副業Webライターの始め方3STEP|未経験・初心者からのWebライター航海図

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  • 「何から始めれば良いの?」
  • 「副業Webライターとしてこれから仕事をしたい!」
  • 「未経験/初心者でもライターとして仕事ができるのかな…」

あなたは今こんなことを考えていませんか?

結論からいうと、Webライターの仕事は誰でも始められます。もう少し細かく説明すると、Webライターの仕事はネットに繋がるパソコンと日本語が扱えれば、今すぐに始めることができます。Webライターの仕事に必要な資格はなく、「Webライターです」と名乗れば、Webライターの仲間入りを果たせます。

近年はクラウドソーシングサイトの登場により、仕事を獲得するハードルがグンと下がりました。

クラウドソーシングサイトとは、ネット上で仕事の受発注を行うサイトのこと。仕事をお願いする企業/団体と仕事をしたい個人双方が登録している。仕事の応募から報酬の受け取りまで1つのサイトで完結するサイトのこと。クラウドワークスやランサーズなどが代表的サイト。

そのため、企業に営業して記事執筆のお仕事を獲得する必要がなくなりました。クラウドソーシングサイトに登録し、Webライティングの仕事に応募して採用されれば、誰でも自宅から仕事ができて稼げるのです。

このようにソーシングサイトに登録すれば、未経験/初心者からでもWebライターとして活躍できます。Webライターとして月5万円・10万円を目指すことも夢ではありません。

現に筆者である私も、副業でWebライターをしています。未経験からライティングをスタートし、今では月5万円の収入を得ています。本業が終わった後の平日2時間ほどを執筆時間に当てているため、それほど負担なく仕事ができています。そんな私の生々しい体験談もこの記事ではご紹介しています。

この記事はWebライターの航海図となっています。文字数は約2万文字。この記事にかかった制作時間は20時間ほど。Webライターとして未経験からスタートした私だからこそわかる、落とし穴・コツ・ポイントなどを全て凝縮した記事になりました。

この記事を読めば、Webライターとしての始め方を理解できることはもちろん、自分の目標とする収入別に、どんなアクションを取ればいいのかがわかります。詳細は「Webライターの稼ぎ方を収入別に紹介」で解説しています。

後半には、私が皆さんにお伝えしたい「過去にこうしておけば良かった…」という反省を踏まえた、Webライターとして働く上で大切な5つのポイントを紹介しました。

最後には、Webライターとして案件を獲得する2つのコツと仕事をする上で注意すべき4つの注意点をもれなく解説しました。ぜひ最後までお付き合いください。

そしてこの記事を参考に、あなたもぜひWebライターデビューを果たしてみてくださいね。では早速解説していきます。

目次

未経験からWebライターになるには?Webライターの始め方3STEP

早速この章から、未経験からWebライターになるステップを解説してきます。

Webライターとして仕事を獲得し、お金を稼ぐステップは次の3STEPです。

Webライターの始め方3STEP
  • クラウドソーシングサイトに登録する
  • 案件に応募する
  • クライアントと契約をし、納品する 

この3つのステップを踏むだけで、あなたはWebライターとしてデビューを果たすことができるのです。Webライターになるための3つのステップを1つずつ解説します。

クラウドソーシングサイトに登録する

Webライターの始め方、1つ目のステップは「クラウドソーシングサイトに登録する」ことです。

クラウドソーシングサイトとは、働き手と企業をマッチングするサイトのことです。クラウドソーシングサイトには、仕事をお願いしたい企業と、仕事をしたい働き手が登録しています。

仕事をお願いしたい企業が案件をサイトに掲載、働き手が仕事に応募して契約することで仕事がスタートします。

仕事の検索から報酬の支払いまで1つのサイト上で完結するサービスです。Webライティングのお仕事も、ソーシングサイトに多数掲載されています。

クラウドワークスに掲載されているライティング案件の事例

中には未経験OKや初心者OKといった案件も数多くあるので、経験がなくともいきなりライティングの仕事を獲得することができるのです。

クラウドソーシングサイトに登録すれば、ライターとして営業する必要もありませんし、法人設立や個人事業主としての手続きをする必要もありません。クラウドソーシングサイトに募集している案件に応募し、採用されればWebライターとして仕事ができるのです。

クラウドソーシングサイトで仕事を受けるためには、まずはサイトに会員登録しなければいけません。サイトには、個人のプロフィールやこれまでの業務経験・保有資格などを登録します。「どんな作業が得意か」、ライティングであれば「どの分野の記事を書けるか」を、サイト登録後は記入しましょう。

Webライターとして仕事をしたい方は、まずはクラウドソーシングサイトに登録してみましょう。Webライターにおすすめのソーシングサイトは、「Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト3選」で解説しています。ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。

案件に応募する

Webライターの始め方、2つ目のステップは「案件に応募する」ことです。

ソーシングサイトに登録し、プロフィールを記入したらライティングの仕事を検索し、興味のある仕事に応募してみましょう。

クライアントに選ばれるためには、経験や実績などでアピールすることはもちろんですが、募集内容に対してどんな作品を提供できるかという「提案力」も問われます。

募集要項をしっかり読み、どんなライターが求められているのかをまずは確認しましょう。そして「自分ならどんなライティングができるか?」「どんな価値を生み出せるのか?」を考え、気になる案件には応募してみましょう。

例えば筆者の場合、本業が介護職の仕事ということもあって、介護関係のライティングの案件には片っ端から応募しました。応募文には本業で介護職についていること、資格を保有していることなどを記載し、クライアントにアピールをしました。

ライティング未経験でしたが、自分ならどんな価値を生み出せるかをしっかりアピールすることで無事に仕事を獲得できました。未経験でも臆することなく、気になった案件には応募してみましょう。

クライアントと契約をし、納品する

Webライターの始め方、3つ目のステップは「クライアントと契約をし、納品する」ことです。

気になる仕事に応募してみて、無事に採用されサイト上で契約を行ったら、いよいよWebライターデビューです。クライアントからの要望を聞き、記事を執筆し始めましょう。記事が出来上がったら、原稿をクラウドソーシングサイト上に納品します。

記事を作成し、納品したら終了というわけではありません。クライアントが制作物を確認・校正し、修正指示が出す場合もあります。クライアントから記事のOKが出て、記事が完成したらWebライターとしての念願の報酬を得ることができます。


以上がWebライターの始め方3STEPになります。

わずか3STEPであっさりした内容になっていますが、Webライターとして仕事を獲得し、報酬を得るステップはこの3ステップです。クラウドソーシングサイトにまずは登録して、気になる案件に片っ端から応募。採用されたら記事を執筆し納品するだけです。何も難しいことはありません。

ソーシングサイトには”未経験OK!”や”初心者歓迎”などの案件が数多くあります。まずはソーシングサイトに登録し自分の気になる案件を探して見てください。

Webライターの始め方、3つのステップを解説しました。

Webライターの始め方3STEP
  • クラウドソーシングサイトに登録する
  • 案件に応募する
  • クライアントと契約をし、納品する 

おすすめのソーシングサイトを紹介する前に、実際に副業Webライターがどのように仕事をして、どのくらいの収入を得ているのか、副業Webライターの私の体験談を元に紹介します。

副業Webライターの体験談/収入例

それではこの章から副業Webライターとして月5万円前後の収入を得ている私の体験談をご紹介していきます。

筆者のプロフィール
  • 年齢
    • 43歳
  • 性別
    • 男性 
  • 本業
    • 介護職:特別養護老人ホーム勤務)
  • クラウドワークスを始めた経緯
    • 趣味に使うための副収入が欲しかったから
  • クラウドワークスでの収入推移
    • 1年目:月1万円
    • 2年目:月2万円〜3万円
    • 3年目:月3万円〜4万円
    • 4年目:月5万円

副業Webライターを始める前

私は介護業界で働き始めて18年。現在は特別養護老人ホームで、入所希望者の受け入れやご家族や関連機関との連絡調整を行う相談員として勤務をしています。業界の中では恵まれた給料をいただいていますが、将来のことも考え、副収入が欲しいと考えるようになりました。

クラウドソーシングサイトに登録

ある時、クラウドソーシングサイトに登録しWebライターとして活動している人がいることを知りました。自分の介護業界での経験などをWebライターとして生かせるのではないかと、クラウドワークスに会員登録しました。

会員プロフィールには、自分の保有資格や経験、自分が執筆していた介護に関するブログなど、できるだけ具体的な内容を書くようにしました。

はじめて案件に応募し、記事を納品

クラウドワークスで仕事を検索してみると、介護業界での転職や、介護職としての体験談など、介護に関する記事作成の募集が多かったので、執筆するのに自信がある案件に応募しました。

応募したところ、無事に採用され、記事を作成し、そのまま報酬を得ることができました。ライターとしては未経験でしたが、こんなにも簡単にライターとしてお金を稼ぐことができるのかと当時は非常に感動したのを今でも覚えています。

継続依頼で文字単価アップ

最初は1文字あたり1円以下の仕事が多かったので、収入が急に増えるということはありませんでした。ただ、続けていくうちに、継続依頼をいただいていたクライアントさんから単価アップを提示されたことで文字単価がアップし、報酬をグッと上げることができました。

運良くそのクライアントさんが、ライティングに対して丁寧にフィードバックをしてくれる会社さんでした。最初は未経験からスタートしましたが、仕事をする中でライターとして成長を続け、高単価な案件に応募しても契約していただくことが増えました。

もちろん本を購入してライティング技術をインプットしたり、自分が読みやすいなと思う文章を写経したりする努力をコツコツ続けたりもしました。

現在継続していただいている仕事は、文字単価1.5円の仕事もあれば、文字単価3円の仕事もあり、金額にはばらつきがあります。仕事量はその月によって異なりますが、3,000文字から10,000文字くらいの記事を一か月で10本程度書いていて、副業としての収入は平均すると月4~5万円程度です。

執筆時間は多くても1日2時間程度にしています。依頼が多い月もあれば少ない月もあるので、収入は不安定です。ただ副業収入を生活費に充てているわけではないので、無理のないように副業として執筆を行っています。

副業Webライターを通して得たこと

副業でWebライターをして良かったことは、経済的に余裕ができたことはもちろんですが、ライティングのスキルを身につけることができ、自信をつけたことです。

介護業界でも記録や報告書などの書類作成を行うことが多くあります。どのように書けば伝わりやすいか、何から書き始めるべきかなど、Webライターとして得たスキルは確実に本業に生かされていると思います。

反対に、副業Webライターとして大変だったことは、スケジュールと仕事量の管理です。1か月でどのくらいの仕事をこなせるか、自分で判断しなければいけません。

継続していただいているクライアントからの依頼はできるだけ受けたいと思うものの、本業の仕事もあるので、いくらでも受けることができるわけではありません。締め切りまでのタイムスケジュールを考えながら、作業を進めなければいけないという部分に苦労しました。

これから副業Webライターを始めたい人へ

これから副業Webライターを始めたいという人に伝えたいことは、無理をしてはいけないということです。副業で無理をすると、睡眠時間が不足することや、リフレッシュする時間が取れないなど、本業にも支障が出てしまいます。

収入を増やすことももちろん大事なことですが、無理して仕事を増やさないことが大事です。また、ライター側の都合を優先して仕事量を交渉・調整してくれるクライアントさんは特に大事にした方がいいと思います。


以上、介護業界で働きながら副業Webライターをしている私自身の体験談をご紹介しました。これからWebライターになろうと考えている方の参考になれば幸いです。

次の章ではWebライターを始めたいと考えている方におすすめのクラウドソーシングサイトをご紹介します。

Webライターにおすすめのソーシングサイト3選

この章から、Webライターが登録すべきソーシングサイトを3個紹介していきます。

クラウドソーシングサイトには、「初心者歓迎」「未経験歓迎」などの案件が数多くあるので、初心者ライターはまずは未経験歓迎などの案件に応募すると良いでしょう。勉強会などを開催しているクライアントもありますので、そういった案件に採用されれば、ライティングスキルを勉強しながらお金を稼ぐことができます。

経験問わずソーシングサイトは誰でも登録できます。気になるサイトがあれば、ぜひ登録してみてください。

Webライターにおすすめのソーシングサイトは以下の3個です。


クラウドワークス

ランサーズ

クラウディア

1つずつ詳しく解説していきます。

クラウドワークス

1つ目に紹介するのが、日本最大規模のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」です。

2012年のサービス開始以来、累計会員数は200万人を超え、年間の総契約額は127.7億円(2020年9月期実績)の実績を誇ります。

運営会社株式会社クラウドワークス(東証マザーズ上場企業)
累計会員数200万人以上
案件数ライティング/記事作成:2,385件
(2021年05月27日時点)
手数料・20万円以上:5%
・10万円超〜20万円以下:10%
・10万円以下:20%

クラウドワークスの最大の特徴は、案件の豊富さです。クラウドワークスは実に、2,300件を超えるライティング/記事作成の案件が掲載されています。中には「初心者歓迎」から「未経験者OK!」などの案件も多数あり、初心者/未経験者でも登録後に案件に応募できます。

クラウドワークスの案件例

体験談をご紹介した私が登録しているのもクラウドワークスです。最初は文字単価0.5円からのスタートでしたが着実に力をつけ、今では文字単価1.5円のお仕事をしています。クラウドワークスで今のクライアントに出会えたことをすごく感謝しています。クラウドワークスはとにかく案件が多いので、あなたにもきっと魅力的な案件が見つかりますよ。

どのソーシングサイトに登録すれば迷っている方はクラウドワークスへの登録をおすすめします。
案件は定員が埋まり次第、終了となります。気になる方は、お早めにクラウドワークスに登録することをおすすめします。

クラウドワークスについての評判を知りたい方は、「クラウドワークスの口コミ・評判|3つのメリットと3つの注意点」をご覧ください。クラウドワークスの安全性やメリット・注意点、おすすめな人ついてを詳しく解説しました。

クラウドワークス登録後の「稼ぎ方」を知りたい方は、「クラウドワークスは稼げる?稼げない?月5万円稼ぐ私が稼ぎ方のコツを6個紹介」をご覧ください。クラウドワークスは稼げるのか?を述べた上で、クラウドワークスで月5万円以上稼ぐためのコツを詳しく解説しました。

ランサーズ

2つ目に紹介するのが、「ランサーズ」です。

2008年のサービス開始以来、累計会員数は110万人を超え、年間の総契約額は81億円(2020年実績)の実績を誇ります。クラウドワークスに次ぐ、日本最大規模のクラウドソーシングサービスです。

運営会社ランサーズ株式会社(東証マザーズ上場企業)
累計会員数110万人以上
案件数ライティング・ネーミングの仕事・依頼:831件
(2021年05月27日時点)
手数料・20万円以上:5%
・10万円超〜20万円以下:10%
・10万円以下:20%

クラウドワークスと比べると案件数が見劣りするランサーズですが、案件の質はクラウドワークスに引けをとりません。文字単価2円以上の案件も多数掲載されています。もちろん「初心者歓迎」や「未経験者OK」などの案件などもあることから、Webライター未経験者でも応募できる案件が見つかりますよ。

ランサーズの案件例

プロフィールに実績や経歴を記入しておけば、企業からスカウトを受けることもできます。継続的な仕事の依頼があれば、文字単価UPなどの交渉も可能です。クラウドワークスと合わせて登録しておけば、見つける案件の幅をグッと増やすことができ、理想的な案件に出会えるでしょう。

またランサーズの運営元、ランサーズ株式会社は上場企業であるため、安全面は問題なし。安心して登録から利用ができますよ。

クラウディア

最後に紹介するのが、株式会社エムフロが運営する「クラウディア」です。累計会員数は100万人以上の実績を誇ります。

運営会社株式会社エムフロ
累計会員数100万人以上
案件数ライティング(記事作成)・翻訳:2,541件
(2021年05月27日時点)
手数料・1円~5万の部分:15%
・5万1円~10万円の部分:10%
・10万1円~100万円の部分:5%
・100万1円以上の部分:3%
・時間制の場合:一律10%

クラウディアの特徴は、案件数です。クラウドワークス・ランサーズよりも多い、2,541件のライティング案件が掲載されています。

またクラウドワークスやランサーズよりも会員数が少ないため、応募倍率も少ないことが予想されます。仕事が見つかる確率が、クラウドワークスやランサーズよりも高いといえるでしょう。

クラウディアの案件例

クラウドワークスやランサーズよりも手数料が低いのも魅力ですね。クラウドワークス・ランサーズと合わせてクラディアにも登録しておけば、応募できる案件の幅も広がりますよ。

\誰でもできるお仕事が豊富!/

クラウディアに無料登録してみる


以上3個が、Webライターにおすすめのソーシングサイト3選になります。気になるサイトがあれば、ぜひ登録してみてくださいね。 

Webライターの稼ぎ方を収入別に紹介

「これからWebライターの仕事をしたい!」と考えている方の中には、「収入」を特に気にされている方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、副業Webライターの収入はライターによって大きく違ってきます。月1万円前後の収入のライターさんもいれば、私のように月4万〜5万円稼いでいるライターもいれば、月10万円・30万円を稼いでいるライターさんもいます。

この章ではこれからライターとして仕事をしてみたい方向けに、収入別に「働き方」をご紹介していきます。

そもそもWebライターの月収は、「文字単価」×「文字数」×「1ヶ月の記事執筆数」で決まります。例えば私の場合、文字単価1.5文字で契約しています。そして平均7,000文字の記事作成を月5本作成しています。私の収入の内訳は、「1.5文字」×「7,000文字」×「5本」=52,500円/月となっています。

Webライターの収入を考える際は、この計算式を頭に入れながら仕事をすることが大切です。収入を増やすためには、「文字単価」×「文字数」×「1か月の記事執筆数」のいずれかを増やす必要があるからです。つまり収入を増やすために、次のいずれかのアクションが必要になります。

収入を増やすための方法
  • 文字単価の高い仕事に応募して契約を取る(文字単価を上げる)
  • 執筆文字数の多い(長文の)記事作成案件を受ける(文字数を増やす)
  • 契約案件を増やし、1ヶ月の記事執筆本数を増やす(記事執筆数を増やす)

目標とする収入を「1万円」「5万円」「10万円」と設定した場合、以下のような働き方で目標金額を稼ぐことができます。

目標金額/月1万円5万円10万円
文字単価0.5~1円1円1.5円以上
文字数5,000文字5,000~7,000文字7,000文字以上
記事執筆数5本7~10本10本

目標金額を稼ぐための方法を、月1万円・5万円・10万円に分けて具体的に紹介していきます。

月1万円稼ぎたい場合

月1万円稼ぎたい場合の働き方を紹介します。月1万円を稼ぎたい場合は、文字単価は0.5円〜1円、字数は5,000文字、月5記事ほどの働き方で稼ぐことができます。

月1万円稼ぎたい場合

(月1万円以上)=(文字単価0.5~1円)×(5,000文字以上)×(5本以上)

まだ実績や評価の少ないWebライターは案件に応募してもクライアントから敬遠されることが多く、なかなか高単価の案件を受けることはできません。そのため最初は、文字単価1円以下の仕事からスタートすることが多いでしょう。

ただ文字単価0.5円のお仕事でも、5,000文字前後の記事作成を月5本執筆できれば、それだけで月1万円の収入になります。月1万円の収入を稼ぎたい場合は、まずは仕事を選ばずに自分が執筆できそうな案件にどんどん応募していくことをおすすめします。

正しい日本語を扱い、誤字脱字がない記事を執筆すれば、月1万円を稼ぐことはそれほど難しいことではありません。自分の得意な分野・業界の記事執筆案件があれば積極的に応募しましょう。

月1万円の収入を目指したい場合は、文字単価1円を割ってもいいので仕事を選ばず手を動かし、積極的に仕事を獲得することを意識してみてください。

月5万円稼ぎたい場合

月1万円の収入を獲得できたら、次は5万円の収入を目指してみましょう。Webライターとして月5万円の収入を獲得したい場合、文字単価1円、5,000文字〜7,000文字の記事作成を月に7〜10本執筆しましょう。

(月5万円以上)=(文字単価1円以上)×(5,000〜7,000文字以上)×(7〜10本以上)

文字単価1円以下の仕事で月5万円を稼ぐのは厳しいです。なぜなら文字単価1円を切ってしまうと、それだけ文字数を増やさなければいけないからです。先ほどの計算式を思い出してみてください。

(Webライターの月収)=(文字単価)×(文字数)×(1ヶ月の記事執筆数)

例えば文字単価0.5円の仕事だと、月5万円達成するためには月に10万文字も記事作成が必要になります。これは5,000文字の記事作成を、月に20記事執筆するのと同じです。1,000文字の執筆には約1時間かかるので、文字単価0.5円で月5万円稼ぐとなると100時間が必要になります。副業に月100時間(1日3時間)を割ける方は多くはないでしょう。そのため月5万円稼ぐためには、文字単価を1円以上にしていくことが必須です。

また月5万円稼ぐには、5,000~7,000文字といった1記事あたりの文字数が多い案件を増やしていくことも必要です。1記事5,000文字〜7,000文字、月に7〜10本の記事作成を行わなくてはいけないため、月5万円の収入を目指したい場合は、時間の確保も必要になります。

私の場合は、副業Webライティングの仕事に1日2時間・週10時間・月40時間ほどを使っています。1日2時間以上、1週間で最低でも10時間は時間の確保が必要でしょう。

案件を獲得するためには、日本語を正しく扱えるだけではなく、基礎的なライティングスキルや、ユーザーの心理を理解するためのマーケティングスキルを身につけることが必要です。 

月5万円以上の収入を目指したい場合は、文字単価・文字数・執筆本数、すべてにおいてステップアップする必要があります。月5万円を稼ぐ場合、目安として文字単価1円以上、5,000文字〜7,000文字の記事作成を月に7〜10本程度こなすことが必要と覚えておきましょう。

月10万円以上稼ぎたい場合

Webライターとして月10万円の収入を副業で稼いでいる方は、ライターとしてもトップクラスだと言えるでしょう。

株式会社ビズヒッツが調査したアンケート結果でも、副業ライターで月10万円を超えている方は全体の約2%であることがわかっています。

以下は、Webライターの収入公式を使い、月10万円以上の収入をシミュレーションしたものです。

(月10万円以上)=(文字単価1.5円以上)×(7,000文字以上)×(10本以上)

副業で月10万円以上の収入をWebライティングで稼ぎたい場合は、「文字単価」と「時間の確保」の2つが重要になります。

文字単価1円の案件だけでは、月10万円の目指すことは厳しいと言えるでしょう。なぜなら文字単価1円の仕事を受注する場合、月10万円を目指すには月10万文字の記事執筆作業が必要になるからです。

私の場合、記事作成のリサーチなども含めて、1時間に1,000文字程度を執筆するのが精一杯です。10万文字の記事作成となると100時間が必要になります。副業で月100時間(1日あたり約3時間)の確保は、難しいのが実情です。そのため月10万円を目指すには、文字単価1.5円以上の案件をこなすのが必須といえるでしょう。

仮に文字単価2円のライティングのお仕事を受注できたとしても、月に5万文字も記事作成が必要になります。そのため文字単価を上げる努力以外にも、ライティング時間の確保が必要です。

副業Webライターとして月10万円以上の収入を稼ぐのは正直狭き門ですが、「ライターとしてのレベルアップ」「時間の確保」、この2つを意識すれば不可能ではありません。時間の確保をしつつも、まずはライターとして自身のレベルアップをすることが先決だと言えるでしょう。

次の章では、”初心者Webライターに伝えたいWebライターとして働くのに大切な5つのポイント”を詳しく解説していきます。

勘が良い方はお気づきかもしれませんが、Webライターとして収入を上げるのに最も効率が良いのは文字単価を上げることです。なぜなら文字単価を上げれば、執筆にかかる労力は変えず、収入を増やせるからです。先ほどの公式に当てはめて考えてみましょう。

  • 文字単価0.5円の場合
    • 7,000文字/記事×5本=17,500円
  • 文字単価1円の場合
    • 7,000文字/記事×5本=35,000円
  • 文字単価1.5円の場合
    • 7,000文字/記事×5本=52,500円
  • 文字単価2円の場合
    • 7,000文字/記事×5本=70,000円

7,000文字の記事作成の仕事を月に5本こなす労力は同じでも、文字単価が変わるだけで収入には大きな差が出ることがわかります。特に文字単価1円と2円とでは、収入に2倍の差ができます。文字単価を上げることこそが、Webライターとして効率よく稼ぐコツなのです。

ここで文字単価を上げる方法を紹介します。

  • 医療や金融など、専門性の高い分野の記事を執筆する
  • SEOライティング・セールスライティングなど、ライティングスキルを獲得する
  • 継続して仕事を発注してくれるクライアントに交渉して、文字単価を上げてもらう

Webライターを始めてみて、「本格的に収入を上げていきたい!」と思い始めたら、ぜひ「文字単価」を上げることを意識してみてください

初心者Webライターへ「Webライターとして働く上で大切な5つのポイント」

続いて、私先輩WebライターからWebライターとして働く上で大切な5つのポイントをご紹介していきます。

私自身がWebライターとして駆け出しの頃の自分に伝えたい内容を元にポイントを作成しました。「これをしっかりやっておけば良かったなぁ…」というポイントばかりです。

Webライターとして働く上で大切な5つのポイント
  • ライターとしてまずは場数を増やすのが大切
  • ライティングスキルを日々インプットする
  • ユーザーニーズを理解したマーケティングスキルも身につける
  • 自分の専門性を活かせる案件を受注する
  • 継続的に案件を発注してくれるクライアントに出会う

1つずつ解説していきます。

ライターとしてまずは場数を増やすのが大切

初心者ライターに伝えたいポイント、1つ目は「ライターとしてまずは場数を増やすのが大切」なことです。

初心者ライターは、まずは手を動かすことを意識してください。ライティングの本を読んだり、ライターの勉強をすることはもちろん大切です。しかし1番大切なことは、手を動かし、実際に記事を書くことです。

よくあるライターとして成長しない原因の1つが、インプットで満足してしまうケースです。著名なライターの本を読んだり、セミナーに参加して理解が進み、そこで満足してしまうライターさんが非常に多いです。

実は「分かる」ことと「できる」ことには、天と地ほどの差があるのです。記事の書き方が分かっていても、実際にはうまく記事を書けないケースが大半です。

実際にまずは手を動かしてみて記事を執筆してみましょう。最初は自分の思うような記事が書けず、ストレスが溜まり投げ出してしまいたくなります。理想と現実とのギャップに、心が萎えそうになることもあります。

しかし今活躍しているライター・稼いでいるライターも、皆さん最初は苦労してその壁を乗り越えてきています。最初は思うような記事が執筆できなくても、まずは手を動かし、記事を執筆しましょう。ライターとしてレベルアップするために重要なのは、インプットとアウトプットを繰り返しながら毎日コツコツと手を動かすことです。

私自身も最初は文字単価0.5円の記事を作成しており、時給換算すると「500円」でしたがが、収入ではなく手を動かして経験を貯めることを重視していたため、なんとか壁を乗り越えることができました。

最初からトップレベルのライティングスキルを持っている人は稀です。まずは自分がどの程度のレベルにあるのか、インプットももちろん大切ですが、実際に手を動かしてみて記事を作成してみることをおすすめします。

ライティングスキルを日々インプットする

初心者ライターに伝えたいポイント、2つ目は「ライティングスキルを日々インプットする」ことです。

前の章で、手を動かしてライティングをする重要性を述べました。それと同時にライティングのインプットも欠かさず行いましよう。

ライティングの経験を重ねることで、一定のレベルまでライティングスキルは向上します。しかし優秀なライターになるためには、日々新しい知識をインプットすることも必要です。

Webライターの仕事をしていると、「自分はわかりやすい文章を作成できているのか?」「自分の文章が果たして読者の気持ちを揺さぶっているのか?」など、読者からの声が分からないのが正直なところです。

書籍から、プロのライターの思考法を学ぶのもよし。場合によってはWebライターの講座を受講するなどして、プロから直接教えを受けることもおすすめです。

ここではWebライターを目指す方におすすめの書籍をご紹介するので、ぜひ手にとってライティングスキルをインプットしてみてくださいね。

Webライターを目指す方におすすめの書籍

プロライターの思考法を学びたい方におすすめ

日本語の基本的な文法などを再度学び直したい方におすすめ

SEOライティングを中心としたWebライティングスキルを学びたい方におすすめ

論理的な文章の書き方を学びたい方におすすめ

ライティングを通じて商品を販売するセールスライティングを身に付けたい方におすすめ

ライターとしてライティングスキルを日々インプットし続けることで、表現の幅が広がり、良い文章を執筆することができます。

日々インプットし、そのインプットを自分の文章にアウトプットするというサイクルを繰り返すだけでも、他のライターよりも差をつけることができます。

ユーザーニーズを理解したマーケティングスキルも身につける

初心者ライターに伝えたいポイント、3つ目は「ユーザーニーズを理解できる、マーケティングスキルも身につける」ことです。

ただ単に文章を書くだけがWebライターの仕事ではありません。作成する記事の先には、記事を読む読者がいます。

「読者はなぜこの記事を読もうとしているのか」「読者はどんな悩みを抱えてこの記事にたどり着いたのか」「読者はこの記事を読むことでどんな願望を叶えようとしているのか」など、Webライターには文章を執筆時に読者視点に立った記事作成やマーケティングのスキルが求められます。

雑誌と違い、Web上の記事は基本的にどれも無料で読めるものばかりです。そのため、自分が読みたい内容がかかれていないと感じた読者はすぐさま他の記事に行ってしまいます。

雑誌ではお金を払っているため、隅から隅まで文章を読んでくれますが、無料で読めるWeb上の記事は、少しでも違和感を感じたら退出していまうのが現実です。どんなに感動的な文章を作ったとしても、どんなにセンセーショナルな内容の記事であったとしても、読者(ユーザー)の目的に沿っていなければ、読者は平気で他のメディアに訪れてしまいます。

そのためWebライターには、読者の視点に立ち、読者が求めていることを深く考えるマーケティングスキルが必要になります。

「どのような人がこのコンテンツを読んでいるか?」「その人がどんな情報を求めているのか?」読者のイメージを膨らませ、ユーザーの困りごとや不安を解決するコンテンツを作ることがWebライターには求められます。

反対にマーケティングスキルを持ったWebライターは、非常に少ないです。当サイトもクラウドワークスを利用してライターを募集していますが、読者視点に立ったライターの応募は100人の応募で1人いるかいないかという肌感です。

マーケティングスキルも身につけることで、他のライターよりも差をつけることができます。マーケティングスキルを合わせ持ったWebライターは高い評価を受け、将来的にも活躍の場を広げることができるといえます。

マーケティングスキルを身につけるのにおすすめの書籍

「マーケティングとは」を知りたい人。マーケティングの入門書を探している人向け

Webマーケティングの全体像を知りたい人。Webマーケティングの入門書を探している人向け

人はどんな理由で物を購入するのか?なぜ行動するのかを知りたい人向け

自分の専門性を活かせる案件を受注する

初心者ライターに伝えたいポイント、4つ目は「自分の専門性を活かせる案件を受注する」ことです。

専門性を活かせる案件を受注することで、以下2つのメリットがあります。

  • 専門性が高いため、書き手が少なく文字単価が高くなる
  • その分野に関してすでに知識があるので、記事作成のためのリサーチ時間が少なくなる

例えば、これから副業としてWebライターを始めようと考えている人は、本業として特定の業界で働いているはずです。看護師であれば医療業界、介護士であれば介護業界、歯科衛生士であれば鹿業界、不動産営業マンであれば不動産業界など、本業の業界の知識を活かした専門的な案件を受注できれば、上記のメリットの恩恵を受けられます。

今働いている仕事、これまで経験した仕事、特殊な資格やスキルなど、自分の専門分野が誰しも必ずバックグラウンドにあるはずです。なにも仕事でなくても、趣味の知識を活かせるライティングのお仕事もあります。魚釣り・自動車・料理など、趣味に関する記事作成のお仕事でも多岐に渡ります。

私自身の例ですが、私は長年介護業界で働いていた経験を生かして、介護分野に特化してライティングの副業を行っています。「介護」というだけで書き手が少ないからから、資格や経歴をアピールすることで最初から文字単価1.0円のお仕事を獲得するのに成功しました。

自分の武器を持っていることで、継続して執筆依頼をいただくことができています。専門的な記事は文字単価も高くなり、リサーチをする時間が少なくなるため効率的に稼ぐことができます。

まずは自分の資格や専門性、趣味などを一通り思い浮かべてみて、クラウドワークスやランサーズなどでキーワードを入れて検索し、仕事が掲載されていないか確認してみましょう。自分の専門性を活かした分野に絞って案件に応募するのも一手です。

継続的に案件を発注してくれるクライアントに出会う

初心者Webライターが収入を増やすためには、継続的に案件を発注してくれるクライアントに出会うことが大切です。継続して受ける案件が多くなれば、毎月の収入の変動が少なくなり、収入が安定するからです。

Webライターの収入は、その月の仕事量によって大きく変動します。固定で収入を得ることは珍しく、その月の執筆本数によって収入が変動してきます。

例えば私の場合でも、月に3万円の収入の時もあれば10万円の収入の時もあります。当初は単発での記事作成の仕事が多かったので月の収入は全然安定しませんでした。

「継続的に案件を発注してくれるクライアントに出会えば、精神的にも楽だよ」と過去の自分にも伝えてあげたいです。毎月5本執筆・10本執筆と、継続して案件を発注してくれるクライアントがいれば収入は安定します。

また継続的に発注してくれるクライアントと続けて仕事をしていくことで、コミュニケーションがとりやすくなり、クライアントが何を求めているのか、どんな記事を書けばいいのかもわかるようになります。コミュニケーションにかかる無駄や記事執筆に関する無駄も少なくなります。

クラウドワークスやランサーズでは案件の募集要項に「継続あり」「長期での募集」などが記載されている案件も多数存在します。ライティングの仕事に慣れてきたらこういった案件に応募し、継続的に案件を発注してくれるクライアントに出会うことを目指しましょう。

収入の安定や仕事のしやすさという面から考えると、多少単価の安い案件でも、継続して案件を発注してくれるクライアントは貴重です。継続して発注してくれるクライアントと出会うことは、Webライターが収入を増やすために必要なポイントです。


Webライターとして働く上で大切なポイントを5つ解説しました。Webライターデビュー後はぜひ意識をしてみてくださいね。

Webライターとして働く上で大切な5つのポイント
  • ライターとしてまずは場数を増やすのが大切
  • ライティングスキルを日々インプットする
  • ユーザーニーズを理解したマーケティングスキルも身につける
  • 自分の専門性を活かせる案件を受注する
  • 継続的に案件を発注してくれるクライアントに出会う

次の章では、初心者Webライターが案件を獲得していくためのポイントを解説していきます。

Webライターとして案件を獲得する2つのコツ

Webライターとして案件を獲得するためには2つのコツがあります。受けたい案件に闇雲に応募してみても契約を勝ち取ることはできません。以下のコツを意識して応募してみましょう。

Webライターとして案件を獲得する2つのコツ
  • 相手の目的を把握して応募文を送付する
  • 応募文には過去の実績やライターとしての経歴を細かく記述する

 相手の目的を把握して応募文を送付する

Webライターとして案件を獲得するコツ、1つ目は「相手の目的を把握して応募分を送付する」です。クラウドワークスやランサーズなどで仕事に応募する際は、応募文をしっかり読んでから応募するようにしましょう。

当サイトでもライターの募集をしていますが、募集要項に記載されている通りに応募してくれないライターさんが非常に多いです。

募集要項に記載している項目
  • 名前
  • 過去のライティング実績(URL付)
  • 意気込み

応募文に沿って応募がないと、「この人はきっちり仕事をしてくれないのではないか?」と応募の段階から推測していまいます。応募文を読み、応募文に書かれている通りに応募するだけでも採用される確率が高くなります。

また採用される確率をさらに上げるためにも、相手の目的を把握することも大切です。

  • どのようなメディアに記事を掲載する予定か
  • どんな人をターゲットと考えているか
  • メディアの目的をどこに設定しているのか

応募文や相手先のメディア、プロフィールからどんな目的を持ってライターを採用しているのかを考え、その目的に対して自分ならどんな価値を出せるのかを踏まえて応募することが大切です。

当サイトの募集でも、サイトの目的をしっかり把握し、「その目的に対して自分なら〇〇の価値を出せます」といった提案をしていただけるライターさんは、100人の応募の中でも1人いるかいないかという肌感です。

相手の目的に沿った応募をするだけでも「この人は仕事ができるな」「この人は話が早そうだな」という印象をクライアントに与えることができます。それだけでも他ライターと差をつけることができます。

応募文はクライアントの課題を解決するためのプレゼンテーションと同じです。同じ応募分をコピーして応募するのではなく、相手の目的を把握してそれに合わせた応募文を作りましょう。

応募文には過去の実績やライターとしての経歴を細かく記述する

Webライターとして案件を獲得するコツ、2つ目は「応募分には過去の実績やライターとしての経歴を細かく記述する」です。

過去の実績や経歴を細かく執筆して応募することも、採用されるために重要なポイントの1つです。そして必ずして欲しいのが、過去の成果物をクライアントに提示することです。

似たような記事を作成したことがあれば、その記事リンクも一緒に送ることで、クライアントは記事のイメージがしやすくなり、選考の判断材料にできます。

過去の成果物を見れば、そのライターのレベルがだいたいわかります。採用をするかしないか、クライアントが判断する項目の1つが「過去の成果物から判断するライターとしてのレベル」です。

当サイトでも、ライターさんに過去の成果物を必ず応募の際に提出していただいています。過去に執筆した記事の出来栄えが素晴らしければ、「ぜひ採用したい」と当サイトでは考えています。

初心者が案件を獲得できないよくある原因の1つが、「やる気」があることをアピールするケースです。正直やる気よりも経験や実績を問われるのが、ライティングの世界です。少し厳しい言い方ですが、やる気があるなんてことは当たり前だと捉えられます。

また「経験なし」をアピールすることは必ずしないようにしましょう。クライアントとしても経験や実績豊富なライターと仕事がしたいと思っているからです。過去の成果物がない場合は、「note」で記事を執筆してみたり、Wordで執筆するなど、工夫すること大切です。


以上、初心者Webライターが案件を獲得するためのコツを2つ解説しました。

Webライターとして案件を獲得する2つのコツ
  • 相手の目的を把握して応募文を送付する
  • 応募文には過去の実績やライターとしての経歴を細かく記述する

最後に、Webライターの仕事をする際に注意すべきポイントを4つ解説します。どれも外せない注意点なので、ぜひご覧ください。

Webライターの仕事をする際に注意すべき4つのこと

Webライターの仕事をする際には、以下4つのポイントに注意することが必要です。

Webライターの仕事をする際に注意すべき4つのこと
  • 時給換算すると最初は割に合わないこともある
  • 文字単価0.1円など、極端に単価の低い案件は受注しない
  • 自分がどこまでの業務を担当するのかを確認しておく
  • 文字数ではなく記事の「質」を意識する

注意点を1つずつ解説します。

時給換算すると最初はわりに合わないこともある

未経験からWebライターを始める場合、最初は時給換算すると割に合わないことが多いです。

私自身の経験を振り返ってみても、最初は文字単価0.5円のお仕事をしていたため、時給換算してみると時給500円のお仕事だったということもありました。

文字単価1円・2円のお仕事を受注できるのは、経験に経験を重ねた腕のあるライターたちです。特別な資格やスキルなどを持ち合わせていない限り、最初は文字単価1円以下での受注が多くなるでしょう。

また慣れないライティングの作業に時間がかかったり、情報収集の仕方がわからずに時間がかかることも。時給換算した結果、「アルバイトやパートをした方が稼げてしまう…」とライティングの仕事に挫折してしまう方も多いです。

ただ「継続は力なり」という言葉にもあるように、ライターとして日々コツコツと案件をこなし、インプットを続けることで着実にレベルを上げていくことができます。最初はどうしても非効率になりますが、経験を重ねることで効率的に仕事ができるようになります。

最初は時給換算すると割に合わないことがあります。あなたがWebライターとして本気で稼ぎたいと考えているのであれば、Webライターとしての実績と経験を積むための見習い期間だと思い、まずはコツコツ続けることが大切です。

文字単価0.1円など、極端に単価の低い案件は受注しない

前の章と話が交錯しますが、経験を積むため、といっても文字単価が極端に低い案件には注意しましょう。理由は次の2つです。

  • 悪質なクライアントの可能性が高いから
  • 将来につながるライティングスキルを獲得できる可能性が低いから

特に5,000文字以上など長文の記事作成では、文字単価が0.1円などの案件には注意が必要です。

「ライターとして成長したい人」「丁寧にバックアップします」などのアピールをして、文字単価0.1円などの激安価格で募集をする案件が、クラウドワークスやランサーズにはあります。成長するためには単価が安くとも案件をこなすことが必要ですが、極端に安すぎる案件には注意しましょう。

0.1円で募集をしているクライアントの中には、ライターに安く文章を書かせてコンテンツを増やしたいだけの悪質なメディアの可能性もあります。そのようなメディアで記事を書いたとしても、ライターとして成長する可能性は低いです。

ライターとして稼げないよくある原因の1つが、極端に単価の低い案件を受注してしまうことです。クラウドワークスにある、報酬相場表を参考にしながらライティングのお仕事において極端に単価の低い案件を受注することは避けるようにしましょう。

自分がどこまでの業務を担当するのかを確認する

ライティングの仕事を行う際には、自分がどこまでの業務を担当するのかを「契約前」に必ず確認しておくようにしましょう。なぜならライティングの仕事と一口に言っても、文章を作成するだけが仕事ではないからです。

1つの記事をWeb上に公開するのにも、以下5つの工程が必要になります。

記事公開までの全体像
  • 記事の構成(見出し)を作成する
  • 情報(データ)収集
  • ライティング
  • 画像作成と挿入
  • WordPressなどにアップ

例えば「ライティング」と一口に言っても、その仕事に画像作成や記事の構成を作成する作業が含まれていたらその分だけ時間を要します。画像作成や構成作成に別途報酬が支払われるのであれば問題ありませんが、ほとんどのクライアントが工程を全て含めて1文字◯円という設定をしています。

そのため「これから行う仕事がどこからどこまでの業務を担当するのか」を、”契約前”に必ず確認しておくことが大切です。仮に画像作成や見出し作成などもライターが行うのであれば、その分の報酬はもらえるのかなどを確認しておくようにしましょう。

クライアントとしっかりコミュニケーションをとり、わからないことがあれば思い込みで行動せず、確認しながら作業を進めることが大切です。

文字数ではなく記事の「質」を意識する

最後の注意点は、文字数ではなく記事の「質」を意識することです。

ライターの報酬は基本的に「文字単価×文字数」で決まります。そのためライターは、記事の文字数を増やせば増やすほど報酬を多く獲得できます。

しかし無駄に文字数を増やそうとすると、表現が遠回しになり、伝えるべきメッセージに一貫性がなくなるなど、文章の質が低下します。クライアントによる校正の段階で無駄な文章としてカットされ、報酬につながらなくなる可能性もあるので注意しましょう。

論理的に順序立てて構成された記事の方が、ただ長いだけの記事よりもはるかにインパクトがあり、ユーザーのアクションにも結び付きやすくなります。

「文字数を増やして報酬を多く獲得したい!」という気持ちもわかりますが、記事の質を意識した方が将来的にライターとして稼げることができるでしょう。文章の質を見たクライアントが継続発注してくれたり、過去の執筆実績としてアピールできるからです。

必然的に質の高い記事を書くWebライターの評価は高まります。目先の報酬欲しさにただ長い文章を書くよりも、質を意識して文章を書くことが重要です。


以上、Webライターの仕事をする際の注意点を4つ解説しました。

Webライターの仕事をする際に注意すべき4つのこと
  • 時給換算すると最初は割に合わないこともある
  • 文字単価0.1円など、極端に単価の低い案件は受注しない
  • 自分がどこまでの業務を担当するのかを確認しておく
  • 文字数ではなく記事の「質」を意識する

仕事を開始したらぜひ上記のことを注意してくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。最後にこの記事をまとめていきます。

この記事ではWebライターの始め方をまとめていきました。Webライターの始め方は次の3STEPでした。

Webライターの始め方3STEP
  • クラウドソーシングサイトに登録する
  • 案件に応募する
  • クライアントと契約をし、納品する 

Webライターの最初の一歩は、クラウドソーシングサイトに登録することです。Webライターにおすすめのソーシングサイトは次の3個でした。


クラウドワークス

ランサーズ

クラウディア

Webライターの稼ぎ方を収入別に知りたい方は、「Webライターの稼ぎ方を収入別に紹介」を再度ご覧くださいね。

ライターとして月5万円稼いでいる私から、これからライターとして活用する方にお伝えしたいことは次の5つです。

Webライターとして働く上で大切な5つのポイント
  • ライターとしてまずは場数を増やすのが大切
  • ライティングスキルを日々インプットする
  • ユーザーニーズを理解したマーケティングスキルも身につける
  • 自分の専門性を活かせる案件を受注する
  • 継続的に案件を発注してくれるクライアントに出会う

Webライターとして案件を獲得するには次の2つのコツがあります。

Webライターとして案件を獲得する2つのコツ
  • 相手の目的を把握して応募文を送付する
  • 応募文には過去の実績やライターとしての経歴を細かく記述する

Webライターの仕事をする際は、次の4つのことを注意してくださいね。

Webライターの仕事をする際に注意すべき4つのこと
  • 時給換算すると最初は割に合わないこともある
  • 文字単価0.1円など、極端に単価の低い案件は受注しない
  • 自分がどこまでの業務を担当するのかを確認しておく
  • 文字数ではなく記事の「質」を意識する

この記事が少しでも参考になれば幸いです。