼ぐことができます。気になる方はお早めに登録することをおすすめします。

実際クラウドワークスを利用している人たちはどんな感想を持っているのか。次の章では、クラウドワークスに関する口コミ・評判を紹介していきます。

クラウドワークスの口コミ・評判

クラウドワークスの口コミ・評判についてこの章では紹介していきます。

クラウドワークスの良い口コミ

まずはクラウドワークスに対する良い口コミから紹介します。

今クラウドワークスで取引させて頂いているクライアント様が最高すぎる… 丁寧でコミュニケーション取りやすいし、過大評価じゃないかってくらい褒めていただいている… クライアント様との関係は、ほんとに大事にしなきゃだ

引用：Twitter

#ブログ初心者0.1円のライティングの依頼を受けました。 お金も少しいただけて、勉強も出来る。 最高の環境だ。 クラウドワークス。

引用：Twitter

場数を踏むという意味ならば クラウドワークスなどの コンペ案件に応募するのも有り。 受注して仕事を受ける形ではなく まずはデザインを作り、 自分のデザインが良ければ 採用してもらえて、報酬が発生する。 当然、価格は安いが。 最初の経験としては コンペ案件は一つの手段。

引用：Twitter

クラウドワークスって最高ですね！自分にあった仕事来るし。鉄道の前面展望動画撮影の仕事を早速いただきました！それに今さっき、月30万のデータ入力作業のリクエストをクライアントからいただ きました！もし支払われなかったとしても、クラウドワークスに直接訴えられるので、超安心ですよね！

引用：Yahoo!知恵袋

クラウドワークスの案件２つ トライアルで1本ずつ納品して、見事に継続の依頼をいただけることになりました１本目だったから時間かかっちゃったけど、寝る間を惜しんで頑張った甲斐があったよぉぉ 単価も上がったし、これからもっともっと頑張るぞ〜！！

引用：Twitter

webライティングをゆるりゆるりと始めて2ヶ月ほど経ちクラウドワークスも何度か利用させて頂きましたが、先日素晴らしいクライアント様に出会いました。私情で途中辞退してしまったのだけど、必ずいつか成長した姿で恩返ししたいクライアント様でした。

引用：Twitter

登録したクラウドワークスから、仕事の紹介がけっこう届いた。１件１件内容を見ると。。。「え？これって仕事なの？」「これって誰かが作ってたんだ」など、けっこう世の中の裏側をみた気分。そして稼ぐだけなら、仕事って、いくらでもあるなあと関心。片っ端からやってみたい気分です。

引用：Twitter

クラウドワークスによってスキルを身につけられること、いいクライアントとめぐり合って仕事ができていること、安心感があることなどを評価する声が多くあります。

では、次の章では悪い口コミを紹介します。

クラウドワークスの悪い口コミ

クラウドワークスについての悪い口コミを紹介します。

『クラウドワークスは安い！時給400円だった！」というツイートを見たが、まだ甘い… ライティングではないが、以前とある動画編集の仕事を受けた際は、時給は84円だった。 支払い3,800円に対して所要45時間。 動画編集に加え、英文への翻訳、提出後の修正多数…もうああいう仕事はしたくない

引用：Twitter

クラウドワークスって、闇だよなぁ。 ライターの仕事、1文字0.2円だと一時間で2000文字書いても、時給400円。 さらにそこから、クラウドワークスの手数料が20%持っていかれる。

引用：Twitter

無償テストライティングで落ちた記事、検索してみたら載せられてたわ。処分しないでやっぱり使ってるんだね

引用：Twitter

簡単検品作業で募集をしていて、契約してみたら購入代行して買ったものをクライアントに送るという内容でした。まぁ、それも検品のうちかなと軽い気持ちで始めてしまったのですが、いざ商品を購入して、発送するとそこから音信不通になり一切の連絡が取れなくなりました。買ったものの代金は振込用紙を一緒に送りクライアントが支払うと言っていたのですが、全く返事がないので、結局私が全て払うことになりました。合計約35,000円も買うだけ買わせて、逃げられてしまった訳なのですが、この場合、このお金は騙されてしまったと諦めるべきなのか、それとも、いくらかは請求出来たりするのか、出来るのならどうやるべきなのか、教えてください。よろしくお願いいたします。

引用：クラウドワークス　みんなのお仕事相談所

動画編集の先生にクラウドワークスとかで応募する時、単価が安過ぎるのはダメって言われて色々と見てるけど、ほんとに1本数百円の案件があったり、最初はタダで、なんてのもあった。選べる立場になんてないけど、応募するのも迷う

引用：Twitter

やらないからいいけど、クラウドワークスの単価の安さは舐めてるなぁw

引用：Twitter

最近はクラウドソーシングサイトでのライターの参入が多くなっているみたいだ。競争が激化してる模様。ランサーズやクラウドワークスで新規案件獲得が難しくなってる。継続案件を獲得したら手を抜かずにやろう。早めの納品、連絡、報告はマスト。自分だけの強みがあればベター。

引用：Twitter

本社→ずっと混み合ってて電話繋がらない。大阪営業所→業務時間外で電話繋がらない。逆にいつ仕事してるの！？福岡営業所→6コール鳴ったあと留守電。 クラウドワークスさん、上場してるんだよね…？

引用：Twitter

クラウドワークスの悪い口コミをピックアップしました。

以上のような声が見つかりました。真偽は確認できませんが、時給が安い・音信普通といった悪質なクライアントは少なからずいるようです。

クラウドワークスのサービス自体に対する不満というよりも、悪質なクライアントに対する不満が多かったです。クラウドワークスのサービスやシステム自体には好意的な声が多いことが、口コミを収集する中で見えてきました。

次の章では、クラウドワークスを利用しながら、ライターとして月3〜4万円前後を稼いでいる方の体験談を紹介していきます。

クラウドワークスの体験談

副業としてクラウドワークスを利用している方に、クラウドワークスの体験談を伺いました。

貴重な体験談を頂きました。本業である介護職としての経験をもとにライティングの仕事をし、ライティングの技術を身に付けたことが本業である介護の仕事にも生かされているということです。本業と副業の理想的な相乗効果ですね。またクラウドワークスの仕事も無理をせず、自分のペースを崩さずに続けることが大事ですね。

次の章では、クラウドワークスのメリットと注意点を解説していきます。

クラウドワークスのメリット・注意点

クラウドワークスのメリットと注意点について解説します。

1つずつ丁寧に解説していきます。

クラウドワークスのメリット

クラウドワークスのメリットは3つあります。

クラウドワークスのメリットを1つずつ解説していきます。

メリット1：スキルがなくてもできる仕事がたくさんある

クラウドワークスのメリットの1つ目は、スキルがなくてもできる仕事がたくさんあることです。

クラウドソーシングサイトと聞くと、システム構築・ウェブ制作・デザインなど、特別なスキルを持ったフリーランスの方だけが受注するサイトと思う方も多いでしょう。

しかし実際には、クラウドワークスには特別なスキルや資格がなくてもできる仕事がたくさんあります。 具体的には次のような仕事です。

上記の仕事のように、クラウドワークスには専門的なスキルを必要としない仕事がたくさんあります。

例えば、文章を執筆するライティングの案件。ライティング・記事作成の仕事は依頼されたテーマなどに沿って文章を作成する仕事です。

ワードやエクセルなどのオフィスソフトが使用できれば、アンケートの結果集計・簡単なデータ入力・テープの文字起こしなど、様々な事務作業を受注することができます。

このように、クラウドワークスには事務作業やライティングなどの仕事も多く募集されているので、専門的な知識がなくても仕事をこなすことができます。

つまりスキマ時間を有効活用したい主婦の方や、パソコン作業に苦手意識がない大学生でも、クラウドワークスに登録することで、案件を獲得し収入を上げることができます。

メリット2：タスク形式のお仕事をすればお小遣い稼ぎも

クラウドワークスのメリットの2つ目は、タスク形式のお仕事をすればお小遣い稼ぎもできることです。

クラウドワークスには、プロジェクト形式・コンペ形式・タスク形式という3つのお仕事の形式があることを1章で紹介しました。

仕事のスタイル	特徴
プロジェクト形式	クライアントが募集する案件に対し、応募し、応募の中から選ばれたら、契約を結び、仕事をする形式。時間単価制（稼働時間に対して報酬を決定する制度）と固定報酬制（契約時に金額を決める制度）の2つの支払いがある。
コンペ形式	クライアントに作品を応募し、クライアントから作品が選ばれれば報酬が支払われる形式。企業のロゴ作成やサイトのネーミング提案などの仕事がある。
タスク形式	1件数十円〜数百円で完結する仕事。クライアントと交渉することなく、仕事が完結する。アンケートや口コミ、感想などを答える仕事がある。単純な作業が多く、スキマ時間にお小遣い稼ぎができることから、主婦などに人気の形式。

このうち経験や実績がなくても、簡単にお小遣い稼ぎができるのがタスク形式のお仕事です。タスク形式は、アンケートや口コミ募集などの案件が多く、クライアントとのやり取りも少なく契約も不要であるため、スピーディーに案件をこなし、お小遣い稼ぎをしていくことができます。

スキマ時間の作業で報酬を手に入れられるのが、このタスク形式の魅力です。作業の内容は「ドラマの感想を教えてください」「サービスを利用した経験がある人、体験談を教えてください」など簡単な内容です。

タスク形式の案件事例

タスク形式の1件当たりの単価は、500円以下が相場です。まとまった金額を稼ぐことができませんが、スキマ時間を有効活用しながら案件をこなすことで、月10,000円以上の報酬を狙うこともできます。1件当たりの報酬金額は高くないですが、チリが積もれば山となるスキマ時間のお小遣い稼ぎには最適です。

1つ目のメリットで解説した、「スキルがなくてもできる仕事がある」とも通ずる部分がありますが、スキマ時間を有効活用したい主婦の方や、お小遣い稼ぎをしたい大学生に特におすすすめです。

メリット3：サポート体制が手厚い

クラウドワークスのメリット3つ目は、サポート体制が手厚いことです。

クラウドワークスには会員特典で受けられる様々なサポートがあります。

サポート	詳しい内容
ライフサポート	転居の際の引っ越し費用をサポートする「引っ越し割」、ベビーシッター派遣のためのサポート、シェアエコ型保険の「わりかん保険」などが利用できる。
お仕事サポート	クラウド型の会計ソフト、見積・請求管理ソフトなどを利用できるほか、法律・税務相談、ワーキングスペースの割引などが利用可能。
スキルアップ支援	オンラインでの学習サロンに参加できることや、語学・プログラミングなどのレッスンが受けられるなど、会員のスキルアップ支援も積極的に行っている

特にクラウドワークスを活用して案件を受注しているフリーラインスの方向けのサポートは、非常に充実しています。

このようにクラウドワークスは会員が長く仕事を続けられるように、充実したサポート体制を整えています。安全性や信頼性に関する部分以外にも、ワーカーさんがずっと心地よく働けるようなサポート体制を、クラウドワークスでは整えています。

クラウドワークスを利用するメリット、3つのポイントから解説しました。

クラウドワークスの魅力は、案件数の豊富さです。専門的な案件が数多くある一方で、スキルがなくても仕事ができる案件が山のようにあります。それら1つ1つに応募し、着実に案件をこなしていけば、収入をしっかり得ることができます。

副業をしたいサラリーマンの方に限らず、スキマ時間を有効に活用したい主婦さんや大学生のみなさんにも胸を張っておすすめできるサイトです。気になる方はぜひ登録してみてください。

メリットがある反面、注意すべき点はどこにあるのか。次の章では、クラウドワークス利用時の注意点を解説していきます。

クラウドワークスの注意点

クラウドワークスを利用する際は、以下3つの注意点に気をつけましょう。

注意点を1つずつ紹介していきます。

注意1：仮払いが実行されない中で仕事をしない

クラウドワークスの注意点の1つ目は、仮払いが実行されない中で仕事をしないことです。

仮払いとは、クラウドワークスがクライアントから一時的に報酬を預かる仕組みでした。仮払い制度があることで、報酬の未払いを防ぐことができています。

クラウドワークス上で募集内容を見て応募し、条件が整って契約が成立。でもここで業務を開始してはいけません。必ずクライアントが「仮払い」を実施したことを確認してから、業務を開始しましょう。

なぜならクライアントによる未払いのリスクを避けるためです。クライアントがクラウドワークスに仮払いをすれば、報酬額はクラウドワークスが預かりますので、クライアントは未払いで逃げることができなくなります。

「早く作業に取り掛かりたい」「少しでも早く報酬を手にしたい」という気持ちがあっても、必ず仮払いが行われたことを確認してから業務を開始しましょう。「報酬が支払われない…」というクラウドワークス利用中のトラブルのほとんどが、仮払い前に仕事をしてしまったことが原因として考えられます。

もしあなたがクラウドワークスで初めてのお仕事をする際は、必ずクライアントから仮払いが実行されたのを確認して仕事を行うようにしてください。

注意2：クライアントとのコミュニケーションを密に取るのが大切

クラウドワークスの注意点の2つ目は、「クライアントとのコミュニケーションを密に取るのが大切」です。

クラウドワークスでは、基本的に対面での打ち合わせを行わずに作業を行います。そのため仕事を依頼する側と依頼される側の間で、制作物のイメージの違いが生まれることがよくあります。せっかく時間を割いて仕事をして自信満々に納品したのに、「思っていた制作物と全然違う…」なんてことがよくあるのです。

クライアント側の想定と異なるものが納品されれば、クライアントは作り直しを依頼することになり、結果的に働き手の作業量が増えてしまいます。

作業時には「どんな人に向けたものか」「制作物を通して何を伝えたいのか」など、細かい部分までクライアントに確認しておくことが大切です。

クライアントと働き手で密にコミュニケーションをとり、制作物のイメージを共有し、クライアントの意図に近い制作物を納品することが大切です。

注意3：他のソーシングサービスにも登録しておく

クラウドワークスの注意点の3つ目は、「他のソーシングサービスにも登録しておくこと」です。

これからガッツリ稼いでいきたい方は、クラウドワークス以外にも様々なクラウドソーシングサービスに登録しておきましょう。他のソーシングサービスにも登録しておくことで、出会える案件・クライアントが増えるからです。

例えば、クラウドワークス以外にもランサーズやクラウディアといったソーシングサイトに登録しておくことで、その分だけ出会える案件数も増え、収入も増やすことができます。

実際に、筆者もクラウドワークスとランサーズの両方に登録しています。クラウドワークスではデータ入力を中心とした事務作業を、ランサーズでは記事作成を中心としたライティング案件をこなしています。より多くの案件の中から自分に合った仕事を探し、自分の強みを生かせる仕事に応募しましょう。

クラウドワークス以外にも、ランサーズやクラウディアなどのソーシングサイトに登録しておくことで、見つけれる案件も広がり、どんどん仕事を獲得できます。クラウドワークス以外にも、ぜひ他のソーシングサイトに登録してみてくださいね。

クラウドワークス以外におすすめのソーシングサービスは「クラウドワークスと合わせて登録すべきソーシングサイト3選」にて解説しています。ぜひご覧ください。

クラウドワークスの注意点を3つ解説しました。

最後に、クラウドワークスがおすすめな人をまとめていきます。

クラウドワークスがおすすめな人

ここまでクラウドワークスの評判から、メリット・注意点までを解説してきました。

クラウドワークスをオススメなのは、次にビビッとくる方です。

家事・育児・親の介護のため就労はできないけど、手の空いた時間にお小遣い稼ぎをしたい主婦の方、会社員として仕事を続けながら、もう少し収入を増やしたい会社員の方に、クラウドワークは最適なサービスです。

クラウドワークスには様々な案件が掲載されています。パソコンさえあればできる仕事や、短時間でもできる仕事、特別なスキルが不要な仕事も数多くあります。初心者向けの案件も多いので、仕事をしながらスキルを身につけることもできます。

クラウドワークスは大学生でも仕事ができます。アルバイト以外にも収入を増やすというだけでなく、クライアントとのやり取りを通して社会人としてのスキルを身につけることや、就職後にも役立つ専門的なスキルを獲得することもできます。

実績を積めば、年齢や学生という立場も関係なく単価の高い仕事を受注することもできます。ただクラウドワークスは18歳未満の方は利用できず、18歳以上の未成年も仕事をするのには法定代理人の同意が必要になるので注意しましょう。

クラウドソーシングサイトはここ数年で飛躍的に増えました。しかしどのサービスも会員の安心・安全が守られているとは限りません。その点クラウドワークスは国内最大手のクラウドソーシングサービスで、東証マザーズ上場企業という安心感があります。

クライアントから先に仮払いをしてもらう方式を採用しているため、正しい手順を踏めば報酬未払いも起こりません。「お仕事相談所」のようなコミュニティやスキルアップ支援など、会員をサポートするメニューも豊富なため、安心して続けられることも大きな魅力です。

上記にビビッとくるかたは、ぜひクラウドワークスに登録してみてください。

ランサーズとクラウドワークスどちらがおすすめ？

国内最大級のクラウドソーシングサービスである、ランサーズとクラウドワークス。どちらも取り扱う案件も多く、サポートの充実しているサイトです。「〇〇がオススメ！」と一言でまとめることはできませんが、案件の内容が若干異なります。

両者の違いを一言でいうと、ランサーズは、システム開発・ウェブ制作・デザインなどの専門スキルが必要な案件が多いです。一方クラウドワークスは、ライティング・事務作業など、特別なスキルが要らない仕事が比較的多いのが特徴です。

ランサーズとクラウドワークスの違い、詳しくは「クラウドワークスとランサーズ4つの違いと3つの共通点を徹底解説」をご覧ください。

クラウドワークスの注意点、「他のソーシングサイトにも登録しておく」でも解説したように、当サイトとしては両者に登録することをおすすめします。クラウドワークス・ランサーズのどちらにも登録しておくことで、出会える案件数も増えるからです。

クラウドワークス
ランサーズ

ガッツリ稼ぎたい方は、クラウドワークスとランサーズ両者に登録することをおすすめします。

クラウドワークスと合わせて登録すべきソーシングサイト3選

最後に、クラウドワークスと合わせて登録すべきソーシングサイトを3個紹介していきます。

これから副収入をガッツリ稼ぎたい方は、ソーシングサイトに2〜3個登録するのをおすすめします。なぜなら複数のソーシングサイトに登録することで、出会える案件数が増え、仕事を獲得できる可能性が広がるからです。

クラウドワークスでは出会えなかった案件を、他のソーシングサイトで見つけることができます。また複数のソーシングサイトに登録してみて、徐々に自分にあったサイトに絞っていくという使い方もできます。クラウドワークス以外にも2〜3個のサイトに登録してみてくださいね。

クラウドワークス以外におすすめのサイトは次の3個です。

ランサーズ
クラウディア
ココナラ

1つずつ簡単に紹介していきます。

ランサーズ

1つ目に紹介するのがランサーズです。ランサーズの概要は次の通りです。

運営会社	ランサーズ株式会社（東証マザーズ上場企業）
累計会員数	110万人以上
サービス開始年	2008年
案件数（2021年05月27日に計測）	– システム開発・運用：1,952件 – Web制作・Webデザイン：2,569件 – デザイン制作：770件 – ライティング・ネーミングの仕事・依頼：831件 – タスク・作業の仕事・依頼：779件 – 写真・動画・ナレーションの仕事・依頼：193件 – 翻訳・通訳サービスの仕事・依頼：105件 – 事務・コンサル・専門職・その他の仕事・依頼：885件 – 営業・マーケティング・企画・広報：86件
総契約額（総流通金額）	81億円（2020年実績）
利用社数	3.6万社（2021年9月期実績）
手数料	– 20万円以上：5% – 10万円超〜20万円以下：10% – 10万円以下：20%

クラウドワークスに次いで2番目の規模を誇るランサーズ。サービス開始は2008年と、クラウドワークスよりも4年早くサービスを開始しています。

ランサーズの魅力は、案件数の豊富さです。クラウドワークスには案件数でやや劣りますが、専門的なスキルが必要なシステム開発やWebデザインのお仕事、専門的なスキルを不要なライティング、事務作業などの案件が豊富に掲載されています。

総契約額が年間81億円という実績からも、活発に取引されていることがわかります。案件も比較的見つけやすく、登録からすぐにお仕事を獲得できるでしょう。

クラウドワークスと合わせて登録しておくことで、出会える案件数をグッと広げることができます。「クラウドワークスとあとどのサイトに登録しようか」悩んでいる方は、ランサーズに登録することをおすすめします。

クラウディア

2つ目に紹介するのがクラウディアです。クラウディアの概要は次の通りです。

運営会社	株式会社エムフロ
累計会員数	100万人以上
サービス開始年	2012年
案件数（2021年05月27日に計測）	– タスク・軽作業・事務：1,659件 – ライティング（記事作成）・翻訳：2,541件 – デザイン制作：113件 – システム開発・運用：135件 – Webサイト・HP制作、運用管理：230件 – その他：403件
総契約額（総流通金額）	不明
利用社数	不明
手数料	– 1円～5万の部分：15% – 5万１円～10万円の部分：10% – 10万１円～100万円の部分：5% – 100万１円以上の部分：3% – 時間制の場合：一律10%

累計会員数は100万人以上、2012年からサービスを開始しているクラウディア。

クラウドワークスやランサーズと比較すると全体的な案件数はやや劣りますが、ライティング案件・タスク・軽作業案件は活発に掲載されています。

クラウディアにはデザイン制作やWebサイト制作などの専門的なスキルを必要とする案件は少ないですが、ライティング・軽作業・事務作業など、誰でも仕事ができる案件は豊富です。案件の実に8割以上がライティング・事務作業系の案件になります。

まだ専門的なスキルを持っていない大学生の方や、在宅ワークを初めてみたい主婦さんにおすすめのサイトです。クラウドワークスやランサーズに比べて手数料の割合が低いこともメリットですね。

ココナラ

3つ目に紹介するのが、ココナラです。ココナラの概要は次の通りです。

運営会社	株式会社ココナラ
累計会員数	133万人
サービス開始年	2012年
案件数（2021年05月27日に計測）	– デザイン：30,994件 – イラスト・漫画：69,204件 – Webサイト制作・Webデザイン：22,766件 – 音楽・ナレーション：19,551件 – 動画・アニメーション・撮影：21,349件 – ビジネス代行・相談・士業：26,096件 – ライティング・翻訳：26,042件 – IT・プログラミング・開発：11,081件 – Webマーケティング・集客：11,461件 – 占い：56,932件 – 悩み相談・恋愛相談・話し相手：93,593件 – キャリア・就職・資格・学習：21,954件 – 美容・ファッション・健康：18,598件 – ライフスタイル・エンタメ：32,655件 – オンラインレッスン・アドバイス：13,800件 – マネー・副業・アフィリエイト：11,799件
総契約額（総流通金額）	62億
利用社数	不明
手数料	– 1円〜5万円以下：手数料27.5% – 5万円超〜10万円以下：手数料22% – 10万円超〜50万円以下：手数料16.5% – 50万円超：手数料11%

ココナラはクラウドワークスやランサーズなどと比較すると若干特徴が異なります。というのも、ココナラはスキルシェアと呼ばれるソーシングサイトのジャンルになります。

ココナラでは掲載されているお仕事に応募するのではなく、ワーカー（働き手）自らがお仕事を掲載します。掲載内容を見た企業や団体、個人がお仕事を購入することで、お仕事がスタートする仕組みです。

ココナラは「スキルを売り買いする」というコンセプトの通り、自分の得意なことを何でも販売できるのが魅力です。Web制作系の専門的なスキルもさることながら、お悩み相談（話を電話で聞くだけ）やファッション・メイク相談・節約相談など、専門的なスキルでなくとも得意なことであれば何でも販売できます。

「そんなものまで売れちゃうの？」というように、思ってもみないことが売れることがよくあります。クラウドワークス・ランサーズ・クラディアとは少しタイプが異なりますが、幅広いスキルを販売できるのがココナラです。気になった方はぜひ登録してみてくださいね。

以上が、クラウドワークス以外のオススメのソーシングサイトになります。気になるサイトがあれば、ぜひ登録してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。最後に、記事全体のまとめを解説していきます。

クラウドワークスの概要は次の通りでしたね。

運営会社	株式会社クラウドワークス（東証マザーズ上場企業）
累計会員数	200万人以上
サービス開始年	2012年
案件数（2021年05月27日に計測）	– システム開発：287件 – アプリ・スマートフォン開発：66件 – ホームページ制作・Webデザイン：318件 – ECサイト・ネットショップ構築：937件 – デザイン：721件 – ネーミング・アイデア：61件 – ライティング/記事作成：2,385件 – 事務/簡単作業：2,913件 – ビジネス・マーケティング・企画：520件 – 翻訳・通訳サービス：283件 – 写真・画像・動画：773件 – 3D-CG制作：20件 – ハードウェア設計・開発：8件 – 音楽・音響・BGM：138件 – 暮らし・社会：15件 – プロジェクト・保守運用メンバー募集：10件
総契約額（総流通金額）	127.7億円（2020年9月期実績）
利用社数	4.2万社（2020年3月期実績）
手数料	– 20万円以上：5% – 10万円超〜20万円以下：10% – 10万円以下：20%

クラウドワークスのメリット・注意点は次の通りでした。

クラウドワークスをオススメなのは、次にビビッとくる方でしたね。

パソコン1台で、これからガッツリ稼ぎたい方は、クラウドワークス以外にも以下3つのサイトに登録するのをお忘れなく。

ランサーズ
クラウディア
ココナラ

ソーシングサイトに2〜3個登録をしておき、自分に合うサイトを見つけてみてくださいね。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。