クラウドワークスは稼げる？稼げない？月5万円稼ぐ私が稼ぎ方のコツを6個紹介

8月 22, 2023

あなたは今こんなことを考えていませんか？

仕事の獲得から報酬の受け取りまで、全て1つのサイトで完結するクラウドソーシングサービス。場所や時間に関係なく、パソコン1台で収入を得られることから、近年非常に注目を集めています。

そんなクラウドソーシングサービスの中でも日本最大級のサイトがクラウドワークスです。2012年のサービス開始以来、累計会員数は200万人を突破。利用者数は4.2万社、1年間の総契約額は127.7億円と、活発な取引がクラウドワークス上で行われています。

Web制作やWebデザインなど専門的な仕事が多数あることながら、データ入力やアンケート回答などスキルがなくてもできる仕事も多数掲載されています。誰でも仕事を獲得でき、報酬を得られる案件が多くあるのが、クラウドワークスの最大の魅力です。

そんなクラウドワークスの口コミをみると、「全然稼げない」という口コミがよく目に止まります。

昨日はお昼から夜までひたすら記事の執筆をした。5記事も書いたわ。それでも1万円稼げない、ってクラウドワークス鬼やろ。このまえ20記事200円って見た。1記事1500字書いて20円はやばい。依頼する人狂ってるw

引用：Twitter

果たしてクラウドワークスは稼げるサイトなのでしょうか？

この記事は、クラウドワークスを利用し、ライターとして月5万円稼いでいる筆者が、クラウドワークスは本当に稼げるサイトなのかどうかを徹底解説しました。

正直なところ、最初の2年目まで私は全然稼げませんでした。最初の1〜2年目にクラウドワークスで稼いだ金額は月1万円前後。時給換算すると時給500円のお仕事もあり、全くといっていいほど自分の思い通りにいきませんでした。

しかしコツコツと続けた結果、今では月5万円の収入を副業として安定的に稼いでいます。時給換算すると時給2,100円ほどです。

そんな私のクラウドワークス体験談も紹介しました。これからクラウドワークスに登録しようか考えている人にはもちろん、登録したけど全然稼げないという方にも役に立つ内容となっています。

「すでにクラウドワークスに登録してみたけど全然稼げない…」という方は、先に「私がクラウドワークス歴4年目で月5万円の副収入を得た生々しい実体験」からご覧ください。

また後半にはクラウドワークスで稼ぐ6つのポイントを、私自身の実体験を踏まえて詳しく解説しました。

「クラウドワークスに登録した人が、少しでも多くの収入を得てほしい」そんな思いから、この記事を執筆しました。ぜひ最後までご覧ください。

クラウドワークスはスキルがなくても稼げるサイト

専門的なスキルを必要とするWeb制作やデザインなどの仕事から、スキルが必要なくてもできる仕事が豊富に掲載されているのがクラウドワークスの最大のメリットです。デザイン・ITなど特別なスキルを持ったフリーランスの方だけでなく、学生・サラリーマン・主婦でも稼ぐことができます。

現に筆者も、Webライティングの仕事をクラウドワークス経由で獲得しています。次章でクラウドワークスの具体的な体験談を解説していますが、私はクラウドワークスで月5〜6万円ほどを稼いでいます。

クラウドワークスには実に9,455件の仕事が掲載されています。（2021年05月27日時点）利用社数は4.2万社、1年間の総契約額は127.7億円と、活発な取引が行われていることがわかります。

スキルがなくても誰でも仕事を獲得できるのがクラウドワークスです。

ここでクラウドワークスで募集している仕事の一例を簡単に紹介します。

文字起こしのお仕事

パソコン1台あれば、誰でもできる仕事です。

データ入力のお仕事

パソコン1台あれば誰でもできる仕事です。

ライティングのお仕事

ネットにつながるパソコンが1台あり、日本語の文章を作成できればできる仕事です。

アンケート回答のお仕事

アンケートに回答すれば、150円もらえます。

上記の事例のようにクラウドワークスには、特別なスキルがなくても稼げる仕事がたくさんあります。もちろん専門性を必要とするWeb制作やWebデザインなどの仕事も、クラウドワークスには多数掲載されています。

クラウドワークスに掲載されている仕事の報酬相場は、次のようになっています。

クラウドワークスの報酬相場

システム開発・運用のお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
サイト構築・ウェブ構築	100,000円〜	Webシステム開発（既存サイトへ単機能追加、PCのみ、スクラッチサイト）
Excel VBA	25,000円〜	VBA開発（既存Excelの処理自動化）
業務システム・ソフトウェア改修	100,000円〜	業務システム開発（FileMaker利用での社員台帳の作成）
ECサイト制作・改修	50,000円〜	ECサイトの一部機能の改修
アプリ開発	300,000円〜	iPhoneアプリ開発（会員・決済機能無し）
サーバー・ネットワーク構築・移行	50,000円〜	サーバー移行（レンタルサーバーからAWS等クラウド移行費用は含まない）
データベース設計	300,000円〜	データベース構（Access既存システムの項目追加）
WordPress制作	50,000円〜	WordPress構築（基本レイアウトのみ）
システム管理・保守運用	50,000円〜	システム管理・保守・運用
デバック・品質保証	20,000円〜	デバッグ（依頼者がテスト項目作成）

Web制作・Webデザインのお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
ホームページ制作	200,000円〜	ホームページ制作のデザイン・コーディング（TOPページ、下層ページの2ページ）
コーディング	30,000円〜/ページ	サイトHTML・CSSコーディング（レスポンシブ無し）
LP制作	80,000円〜/ページ	ランディングページ制作のデザイン・コーディング（長さ3000px程度）
ウェブデザイン	50,000円〜/ページ	Webサイトデザイン（TOPページデザインのみ）

デザインのお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
バナー作成	5,000円〜	バナー作成・デザイン
ロゴ作成	20,000円〜	ロゴ作成・デザイン
名刺作成	20,000円〜	名刺作成・カードデザイン・印刷
イラスト作成	30,000円〜	イラスト作成
チラシ・フライヤー作成	30,000円〜	チラシデザイン（A5カラー片面、印刷代別）
パッケージデザイン	35,000円〜	パッケージ・包装デザイン
漫画制作	40,000円〜	4コマ漫画制作（カラー対応、ネーム制作含む）

写真・動画・ナレーションのお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
写真撮影	20,000円〜	写真撮影・カメラ撮影
動画制作	50,000円〜	動画編集（テロップの挿入）
声優・ナレーション	10,000円〜	ナレーション（1分程度）
作曲・BGM制作	30,000円〜	作曲・音源・BGM制作
画像加工・編集	8,000円〜	画像加工・写真編集・画像素材

ライティング・ネーミングのお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
記事作成	2,000円〜/記事	2,000文字以上の記事作成
記事企画	1,000円〜/記事	指定キーワードから記事構成の企画
リライト・校正・編集	2,000円〜/記事	制作している記事のチェック・構成と入稿
インタビュー・取材	15,000円〜	取材・執筆（取材・移動で3時間、交通費別）
キャッチコピー	10,000円〜	新サービスのネーミングコンペ
メルマガ	2,000円〜/本	会員向けのメルマガ文面作成

翻訳のお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
英語翻訳	10,000円〜/記事	約2,000文字の英語記事の翻訳
中国語翻訳	12,000円〜/記事	約2,000文字の中国語記事の翻訳
韓国語翻訳	12,000円〜/記事	約2,000文字の韓国語記事の翻訳

タスク・作業のお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
アイディア募集	5,000円〜/案	新プロモーションのアイデア募集
商品モニター	30円〜/回答	商品モニター
レビュー・口コミ	50円〜/件	新サービスのレビュー・口コミ
テープ起こし・文字起こし	5,000円〜	インタビューの文字起こし（60分）
データ収集・リスト作成	100円〜/件	営業リストの作成依頼
写真収集	100円〜/枚	各観光地の写真収集
カンタン動画投稿	200円〜/動画	ペットのかわいい動画投稿

コンサルティングのお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
モニター・アンケート調査	50円〜/回答	アンケート5問程度
市場調査・リサーチ	30,000円	アンケート調査、集計レポート10枚（単純集計、クロス集計のみ）
WEBコンサルタント	50,000円〜	運営しているオウンドメディアのSEOコンサル（サイトの改善点レポート資料10枚ほど）
広告運用・掲載	2,000円〜/1時間	リスティング広告とSNS広告の運用
ディレクター	2,000円〜/時間	クラウドワーカーのやり取りや発注対応等のディレクション

事務のお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
エクセル作成（VBAなし）	5,000円〜	Excel（エクセル）作成（関数含む、VBAやマクロ構築は含まない）
資料作成	30,000円〜	ダウンロード資料の制作（資料原稿は用意あり、原稿を元に資料化、15ページ程度）
事務業務	1,000円〜/時間	経費精算や請求書対応などの事務業務全般

その他のお仕事

仕事内容	報酬相場	依頼業務例
現地取材・現地調査	5,000円〜	指定の施設のフィールド調査

では、「クラウドワークスは稼げない」という口コミがなぜ世間では出回っているのか。

次章よりその理由を簡単に解説していきます。

クラウドワークスが稼げないと言われている3つの理由

年間127億円以上の取引が行われているクラウドワークス。ではなぜ世間には、「クラウドワークスは稼げない」という口コミが出回っているのでしょうか？

やっぱりクラウドワークスなかなか稼げない、、

引用：Twitter

その理由を3つ紹介していきます。

理由1：単価が極端に低い案件があるから

1つ目の理由が、単価が極端に低い案件があるからです。

正直なところ、クラウドワークスには、「稼げる案件」もあれば「稼げない案件」もあります。例えばライティングの仕事で、文字単価0.1円の仕事や文字起こしの仕事で文字単価0.1円のお仕事は、どれだけ頑張っても稼ぎづらい仕事だといえます。

クラウドワークスは基本的に誰でも仕事を募集できるため、単価が極端に低い案件などが出回ることも珍しくありません。稼げない案件をずっとやり続けてしまった人の何人かが、「クラウドワークスは全然稼げない」と口コミをしたのだと予想できます。

クラウドワークスを利用する際には、稼げる案件を上手く見分けることが大切です。前章で解説した「クラウドワークスの相場一覧表」と案件の報酬を比べながら、この案件は相場に比べて極端に単価が低くないかを確認することが大切です。

現にクラウドワークスにて月10万円稼いでいる方もいれば、月1,000円しか稼げない人もいます。後者の月1,000円しか稼げない人は、極端に単価の低い案件ばかりに応募していることが考えられます。応募前に単価はどのくらいなのかを、しっかり確認することが大切です。

理由2：途中で挫折してしまう人が多いから

2つ目の理由が、「途中で挫折してしまう人が多いから」です。

プログラミングやデザインなど、特にスキルを持っていない方がクラウドワークスを始める場合、最初は案件に応募しても採用されないことがよくあります。

仕事に何度も応募しているのに、採用されなくて途中で挫折してしまう人が、「クラウドワークスは全然稼げなかった」という口コミを発信されたのだと予想できます。

筆者もデザインやプログラミングなど、クラウドワークス登録直後は特別なスキルを保有していませんでした。最初は誰でも仕事ができる「タスク形式」の仕事をやりました。（※稼ぎ方のコツで後ほど詳しく解説します。）

実績を貯める中で、ライティングの仕事に挑戦。仕事をこなしながらライターとして努力を重ねた結果、4年後にようやく副業Webライターとして、月5万円の収入を安定的に稼げるようになりました。最初の1年間のクラウドワークスにおける収入は、月1万円前後だったと記憶しています。

特にスキルを保有していない方がクラウドワークスを初めて利用する場合、いきなり稼げるわけではありません。実績を貯めて、仕事をする中で単価が上がったり、単価の高い仕事に挑戦できます。

何か特別なスキルを保有していない場合、最初に稼げるのは少額です。途中で挫折してしまう人が多いことから、「クラウドワークスは稼げない」という口コミに繋がったと予想できます。

理由3：時給換算して考えているから

3つ目の理由が、「時給換算して考えているから」です。

先ほどの「途中で挫折してしまう人が多いから」とも繋がりますが、特別なスキルを有していない場合、最初は時給換算すると、「全然稼げない…」なんてことがよくあります。

現に筆者もクラウドワークス登録時は、ちゃんと計算してみると時給が500円を割っていたこともよくありました。ライティングの経験がない当初は、文字単価0.5円のお仕事を受けていたからです。

7,000文字の記事作成を7時間かけて行なった結果、報酬は1記事3,500円でした。時給換算すると500円という結果に、くじけそうになったことも多々ありました。

しかし時給に囚われずにコツコツとライティングのお仕事を続けた結果、今では文字単価1.5円のお仕事を受けています。7,000文字の記事作成のお仕事を今では5時間でこなせるため、時給2,100円でお仕事ができています。

私のように、特別なスキルを有していない場合は、最初は時給換算すると割に合わない仕事からスタートすることが多いでしょう。時給換算すると全然割に合わず、途中で辞めてしまった方の声が、「クラウドワークスは稼げない」という口コミに繋がったのだと予想できます。

以上、3つがクラウドワークスは稼げないと言われる理由です。

「クラウドワークスで稼ぐ6つのポイント」でも詳しく解説しますが、ポイントは、単価が極端に低い案件を避け、コツコツと長く続けることです。

では実際どのようにして報酬を稼いでいるのか、副業のWebライターとして月5万円前後稼いでいる筆者の体験談を次の章で紹介します。

私がクラウドワークス歴4年目で月5万円の副収入を得た生々しい実体験

この章では、クラウドワークスで月5万円の収入を得ている筆者（私）の実体験をご紹介していきます。

クラウドワークスを始めたきっかけ

私は、介護課長として介護施設で勤務しています。給料自体は業界内では恵まれている方ですが、子育てにも何かと費用がかかり、趣味に使うための副収入が欲しいと考えていました。

４年前、クラウドソーシングという働き方を知り「これなら職場にバレずに副業にチャレンジできる」と思ったのがきっかけです。ちなみに私の職場では副業が禁止となっています。ただクラウドワークスでは匿名で仕事ができるので、職場にはバレずに4年間副業ができています。

仕事のスタートはタスク案件から

クラウドワークスに登録直後は右も左もわからないままスタートしました。最初に行なったのはタスク案件。1件◯円という単価が設定されている案件で、誰でも気軽にお仕事ができる案件です。この案件で私はアンケートを中心に回答をしました。

具体的には「映画の感想を教えてください！」「介護ソフトの口コミを教えてください！」「介護転職サイトの口コミを教えてください！」など、自分が答えられるアンケートには片っ端から回答していきました。1件100円のアンケートが多く、月10件は最低でも答えていたので、1,000円前後の収入をクラウドワークスで稼げていました。

ライティングの仕事を開始

タスク形式の仕事と同様に力を入れたのが、ライティングのお仕事。もともと文章を書くことに抵抗がなかったため、「ライターとして稼いでいきたい」という思いをもっていました。比較的容易に始められる点もライターの魅力だと感じていました。

まず応募したのは介護関係のライティングのお仕事でした。「自分の介護職としての経験を生かせるのでは？」と思い、介護分野のライティングの仕事を中心的に応募しました。ただ未経験ということもあり、採用されないことも多く、採用されたとしても文字単価0.5円からのスタートでした。

先ほども紹介しましたが、文字単価0.5円・7,000文字の記事作成の仕事を7時間でこなしていたので、時給換算すると500円といったものも多かったです。また介護分野のライティングのお仕事は募集数も少なかったため、男性向けメディアや車メディアなど、自分が比較的とりかかりやすい仕事もチャンスがあればどんどん応募しました。

ライティングをする中で、クライアント（仕事をお願いする側）からフィードバックを受けます。そのフィードバックを一つ一つ丁寧にメモをとりながら、次回は同じミスを二度としないように心がけて仕事をしていました。

本業があったため、副業にかけれた時間は週に10時間前後。2年目までは文字単価0.5円〜1円の仕事を受注することが多く、2年目の収入は月2万円〜3万円ほどでした。

スキマ時間に書籍を中心としてライティングスキルを勉強。インプットしたライティングスキルを案件でアウトプット。経験を積み重ねるうちに過去の実績も増え、3年目には文字単価1円の仕事を継続的に受けられるようになりました。

3年目には運良く、今も継続的にお仕事を依頼してくださるクライアントに出会うことができました。4年目の現在、定期的に依頼を出してくださるクライアントが3社ありますが、どの会社さんもノルマを課せられているわけではなく、相談しながら毎月の仕事量を調整しています。

本業もあるので、無理なくできる範囲で記事を制作し、納品しています。クライアントによって文字単価が異なります。今継続して依頼を頂いているところでも、文字単価1円・1.5円・2円と違いがあります。

報酬は平均して月5万円です。多い時には10万円近い月もあります。生活費のためなら、もう少しコンスタントに仕事量を増やすのですが、自分の趣味に使えるお小遣い稼ぎと思っているので、無理して仕事を増やそうとは考えていません。

仕事のやり方もクライアントによって異なり、文章作成のルールや納品方法なども違い、クライアントに合わせて仕事をしなければいけません。

稼ぐために工夫したポイント

クラウドワークスで稼ぐために工夫したポイントは、自分の得意分野以外には手を広げないことです。ライティングは自分の得意な分野であれば書きやすいのですが、知らない分野の執筆をしようとすると下調べの量が膨大になります。無理して手を広げすぎると、仕事が非効率になってしまいます。

私の場合は介護が専門分野なので、介護業界に関する知識をもとに執筆することは得意です。しかし介護業界以外のライティングをするには、執筆に必要な知識が不足しているため、情報収集に時間がかかってしまいます。

下調べなどの作業時間は増えるのに報酬は変わらないのであれば、専門以外の分野に手を広げるよりも、自分の強みを生かせる仕事を探す方が得策です。そのため自分の能力を生かせる仕事がないか、こまめにクラウドワークスで募集案件をチェックしています。

単価が高い案件を受けることはもちろん稼ぐために重要なポイントですが、単価が高くても記事作成以外の仕事量（画像の貼り付けなど）が多い場合や、書き直しの依頼が細かいクライアントもいます。

単価が高い依頼でも仕事量が多い場合もあります。逆に単価の低い仕事の方が、時給換算にすれば稼げる場合もあります。単価の高い低いだけで判断せずに、実際の仕事量を考慮しながら、仕事を受ける・断るという部分を判断しています。

以上が、クラウドワークスにて月5万円の収入を得ている私の体験談になります。

クラウドワークスについての総合評価を知りたい方は「クラウドワークスの口コミ・評判｜3つのメリットと3つの注意点」をご覧ください。計46個のクラウドソーシングサイトを比較した当サイトがクラウドワークスのメリット/注意点に詳しく解説しました。気になる方はぜひご覧になってください。

続いて、クラウドワークスでの稼ぎ方、6つのポイントを次の章より解説していきます。

クラウドワークスでの稼ぎ方6つのポイント

クラウドワークスで稼ぐための6つのポイントを解説します。以下6つのポイントを意識してクラウドワークスの仕事を行いましょう。

以上6つのポイントを1つずつ解説していきます。 

ポイント1：スキルがない場合は「タスク案件」を積極的にこなすのがおすすめ

クラウドワークスで稼ぐ1つ目のポイントは、「スキルがない場合は「タスク案件」を積極的にこなす」ことです。

クラウドワークスで募集している案件には、プロジェクト形式・コンペ形式・タスク形式という3つの種類があります。

プロジェクト形式は、クライアントが提示した仕事内容に対して応募し、応募者の中から契約するスタイルのお仕事です。コンペ形式は、クライアントが不特定多数に向けて依頼を行い、応募者が作品を提示し、クライアントが気に入ったものを契約して購入する形式です。タスク形式は、不特定多数に対して、アンケートや感想文などを作業フォームに書いてもらうというものです。

３つの形式の違いを下の表にまとめました。

	プロジェクト	コンペ	タスク
募集方法	クライアントが仕事内容を提示。応募者の中から契約する。	クライアントが不特定多数に作品募集。気に入ったもの選んで契約する。	クライアントが不特定多数に依頼。作業フォームで作業が完結する。
仕事内容	ライティング・ウェブ制作・システム構築など	デザインなど	アンケート・体験談など
報酬額	高い	高い	安い

タスク形式のメリットは、特別なスキルがなくても、誰でも作業ができることです。実績や経験がなくても誰でも参加でき、報酬を受け取ることができます。

タスク形式の仕事には、アンケート回答や体験談などスキマ時間を活用しながらできる仕事が数多くあります。短時間で作業が完了するので、スキマ時間でも報酬を稼ぐことができます。報酬金額は1件100円と低いものの、案件数も膨大なので、コツコツとタスク案件をこなすことで報酬を増やすことができます。

タスク形式の仕事の具体例を紹介します。

筆者も登録直後はタスク形式にチャレンジし、月1万円の報酬を得ていました。掲載されているタスク形式に片っ端から答えていくことをコツコツとこなしていました。

専門性を必要としない作業が多いので、報酬額自体は低いですが、実績や経験を積んでクラウドワークスの使い方に慣れる意味で、最初はタスク案件を積極的に狙っていくといいでしょう。タスク案件をこなすだけでも、月1,000円は確実に稼げるといえます。

ポイント2：登録後すぐは「お金」ではなく「実績」をためよう

クラウドワークスで稼ぐ2つ目のポイントは、「登録後すぐは「お金」ではなく「実績」をためる」ことです。

クラウドワークスではいくら仕事をしたいと思っていても、クライアントに契約相手として選んでもらわないと仕事ができません。

クライアントが契約相手を選ぶ要素の1つに「クラウドワークスでの実績」があります。クラウドワークスではこれまでの仕事内容やクライアントからの評価が実績として掲載されます。アマゾンや食べログの口コミレビューのように、あなたの働きぶりがクライアントから評価される制度がクラウドワークスにはあるのです。

登録してすぐは実績がないので、デザインやプログラミングなど、特殊なスキルがない限りは大きな案件を受注することはできません。

また応募時にクライアントはあなたの実績を見ています。実績が0であれば、クライアントは実績がある人に仕事をお願いすることが多いでしょう。

まずは金額の大きい案件を受注することを目指すよりも、単価の低い案件でも地道に実績を作っていくことが重要です。実績を重ねることで、あなたの働きぶりが可視化され、より単価の高い仕事や効率のいい仕事を受注できるようになります。

これまで受けていたクライアントが単価を上げてくれることや、あなたの実績をみたクライアントから、単価の高い仕事のスカウトが来ることもあります。登録してしばらくは、単価の低い仕事でも丁寧にこなし、実績を蓄えていきましょう。

ポイント3：案件応募時はクライアントの目的を把握して応募する

クラウドワークスで稼ぐ3つ目のポイントは、「案件応募時はクライアントの目的を把握して応募する」ことです。

案件に応募する際は、クライアントがどんな働き手を求めているのか？その目的を把握して応募しましょう。なぜなら目的に沿った提案をするだけでも、契約できる確率が高まるからです。

例えば「過去のライティング実績を掲載して応募してほしい」「名前や年齢、過去の経歴を執筆して応募してほしい」などの要項が募集分に書かれていたら、必ずそれに沿って応募しましょう。

当サイトでもクラウドワークスにて案件を募集していますが、やはりこちら側の求めるものに的確に答える応募文がくると目を引かれます。応募文だけでも仕事力が分かってしまうのが実情です。

クライアントの応募文をよく確認し、必須項目にはしっかり答え、「自分はなぜその仕事に応募したのか？」「自分ならどんな風に仕事ができるか」などを踏まえて案件に応募することが大切です。

ポイント4：プロフィールを具体的に執筆し、スキルをアピールする

クラウドワークスで稼ぐ4つ目のポイントは、「プロフィールを具体的に執筆し、スキルをアピールする」ことです。

クライアントは応募者のプロフィールを判断材料にして仕事を依頼するかの判断を行います。プロフィールには操作できるソフトやスキル、これまで制作した作品・自己紹介などを記載できます。どんな仕事が得意か、どんな仕事をしていきたいかをプロフィールに記載してアピールしましょう。

具体的には次の項目を掲載できるとベストです。

初心者であることはアピール材料にはなりません。クライアントは仕事としてクラウドワークスを通して依頼しています。「お小遣い稼ぎのために初めてみました」という人に、大事な仕事を依頼したいと思うでしょうか。同じ仕事を依頼するのであれば、責任感や経験・実績のある人に依頼したいと思うのは当然です。初心者アピールしても、初心者向けの単価の安い仕事しか集まりませんし、稼ぐことはできません。初心者を名乗るのは避けましょう。

また実績は具体的に数字で語るようにしましょう。これまで行ってきた仕事では時間単価どのくらいで仕事をしてきたのか、週何時間くらいクラウドワークスでの仕事に費やしているのか、具体的な数字を記載してあるとクライアントもそれを参考に依頼先を絞ることができます。

プロフィール欄を充実させることで、仕事の受注確率が高まり、スムーズに案件を獲得できます。

ポイント5：スキルを上げ、報酬が高い仕事にチャレンジする

クラウドワークスで稼ぐ5つ目のポイントは、「スキルを上げ、報酬が高い仕事にチャレンジする」ことです。自らのスキルを上げることで、より単価の高い仕事の依頼を受けられるようになります。

クラウドワークスには高度な専門知識やスキルを必要とする仕事も数多くあり、貰える報酬も大幅に増えます。スキルを高め、より高いスキルが求められる仕事にシフトすることで、効率よく稼げるようになります。

私自身の経験で言えば、最初は介護現場の体験談などタスク形式の仕事を中心に行っていました。ただライティングの仕事に慣れてきたことや、クライアントから基礎的なライティングスキルを教えてもらったことをきっかけに、継続的なプロジェクト案件が舞い込むようになりました。単発のタスクではなく、継続的に依頼を頂けるようになったことで収入も大幅に増えています。

スキルの伸ばし方には大きく分けて、次の2種類があります。

自分の持っている既存のスキルを高める

もともと持っている自分のスキルを磨き、質を高める方法です。

もともとライターとして基礎的なスキルを持っている場合は、Googleで上位表示をさせるSEOライティングのスキルや、文章を通じて商品を販売するセールスライティングなどのスキルを身につけることを指します。

既存のスキルを高めることで、単価をグッと上げることができます。

新しいスキルを身につけて掛け算で勝負する

自分の持っているスキルに新しいスキルを掛け合わせる方法です。

もともと持っているライティングのスキルに加え、Web制作のスキルを身につけると、コンテンツ制作からデザインまで管理できるWebディレクターやWebコンサルタントなどの仕事もできるようになります。その結果、高い専門性が必要な高単価な仕事を受注でき、収入を大幅に増やすことができます。

まずは1つのスキルを身に付け、そのスキルを最大限高めることを意識してみましょう。その後、新しいスキルを身に付けながら掛け算の考え方であなた自身の希少性を高めていきましょう。そうすれば必然的に単価を上げることができ、収入もグッと上がります。

ポイント6：既存クライアントを大切にする。リピートで案件を獲得する

クラウドワークスで稼ぐ6つ目のポイントは、「既存クライアントを大切にする。リピートで案件を獲得する」ことです。

クラウドワークスではクライアントが継続して依頼をしてくれる場合があります。仕事の内容やコミュニケーションの取りやすさなどから高い評価を得られれば、リピート依頼を得られることも珍しくありません。

仕事がなければ収入を得られないクラウドワークス。継続依頼があることで、毎月安定した収入を得ることができます。現に私も今現在、3社ほどから継続的なライティングのお仕事をいただいております。私自身としても、信頼関係が築けているクライアントとお仕事ができるため、安心してお仕事ができています。副業収入も安定しています。

クラウドワークスで仕事をする場合は、継続的に仕事ができる案件に応募することも1つの手です。お仕事の募集要項などに、「継続案件」「長期的なお付き合い希望」などが書かれている案件に申し込めば、長期的な取引を狙うこともできます。

1つ1つの仕事に全力を出しながらも、その仕事を依頼して貰えるクライアントを大切にし、リピートで案件を獲得できると安定した収入を得ることができます。

ここまでクラウドワークスで稼ぐ6つのポイントを解説しました。

ぜひ6つのポイントを参考に、クラウドワークスを利用してみてくださいね。

しっかり稼ぎたい場合は他のソーシングサイトと掛け持ちがおすすめ

よりガッツリ稼ぎたい方には、クラウドワークス以外の他のソーシングサイトと掛け持ちをすることをおすすめします。

なぜなら他のサイトにも登録しておくことで、その分だけ受注できる確率が高まるからです。クラウドワークス以外にもランサーズ・クラウディアなどのソーシングサイトに登録することで、出会える案件が増え、その分だけ仕事を受注できるでしょう。

「クラウドワークスだけでは自分のやりたい仕事の募集が少ない」「もっと違うタイプの仕事で稼ぎたい」という人は他のソーシングサイトも覗いてみましょう。クラウドソーシングサイトにはそれぞれ特徴があり、取り扱っている案件やクライアントの性質も異なります。より報酬単価の高い案件がある場合や、自分のやりたいと考えている仕事がある場合もあります。

複数のクラウドソーシングサービスを併用することで、クラウドワークス一本で仕事を探すよりも仕事の選択肢を大幅に広げることができます。しっかり稼ぎたい場合は他のソーシングサイトと掛け持ちすることをおすすめします。

次の章ではクラウドワークス以外の「稼げる」クラウドソーシングサイトを紹介していきます。

クラウドワークス以外におすすめのソーシングサイト3選

最後にクラウドワークスと合わせて登録すべきソーシングサイトを3個紹介していきます。

これからがっつり稼ぎたいと考えている方はソーシングサイトに2〜3個登録するのをおすすめします。なぜなら複数のソーシングサイトに登録することで出会える案件数が増え、仕事を獲得できる可能性が広がるからです。

クラウドワークスでは見つけられなかった案件を、他のソーシングサイトで見つけることもできます。また複数のソーシングサイトに登録してみて、徐々に自分にあったサイトに絞っていくという使い方もできます。ぜひクラウドワークス以外にも2〜3個のサイトに登録してみてくださいね。

クラウドワークス以外におすすめのサイトは次の3個です。

ランサーズ
クラウディア
ココナラ

1つずつ簡単に紹介していきます。

ランサーズ

1つ目に紹介するのがランサーズです。ランサーズの概要は次の通りです。

運営会社	ランサーズ株式会社（東証マザーズ上場企業）
累計会員数	110万人以上
サービス開始年	2008年
案件数（2021年05月27日に計測）	– システム開発・運用：1,952件 – Web制作・Webデザイン：2,569件 – デザイン制作：770件 – ライティング・ネーミングの仕事・依頼：831件 – タスク・作業の仕事・依頼：779件 – 写真・動画・ナレーションの仕事・依頼：193件 – 翻訳・通訳サービスの仕事・依頼：105件 – 事務・コンサル・専門職・その他の仕事・依頼：885件 – 営業・マーケティング・企画・広報：86件
総契約額（総流通金額）	81億円（2020年実績）
利用社数	3.6万社（2021年9月期実績）
手数料	– 20万円以上：5% – 10万円超〜20万円以下：10% – 10万円以下：20%

クラウドワークスに次いで2番目の規模を誇るランサーズ。サービス開始は2008年と、クラウドワークスよりも4年早くサービスを開始しています。

ランサーズの魅力は、案件数の豊富さです。クラウドワークスには案件数でやや劣りますが、専門的なスキルを必要とするシステム開発・Webデザイン・専門的なスキルを必要ないライティング・事務作業などの案件が豊富に掲載されています。

総契約額は年間81億円という実績があることから、活発に取引されていることがわかります。案件も比較的見つけやすく、登録からすぐにお仕事を獲得できるでしょう。

クラウドワークスと合わせて登録しておくことで、出会える案件数をグッと増やすことができます。クラウドワークス以外に登録するサイトを悩んでいる方は、ランサーズに登録することをおすすめします。

クラウドワークスとランサーズの違いがイマイチわからないという方は、「クラウドワークスとランサーズ4つの違いと3つの共通点を徹底解説」をご覧ください。クラウドワークスとランサーズの違い/共通点を詳しく解説しました。

クラウディア

2つ目に紹介するのがクラウディアです。

クラウディアの概要は次の通りです。

運営会社	株式会社エムフロ
累計会員数	100万人以上
サービス開始年	2012年
案件数（2021年05月27日に計測）	– タスク・軽作業・事務：1,659件 – ライティング（記事作成）・翻訳：2,541件 – デザイン制作：113件 – システム開発・運用：135件 – Webサイト・HP制作、運用管理：230件 – その他：403件
総契約額（総流通金額）	不明
利用社数	不明
手数料	– 1円～5万の部分：15% – 5万１円～10万円の部分：10% – 10万１円～100万円の部分：5% – 100万１円以上の部分：3% – 時間制の場合：一律10%

累計会員数は100万人以上、2012年からサービスを開始しているクラウディア。

クラウディアにはデザイン制作やWebサイト制作などの専門的なスキルを必要とする案件は少ない一方、ライティング・軽作業・事務作業など、誰でも仕事ができる案件は豊富です。全体の実に8割以上がライティング・事務作業系の案件になります。

まだ専門的なスキルを持っていない大学生の方や、在宅ワークを初めてみたい主婦さんにおすすめのサイトです。クラウドワークスやランサーズに比べて手数料が低いこともメリットですね。

ココナラ

3つ目に紹介するのが、ココナラです。ココナラの概要は次の通りです。

運営会社	株式会社ココナラ
累計会員数	133万人
サービス開始年	2012年
案件数（2021年05月27日に計測）	– デザイン：30,994件 – イラスト・漫画：69,204件 – Webサイト制作・Webデザイン：22,766件 – 音楽・ナレーション：19,551件 – 動画・アニメーション・撮影：21,349件 – ビジネス代行・相談・士業：26,096件 – ライティング・翻訳：26,042件 – IT・プログラミング・開発：11,081件 – Webマーケティング・集客：11,461件 – 占い：56,932件 – 悩み相談・恋愛相談・話し相手：93,593件 – キャリア・就職・資格・学習：21,954件 – 美容・ファッション・健康：18,598件 – ライフスタイル・エンタメ：32,655件 – オンラインレッスン・アドバイス：13,800件 – マネー・副業・アフィリエイト：11,799件
総契約額（総流通金額）	62億
利用社数	不明
手数料	– 1円〜5万円以下：手数料27.5% – 5万円超〜10万円以下：手数料22% – 10万円超〜50万円以下：手数料16.5% – 50万円超：手数料11%

ココナラはクラウドワークスやランサーズなどと比較すると若干特徴が異なります。というのも、ココナラはスキルシェアと呼ばれるソーシングサイトのジャンルになります。

ココナラでは掲載されているお仕事に応募するのではなく、ワーカー（働き手）自らがお仕事を掲載します。掲載内容を見た企業・団体・個人がお仕事を購入することで、お仕事がスタートする仕組みです。

ココナラは「スキルを売り買いする」というコンセプトの通り、自分の得意なことを何でも販売できるのが魅力です。Web制作系の専門的なスキルもさることながら、お悩み相談（話を電話で聞くだけ）やファッション・メイク相談・節約相談など、専門的なスキルでなくとも得意なことであれば、何でも販売して報酬を得ることができます。

「そんなものまで売れちゃうの？」というように、思ってもみないことが売れちゃうことがよくあります。クラウドワークス・ランサーズ・クラディアとは少しタイプが異なりますが、幅広いスキルを販売できるのがココナラです。気になった方はぜひ登録してみてくださいね。

以上が、クラウドワークス以外におすすめのソーシングサイトになります。気になるサイトがあればぜひ登録してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか。最後にこの記事のまとめを執筆していきます。

クラウドワークスはスキルがなくても稼げる仕事がたくさん掲載されていました。スキルが特別ない大学生の方や、あまり時間がとれない主婦さんでもできるお仕事が多数掲載されています。しっかり報酬を稼ぐことができますよ。

クラウドワークスが稼げないという世間からの口コミの理由は次の3つでしたね。

クラウドワークスで稼ぐ一番の近道はコツコツやることです。

プログラミングやデザインなど特別なスキルを有していない場合、明日いきなり10万円稼げるなんてことはありません。たとえ時給が悪くてもコツコツ案件をこなしながらスキルを磨いていくことが一番の近道です。

クラウドワークスで稼ぐためのポイントは次の6つでしたね。

クラウドワークスを利用する際にはぜひ6つのポイントを意識してみてください。

クラウドワークス以外におすすめのソーシングサイトに登録するのもお忘れなく。

ランサーズ
クラウディア
ココナラ

この記事がクラウドワークスにて稼ぎたい！と考えている方全ての人のお役に立てれば幸いです。