大学生におすすめのクラウドソーシング6選|5つのメリットと4つの注意点
- 「大学生でもクラウドソーシングを利用できるの…?」
- 「大学生におすすめのクラウドソーシングサイトを知りたい…」
あなたは今こんなことを考えていませんか?
結論からいうと、大学生でもクラウドソーシングに登録できます。また登録後も仕事を獲得し、お金を稼ぐこともできます。
コロナウイルスの影響から、クラウドソーシングサイトに登録する大学生が増えています。アルバイト以外の収入源として、クラウドソーシングで月5万円前後を稼いでいる事例もあります。
普通の大学生でもクラウドワークスやココナラで案件を獲得できたのはすごい自信になる。始める前は「自分にはどうせ…」っていう気持ちもあったけど、初めて見ると案外なんとかなるもの。とにかく行動してみるとことが大切なんだと思いましたね。
引用:Twitter
しかし「そもそも自分はクラウドソーシングに登録するのが向いているのか?」「どのサイトに登録すれば良いのか?」と疑問に持つ学生さんも多いでしょう。
そこでこの記事では、クラウドソーシングで月5万円稼いでいる筆者が、大学生向けにクラウドソーシングを利用するメリット・デメリット、オススメな人を解説しました。前半の章を見れば、自分はクラウドソーシングサイトに登録するのが向いているかどうかを確認できますよ。
また後半には、計46個のクラウドソーシングサイトを比較調査した当サイトが、大学生におすすめのソーシングサイトを5個紹介しました。自分にピッタリのサイトをぜひ探してみてくださいね。
また最後には「大学生でもできる案件・仕事」を報酬相場、仕事内容を踏まえながら5つご紹介しました。
ぜひ登録後の参考にしてください。
この記事を最後まで読めば、今この瞬間からクラウドソーシングに登録してお金を稼ぐノウハウを理解することができます。では解説していきます。
クラウドソーシングのおすすめを先に知りたいという方は、「大学生におすすめのクラウドソーシングサイト5選」をご覧になってください。
大学生がクラウドソーシングを利用するメリット・デメリット
大学生がクラウドソーシングを利用するメリットとデメリットを解説します。
メリットとデメリットは次の通りです。
- 場所/時間にとらわれずに働ける
- アルバイト以上の収入を期待できる
- 人に会わずに仕事ができる
- 自分のやりたい仕事に応募できる
- 実践的なスキルを身に付けられる
- スキルがないと案件を獲得しづらい
- 時給換算すると割に合わない仕事もある
- クライアントの良し悪しを自分で確認しなければいけない
- 報酬から手数料が引かれる
大学生がクラウドソーシングを利用するメリットとデメリット、まずはメリットから解説します。
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するメリット
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するメリットは5つあります。
- 場所/時間にとらわれずに働ける
- アルバイト以上の収入を期待できる
- 人に会わずに仕事ができる
- 自分のやりたい仕事に応募できる
- 実践的なスキルを身に付けられる
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するメリットを1つずつ解説します。
メリット1:場所/時間にとらわれずに働ける
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するメリットの1つ目は、「場所/時間にとらわれずに働ける」ことです。
クラウドソーシングサイトは、場所や時間にとらわれずに働くことができます。「アルバイトをしたい!」と思っていても、大学の講義や部活動の都合で働く時間を確保できないという学生は多いです。
クラウドソーシングでは、パソコン1つあれば「いつでも」「どこでも」仕事ができます。例えば講義の間の空き時間に仕事をすることもできます。「いつでも」「どこでも」働けるクラウドソーシングは大学生に適した働き方の1つです。
メリット2:アルバイト以上の収入を期待できる
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するメリットの2つ目は、「アルバイト以上の収入を期待できる」ことです。
クラウドソーシングでは年齢や職歴は関係なく、スキルがあれば高い評価を受け、より多くのお金を稼ぐことができます。クラウドソーシング内での実績や評価が高まれば、時給が上がります。時給2,000円・3,000円以上で仕事をしている大学生も存在します。
例えば文字単価1.5円・1記事1万文字のライティングを月10本納品する場合、収入は月15万円となります。大学生でもクラウドソーシングで10万円以上稼ぐことは十分可能です。
飲食店やコンビニなどのアルバイトは時給が定められており、規定の時給から上がることは少ないでしょう。昇給したとしても数十円単位です。しかしクラウドソーシングで実績を積んでいけば、時給が数百円・数千円上がる可能性があるのです。
収入の上限がアルバイトと比較して高く、実績を積めば積むほど時給が上がっていくのがクラウドソーシングのメリットです。
メリット3:人に会わずに仕事ができる
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するメリットの3つ目は、「人に会わずに仕事ができる」ことです。
クラウドソーシングはインターネット上で全てのやり取りを行うので、人に会わずに仕事ができます。仕事内容によってオンラインで打ち合わせをすることもありますが、直接人に会うことは基本的にありません。
メールやチャットでのコミュニケーションで打ち合わせや報告ができるため、「人見知りで緊張してしまい、人と話すのが苦手」という人でも安心して仕事ができます。
また「公共交通機関での移動や面談での感染が心配…」という方も感染リスクを気にすることはありません。もちろん煩わしい職場の人間関係とも無縁です。人と会わずに仕事ができ、対人関係のストレスが少ないことはクラウドソーシングに登録して働く大きなメリットです。
メリット4:自分のやりたい仕事に応募できる
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するメリットの4つ目は、「自分のやりたい仕事に応募できる」ことです。
クラウドソーシングは、人から与えられる仕事をこなすのではなく、サイト上に募集されている案件に自分から応募するという方式で仕事を行います。言い換えれば、自分で仕事を選ぶことができます。
アルバイトで働く場合、上司から指示されたことは何でもしなければいけません。クラウドソーシングであれば、やりたい仕事にだけ立候補し、やりたくない仕事をする必要はありません。興味のある仕事・経験になりそうな仕事など自分で仕事を選べるのは、クラウドソーシングの大きなメリットです。
メリット5:実践的なスキルを身に付けられる
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するメリットの5つ目は、「実践的なスキルを身に付けられる」ことです。
クラウドソーシングで契約した仕事は、クライアントからの指示で行います。納品物のチェック・フォロー・仕事の進め方の指導などもクライアントがサポートするため、スキルを学びながら仕事ができます。つまりクラウドソーシングを通して、仕事に役立つ実践的なスキルを身に付けることができます。
またクライアントとのやり取り・報酬額の交渉・スケジュール管理なども全て自ら行うため、基礎的なビジネススキルも身に付けることができます。就職活動をこれから控えている方でも、クラウドソーシングサイトで仕事をした経験は必ず将来にプラスに働くでしょう。
クラウドソーシングを利用するメリットを5つ解説しました。
- 場所/時間にとらわれずに働ける
- アルバイト以上の収入を期待できる
- 人に会わずに仕事ができる
- 自分のやりたい仕事に応募できる
- 実践的なスキルを身に付けられる
メリットがある反面、大学生がクラウドソーシングを利用することにはデメリットもあります。次の章では大学生がクラウドソーシングを利用するデメリットを解説します。
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するデメリット
大学生がクラウドソーシングを利用するデメリットを4つ解説します。
- スキルがないと案件を獲得しづらい
- 時給換算すると割に合わない仕事もある
- クライアントの良し悪しを自分で確認しなければいけない
- 報酬から手数料が引かれる
大学生がクラウドソーシングを利用するデメリットを1つずつ解説します。
デメリット1:スキルがないと案件を獲得しづらい
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するデメリットの1つ目は、「スキルがないと案件を獲得しづらい」ことです。
特殊なスキルや資格を持っていれば、スキルを活用して効率よく稼ぐことができます。しかし誰にでもできる案件は単価も安く、あまりお金を稼ぐことができません。
- アンケート回答
- データ入力
- ライティング
- 文字起こし/テープ起こし
単価が高いなど、条件のいい案件には多くの応募者が集まり競争率が高くなります。クライアントは応募者のスキルや実績を見て契約相手を選ぶため、資格やスキルなどを持たない大学生は条件のいい案件をなかなか獲得できません。
- プログラミング
- デザイン
クラウドソーシングでは自分の得意なジャンル・稼げるジャンルを見つけ、スキルを身に付けることで効率的に稼げるようになります。
デメリット2:時給換算すると割に合わない仕事もある
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するデメリットの2つ目は、「時給換算すると割に合わない仕事もある」ことです。
初心者向けの案件や誰にでもできる案件は単価が安く設定されています。作業時間の割に報酬額が少なく、時給換算すると割に合わない仕事も多いため、最初はまとまった金額を稼ぎにくい傾向があります。
実際に筆者も今現在ではクラウドワークスで時給2,000円のライティングのお仕事をしていますが、登録直後は実績を積むために時給500円の仕事をしていた時期もありました。
評価や実績を積み重ねることで条件のいい仕事が増え、効率的に稼げます。クラウドソーシングサイトでは、実績や評価がなければ条件のいい契約を勝ち取ることはできません。
最初は非効率でも、実績を貯めるための期間だと割り切ってコツコツ頑張ることが大切です。実績を貯めるこの期間は、「時給換算すると500円…」なんてこともあります。「普通にバイトをした方が稼げるじゃん」と途中で挫折してしまう方も多いです。途中で投げ出さずにコツコツ頑張れるかどうかが、クラウドワークスで稼いでいくための大切なポイントになります。
デメリット3:クライアントの良し悪しを自分で確認しなければいけない
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するデメリットの3つ目は、「クライアントの良し悪しを自分で確認しなければいけない」ことです。
クラウドソーシングサイトを利用するクライアントの中には、次のように悪質なクライアントが一定数存在します。
- 何度も繰り返し仕事のやり直しを指示される
- 報酬をなかなか支払わない
- メッセージを送ってもなかなか返事が返ってこない
契約前に、信頼できるクライアントかを自分で確認する必要があります。
一部のクラウドソーシングサイトには会員がクライアントの評価をする機能があるので、過去の評価などを確認し、信頼して仕事できる相手かを見極めることが必要です。
デメリット4:報酬から手数料が引かれる
大学生がクラウドソーシングサイトを利用するデメリットの4つ目は、「報酬から手数料が引かれる」ことです。
クラウドソーシングではクライアントからの報酬すべてを受け取ることはできません。報酬の一部はクラウドソーシングサイト側のシステム手数料となります。
例としてクラウドワークスとランサーズのシステム手数料を紹介します。
サービス名/報酬額 | 20万円以上 | 10万円超~20万円以下 | 10万円以下 |
---|---|---|---|
クラウドワークス | 5% | 10% | 20% |
ランサーズ | 5% | 10% | 20% |
上の表に記載したシステム手数料に加え、振込手数料も報酬から差し引かれます。そのため実際に自分の手元に入る金額は、報酬額よりも少ない金額になります。
クラウドワークスを例に、報酬金額と支払金額の例を紹介します。
クラウドソーシングの利用はタダではなく、システム手数料がかかることを覚えておきましょう。
大学生がクラウドソーシングを利用するデメリットを4つ解説しました。
- スキルがないと案件を獲得しづらい
- 時給換算すると割に合わない仕事もある
- クライアントの良し悪しを自分で確認しなければいけない
- 報酬から手数料が引かれる
ここまで大学生がクラウドソーシングを利用するメリットとデメリットを解説しました。どんなサービスにもメリットとデメリットの両面があります。自分にとってメリットとデメリットのどちらが大きいのかを判断してから利用しましょう。
次の章ではクラウドソーシングに向いている大学生の特徴について解説します。
〇〇な大学生はクラウドソーシングサイトがおすすめ
クラウドソーシングサイトをおすすめしたい大学生は、以下3つにビビッとくる学生さんです。
- アルバイト以外に収入を得たいと考えている大学生
- 場所や時間にとらわれずに収入を得たい大学生
- スキマ時間にお小遣い稼ぎをしたい大学生
「アルバイトをしているけど、もっとお金が欲しい」という大学生は、クラウドソーシングがおすすめです。アルバイトと併せてクラウドソーシングで仕事をすることで、収入を増やすことができます。
大学生がアルバイトで稼げる金額は月10万円程度と言われています。収入を増やすために、クラウドソーシングを活用すれば、空き時間を使って月数万円の収入アップを目指すことができます。クラウドソーシングを利用すれば、アルバイトを掛け持ちするよりも効率的に稼ぐことが可能です。
時間や場所にとらわれずに収入を得たい大学生にもクラウドソーシングがおすすめです。「アルバイトを増やしたくても、講義や部活動・サークル活動などで予定がぎっしり詰まっていて、まとまって働ける時間がない…」そんな大学生もクラウドソーシングなら、自分の好きな時間・好きな場所で仕事ができます。クラウドソーシングでは、パソコンやスマホがあればどこでも収入を増やすことができます。
スキマ時間にお小遣いを稼ぎたいという大学生にもクラウドソーシングがおすすめです。クラウドソーシングに登録すれば、講義と講義の間のスキマ時間を活用して、キャンパスにいながらお金を稼ぐことができます。
クラウドソーシングサイトには、アンケートや口コミ入力などの案件もあります。スマホがあればキャンパス内でも仕事ができ、それだけで月1万円近く稼ぐことも可能です。
アンケートや口コミ入力のお仕事の事例【スマホ1台あれば誰でもできる仕事】
クラウドソーシングは、スキマ時間に小遣い稼ぎをしたい大学生に適しています。以下にビビッとくる方はぜひクラウドソーシングサイトに登録することをおすすめします。
- アルバイト以外に収入を得たいと考えている大学生
- 場所や時間にとらわれずに収入を得たい大学生
- スキマ時間にお小遣い稼ぎをしたい大学生
次の章では、大学生でも稼ぎやすいクラウドソーシングサイトを具体的に紹介します。
大学生におすすめのクラウドソーシングサイト6選
この章では大学生におすすめのクラウドソーシングサイトを6個紹介していきます。
「これからクラウドソーシングを利用して、ガッツリ稼ぎたい!」と考えている方は、ソーシングサイトに2〜3個登録するのをおすすめします。なぜなら複数のソーシングサイトに登録すれば、出会える案件数が増え、仕事を獲得できる可能性が広がるからです。
1つのサイトでは見つけられなかった案件を、他のソーシングサイトで見つけることができます。また複数のソーシングサイトに登録してみて、徐々に自分に合ったサイトに絞っていくという使い方もできます。
ぜひ2〜3個のサイトに登録してみてくださいね。今回紹介するサイトは、次の6個です。
1つずつ詳しく紹介していきます。
クラウドワークス
1つ目に紹介するのがクラウドワークスです。
言わずと知れた、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。2023年現在、利用する企業は4.2万社、累計会員数は200万人を超える国内最大のクラウドソーシングサービスです。
そんなクラウドワークスの概要は次の通りです。
運営会社 | 株式会社クラウドワークス(東証マザーズ上場企業) |
累計会員数 | 200万人以上 |
サービス開始年 | 2012年 |
案件数(2021年05月27日に計測) | ・システム開発:287件 ・アプリ・スマートフォン開発:66件 ・ホームページ制作・Webデザイン:318件 ・ECサイト・ネットショップ構築:937件 ・デザイン:721件 ・ネーミング・アイデア:61件 ・ライティング/記事作成:2,385件 ・事務/簡単作業:2,913件 ・ビジネス・マーケティング・企画:520件 ・翻訳・通訳サービス:283件 ・写真・画像・動画:773件 ・3D-CG制作:20件 ・ハードウェア設計・開発:8件 ・音楽・音響・BGM:138件 ・暮らし・社会:15件 ・プロジェクト・保守運用メンバー募集:10件 |
総契約額(総流通金額) | 127.7億円(2020年9月期実績) |
利用社数 | 4.2万社(2020年3月期実績) |
手数料 | ・20万円以上:5% ・10万円超〜20万円以下:10% ・10万円以下:20% |
クラウドワークスの案件数は、日本で一番多いです。幅広い案件から、自分がやってみたい仕事に応募することができます。
クラウドワークスを大学生に1番におすすめしている理由は、「特別なスキルがなくてもできる仕事が数多くあるから」です。クラウドワークスにはライティング・データ入力・アンケート回答など、誰でもできる仕事が数多くあります。現時点で社会人経験がなくても、仕事に応募ができ、しっかりお金を稼ぐことができます。
スキル不要の案件をこなすだけでも、月1万円前後の金額を稼げます。スキルを教えてもらいながら仕事ができる案件もあるので、勉強しながらお金を稼ぐこともできます。勉強したスキルを活かして高単価な案件にもチャレンジできますよ。
大学生でも月20万円・30万円を稼げるチャンスがあるのがクラウドワークスです。案件への応募は締め切りがあります。魅力的な案件が他の学生に取られてしまう前に、気になる方は登録することをおすすめします。登録は3分でできますよ。
クラウドワークスについて詳しく知りたい方は「クラウドワークスの口コミ・評判|3つのメリットと3つの注意点」をご覧ください。クラウドソーシングサービス計46個を比較調査した当サイトが、クラウドワークスの評判/口コミについて詳しく解説しました。
ランサーズ
2つ目に紹介するのがランサーズです。ランサーズの概要は次の通りです。
運営会社 | ランサーズ株式会社(東証マザーズ上場企業) |
累計会員数 | 110万人以上 |
サービス開始年 | 2008年 |
案件数(2021年05月27日に計測) | ・システム開発・運用:1,952件 ・Web制作・Webデザイン:2,569件 ・デザイン制作:770件 ・ライティング・ネーミングの仕事・依頼:831件 ・タスク・作業の仕事・依頼:779件 ・写真・動画・ナレーションの仕事・依頼:193件 ・翻訳・通訳サービスの仕事・依頼:105件 ・事務・コンサル・専門職・その他の仕事・依頼:885件 ・営業・マーケティング・企画・広報:86件 |
総契約額(総流通金額) | 81億円(2020年実績) |
利用社数 | 3.6万社(2021年9月期実績) |
手数料 | ・20万円以上:5% ・10万円超〜20万円以下:10% ・10万円以下:20% |
クラウドワークスに次いで2番目の規模を誇るランサーズ。サービス開始は2008年と、クラウドワークスよりも4年早くサービスを開始しています。
ランサーズの魅力は、案件数の豊富さです。クラウドワークスには案件数がやや劣ります。しかし専門的なスキルが必要なシステム開発やWebデザインのお仕事、専門的なスキルが要らないライティング・事務作業などの案件を中心に案件が豊富に掲載されています。
総契約額は年間81億円という実績から、活発に取引されていることがわかります。案件も比較的見つけやすく、登録からすぐにお仕事を獲得できるでしょう。
クラウドワークスと合わせて登録しておけば、見つけられる案件数をグッと広げることができます。クラウドワークス以外にも、ランサーズに登録することをおすすめします。
クラウディア
3つ目に紹介するのがクラウディアです。クラウディアの概要は次の通りです。
運営会社 | 株式会社エムフロ |
累計会員数 | 100万人以上 |
サービス開始年 | 2012年 |
案件数(2021年05月27日に計測) | ・タスク・軽作業・事務:1,659件 ・ライティング(記事作成)・翻訳:2,541件 ・デザイン制作:113件 ・システム開発・運用:135件 ・Webサイト・HP制作、運用管理:230件 ・その他:403件 |
総契約額(総流通金額) | 不明 |
利用社数 | 不明 |
手数料 | ・1円~5万の部分:15% ・5万1円~10万円の部分:10% ・10万1円~100万円の部分:5% ・100万1円以上の部分:3% ・時間制の場合:一律10% |
累計会員数は100万人以上、2012年からサービスを開始しているクラウディア。クラウドワークスやランサーズと比較すると全体的な案件数はやや劣りますが、ライティング案件、タスク・軽作業案件では多数掲載されています。
クラウディアにはデザイン制作やWebサイト制作などの専門的なスキルを必要とする案件は少なめです。しかしライティング・軽作業・事務作業など、誰でも仕事ができる案件は豊富です。社会人経験が少ない大学生にピッタリだといえます。全案件の実に8割以上が、ライティング・事務作業系の案件になります。
まだ専門的なスキルを持っていない大学生の方に特におすすめのサイトです。クラウドワークスやランサーズに比べて手数料の割合が低いこともメリットですね。
ココナラ
4つ目に紹介するのが、ココナラです。ココナラの概要は次の通りです。
運営会社 | 株式会社ココナラ |
累計会員数 | 133万人 |
サービス開始年 | 2012年 |
案件数(2021年05月27日に計測) | – デザイン:30,994件 – イラスト・漫画:69,204件 – Webサイト制作・Webデザイン:22,766件 – 音楽・ナレーション:19,551件 – 動画・アニメーション・撮影:21,349件 – ビジネス代行・相談・士業:26,096件 – ライティング・翻訳:26,042件 – IT・プログラミング・開発:11,081件 – Webマーケティング・集客:11,461件 – 占い:56,932件 – 悩み相談・恋愛相談・話し相手:93,593件 – キャリア・就職・資格・学習:21,954件 – 美容・ファッション・健康:18,598件 – ライフスタイル・エンタメ:32,655件 – オンラインレッスン・アドバイス:13,800件 – マネー・副業・アフィリエイト:11,799件 |
総契約額(総流通金額) | 62億 |
利用社数 | 不明 |
手数料 | – 1円〜5万円以下:手数料27.5% – 5万円超〜10万円以下:手数料22% – 10万円超〜50万円以下:手数料16.5% – 50万円超:手数料11% |
ココナラはクラウドワークスやランサーズと比較すると特徴が異なります。
というのも、ココナラはソーシングサイトの中でも「スキルシェア」と呼ばれるジャンルになります。ココナラでは掲載されているお仕事に応募するのではなく、ワーカー(働き手)自らがお仕事を掲載します。掲載内容を見た企業・団体・個人がお仕事を購入することで、お仕事がスタートする仕組みです。
ココナラは「スキルを売り買いする」というコンセプトの通り、自分の得意なことを何でも販売できるのが魅力です。Web制作系の専門的なスキルもさることながら、お悩み相談(話を電話で聞くだけ)やファッション・メイク相談・節約相談など、得意なことであれば何でも販売し、報酬を得ることができます。
「大学生が恋愛相談にのります」「現役大学生が最近流行っているサービスについて教えてあげます」という商品も出品できてしまうのです。「そんなものまで売れちゃうの?」というように、思ってもみない商品が売れちゃうことがよくあります。
クラウドワークス・ランサーズ・クラディアとは少しタイプが異なりますが、幅広いスキルを販売できるのがココナラです。気になった方はぜひ登録してみてくださいね。
サグーワークス
続いて紹介するのが、サグーワークスです。
サグーワークスの概要は次の通りです。
運営会社 | 株式会社ウィルゲート |
累計会員数 | 284,601名 |
サービス開始年 | 2012年12月 |
案件 | – テキスト作成のお仕事(サグーライティング) – Webアンケート(サグーリサーチ) – 記事チェックのお仕事(サグーチェック) |
総契約額(総流通金額) | 不明 |
利用社数 | 累計3,600社 |
手数料 | 不明 |
サグーワークスは、ライティング案件に特化したクラウドソーシングサービスです。
仕事の種類は以下の3つがあります。
- テキスト作成のお仕事(サグーライティング)
- Webアンケート(サグーリサーチ)
- 記事チェックのお仕事(サグーチェック)
サグーワークスの最大の特徴は、仕事を獲得しやすいことです。サグーワークスでは登録後、仕事があなたの元にすぐに届きます。最初は単価が低いアンケートの仕事が中心ですが、サグーワークス内で実績を積むことで、高単価のライティングの仕事に挑戦できます。
クラウドワークスやランサーズと違い、サグーワークスの運営者がクライアントとの間に入ってやりとりをしてくれるので、あなたはライティングの仕事に集中できます。企業との交渉やコミュニケーションが不安な大学生にピッタリです。
稼げる金額は〜15万円ほどと金額に限りはありますが、堅実にコツコツ稼ぎたい方にはピッタリだといえます。クラウドワークス・ランサーズに続く3番目のサイトとして登録することをおすすめします。
サグーワークスついて詳しく知りたい方は「サグーワークスの口コミ・評判を解説|5つのメリットと3つの注意点」をご覧ください。クラウドソーシングサービス計46個を比較調査した当サイトが、サグーワークスの評判・口コミについて詳しく解説しました。
JobUni
最後に紹介するのが、JobUni(ジョブユニ)です。
JobUniは、大学生・大学院生に特化したクラウドソーシングサイトになります。
運営会社 | ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社 |
累計会員数 | 2,000名以上 |
サービス開始年 | 2013年 |
案件 | – データ解析・入力 -調査(技術系) -調査(市場系・一般) -マーケティング -資料作成 -文字起こし・校正 -翻訳(英語・その他) -プログラミング -インターン -アンケート調査他 |
総契約額(総流通金額) | 不明 |
手数料 | 不明 |
JobUniの最大の特徴が、大学生/大学院生に特化したクラウドソーシングサイトであること。
案件の内容も大学生が気軽にできる仕事ばかり。
スキルが必要になるプログラミングや資料作成のお仕事から、スキル不要のデータ入力・解析のお仕事まで。様々な種類の案件が掲載されています。
対象大学は以下の通り。
JobUniには2,000名以上の大学・大学院生が登録しています。
報酬も一律時給1,200円と定められているのでアルバイト並みの収入が期待できます。大学生に特化したソーシングサイトに登録したい方は、JobUniがおすすめですよ。
以上6個が大学生におすすめのクラウドソーシングサイトになります。
登録はどのサイトも無料です。気になるサイトがあれば、ぜひ登録してみてくださいね。
大学生でもできるおすすめの仕事・案件5選
続いて、大学生でもできるおすすめの仕事・案件を5つ紹介します。登録後はぜひ5つの案件にチャレンジしてみてくださいね。
- ライティング
- 文字おこし/テープおこし
- データ入力
- アンケート回答
- SNS代行
仕事・案件について、その特徴と報酬相場を1つずつ解説します。
ライティング
大学生でもできるおすすめの仕事1つ目は、「ライティング」です。ライティングの仕事とはブログやメディアに掲載する記事を書くことです。
クライアントの指示のもと、記事を書いて納品するのが仕事内容です。基本的には”1文字〇円”という文字単価が設定されており、「文字単価×文字数」で報酬金額が決定します。
ライティング案件の報酬相場は以下のようになっています。
仕事内容 | 報酬相場 | 依頼業務例 |
---|---|---|
ライティング(記事作成) | 2,000円~/記事 | 2,000文字以上の記事作成 |
クラウドソーシングサイトには、専門的な知識や職歴がなくても応募できるライティング案件がたくさんあります。
- 趣味や特技
- アルバイトの経験
- 商品やサービスの体験談
中には大学生を対象にした高単価案件もあります。大学生ならではの視点を活かした記事執筆で、お金を稼ぐことも可能です。
以下で紹介する4つの仕事の中でも一番稼げる仕事がライティングです。他4つの仕事では稼げる金額に上限がありますが、ライティングの仕事は上限がほとんどないと言えます。月10万円・50万円・100万円以上稼いでいるライターもいるからです。
ライティングの仕事は、次のような大学生に特におすすめです。
- 文章を書くのが好きな大学生
- レポートを書くことが多く、文章作成に慣れている大学生
- 好奇心が強く、調べることが好きな大学生
ライティングの仕事が多数掲載されているクラウドソーシングサイト
文字おこし/テープおこし
大学生でもできるおすすめの仕事の2つ目は、文字おこし/テープおこしです。インタビューや講演で話した内容を音声ファイル等から聞き取り、テキストに書き起こして納品するのが仕事内容です。聞き取る音声データの時間数によって報酬も異なります。
文字おこし/テープおこしの報酬相場は、次のようになっています。
仕事内容 | 報酬相場 | 依頼業務例 |
---|---|---|
文字おこし/テープおこし | 5,000円~ | インタビューの文字起こし(60分) |
特別なスキルがなくても、聞き取った内容を正確に書き起こすだけなので大学生が応募する案件としてはピッタリです。
文字おこし/テープ起こしの仕事は、次のような大学生に特におすすめです。
- キーボードのタイピングが早い大学生
- 聞き取りをする集中力が高い大学生
- 日本語文法や正しい字遣い、漢字の知識に自信がある大学生
文字おこし/テープおこしの仕事が多数掲載されているクラウドソーシングサイト
データ入力
大学生でもできるおすすめの仕事、3つ目は「データ入力」です。クライアントの指示に従い、データを集計・入力・整理する仕事です。
データ入力の仕事には、次のような案件があります。
- アンケート結果の集計
- 営業先リストの作成
- URLアドレスの入力
データ入力の報酬相場は以下のようになっています。
仕事内容 | 報酬相場 | 依頼業務例 |
---|---|---|
データ入力 | 100円~/件 | 営業リストの作成依頼 |
excelなどのソフトを使うことはありますが、パソコンの基礎的なスキルがあれば誰でもできる仕事です。
データ入力の仕事は、のような大学生に特におすすめです。
- 1つのことを続ける集中力がある大学生
- 正確にミスなく仕事をする几帳面な大学生
- パソコンで作業するのが得意な大学生
データ入力の仕事が多数掲載されているクラウドソーシングサイト
アンケート回答
大学生でもできるおすすめの仕事、4つ目は「アンケート回答」です。
クラウドソーシングサイト上では、次のようなアンケート案件が掲載されています。
- 商品やサービスを利用した感想
- 映画やテレビ番組の見どころ
- あなたの趣味を教えてください
自分の趣味や興味関心に合ったアンケートを回答するだけでお金を稼ぐことができます。
報酬金額は質問数によって異なります。アンケート回答の報酬相場は以下のようになっています。
仕事内容 | 報酬相場 | 依頼業務例 |
---|---|---|
アンケート回答 | 50円~/回答 | アンケート5問程度 |
短いスキマ時間でもスマホを使ってお小遣い稼ぎができるため、特別なスキルや資格がない大学生が仕事をするのに適しています。空きコマを利用しながら月1万円程度のお小遣い稼ぎができちゃいますよ。
アンケート回答の仕事は、次のような大学生に特におすすめです。
- スキマ時間にお小遣い稼ぎをしたい大学生
- スマホ1台でお金を稼ぎたい大学生
アンケート回答の仕事が多数掲載されているクラウドソーシングサイト
サービス | 案件数 | 登録ページ |
---|---|---|
クラウドワークス | 621件 |
SNS代行
大学生でもできるおすすめの仕事の5つ目は「SNS代行」です。企業の代わりにTwitterやInstagramなど、SNSに投稿する仕事です。
企業は商品やサービス・ブランドのPRのために積極的にSNSを活用しています。SNSの投稿は企業とユーザーをつなぐ重要なコミュニケーションの役割を果たすことから、SNSの重要度は年々高まっています。最近では、SNSの投稿代行をクラウドソーシングで依頼する企業も増えています。
投稿代行やリプライ・DMへの対応など、様々な案件があります。SNSを日常的に使いこなす大学生であれば、SNS代行でお金を稼ぐことができます。
SNS代行の仕事は、次のような大学生に特におすすめです。
- 普段からSNSを使い慣れている大学生
- マーケティングについて興味がある大学生
- アピールや自己表現が得意な大学生
大学生ができるおすすめのクラウドソーシング案件、5つを解説しました。
- ライティング
- 文字おこし/テープおこし
- データ入力
- アンケート回答
- SNS代行
登録後はぜひ5個の案件に応募するなど、チャレンジをしてみてくださいね。
次の章では、実際に大学生がクラウドソーシングで働く際の注意点を解説します。
大学生がクラウドソーシングサイトで働く際の3つの注意点
大学生がクラウドソーシングサイトを利用して働く際の注意点が3つあります。
- 「学生だから」は通用しない
- 報/連/相/を徹底しよう
- 確定申告について注意する
大学生がクラウドソーシングサイトで働く際の注意点を1つずつ解説します。
「学生だから」は通用しない
クラウドソーシングサイトで働く以上、「学生だから」という言い訳は通用しません。フリーランスも、主婦も、学生も同じ土俵に立って仕事をするのがクラウドソーシングです。
アルバイトで働いているときは、失敗しても上司や社員がフォローしてくれます。「学生だから仕方ない」と大目に見てくれる部分もあります。しかしクラウドソーシングで働く以上は、全ての責任を自身で負う必要があります。納期を守る・メッセージには返信するなど、仕事である以上、社会人として行動する必要があります。
報・連・相を徹底しよう
社会人としての基本とされる「報・連・相(ホウレンソウ)」。クラウドソーシングで働く際には、報告・連絡・相談を徹底することが重要です。
ビジネスのあらゆる現場では「報告・連絡・相談」が必要です。クラウドソーシングの仕事でも、次のように「報告・連絡・相談」が必要になります。
- クライアントに進捗状況を報告する
- クライアントからの連絡に対して必ず返信をする
- 困ったことがあればクライアントに必ず相談する
どんなに優れたスキルを持っていても、基本的な報告・連絡・相談が欠けていたら、クライアントとビジネス上の信頼関係を築くことができません。クラウドソーシングで働くためには報告・連絡・相談を徹底することを忘れてはいけません。
確定申告について注意する
クラウドソーシング上で働く際に注意すべき点として、税金の問題があります。
大学生は基本的に親に扶養されている立場になります。ただ年収が一定の基準を超えれば、学生であっても親の扶養から外れ、所得税や住民税を支払う必要があります。
大事なポイントは、クラウドソーシングによる年間の所得が48万円を超えないようにすることです。年間所得が48万円を超えると、親の扶養から外れ、親は扶養控除による税金の優遇が受けられなくなります。
さらに年間所得48万円までは基礎控除として所得は非課税になりますが、48万円を1円でも超えると雑所得して所得税の課税対象となります。48万円以上の所得がある場合、確定申告をして所得税を納める必要があります。
給与所得であれば55万円分の給与所得控除の枠があるため、48万円の基礎控除と合わせて年間所得103万円までが非課税です。しかしクラウドソーシングによる収入は雑所得扱いとなるため、給与所得控除の対象外となり、非課税になるのは48万円分しかありません。
税金で優遇を受けるための年間所得103万円以内に抑える103万円の壁というのは有名ですが、クラウドソーシングの場合、48万円の壁になることに注意しましょう。
アルバイトとクラウドソーシングを掛け持ちをする場合は、クラウドソーシングによる所得が20万円を超えれば、確定申告が必要です。基礎控除48万円の範囲内の所得で、課税所得が0円だとしても20万円を超えれば確定申告しなければいけません。
※2020年度から基礎控除額は38万円から48万円に変更されました。
大学生がクラウドソーシングで働く際の注意点3つを解説しました。
- 「学生だから」は通用しない
- 報/連/相/を徹底しよう
- 確定申告について注意する
まとめ
いかがだったでしょうか。最後にこの記事をまとめていきます。
大学生がクラウドソーシングを利用するメリット・デメリットは、次の通りでした。
- 場所/時間にとらわれずに働ける
- アルバイト以上の収入を期待できる
- 人に会わずに仕事ができる
- 自分のやりたい仕事に応募できる
- 実践的なスキルを身に付けられる
- スキルがないと案件を獲得しづらい
- 時給換算すると割に合わない仕事もある
- クライアントの良し悪しを自分で確認しなければいけない
- 報酬から手数料が引かれる
クラウドソーシングをおすすめしたい大学生は以下3つにビビッとくる学生さんです。
- アルバイト以外に収入を得たいと考えている大学生
- 場所や時間にとらわれずに収入を得たい大学生
- スキマ時間にお小遣い稼ぎをしたい大学生
大学生におすすめのクラウドソーシングは以下5つでした。
- アルバイト以外に収入を得たいと考えている大学生
- 場所や時間にとらわれずに収入を得たい大学生
- スキマ時間にお小遣い稼ぎをしたい大学生
気になるサイトがあれば2〜3個登録してくださいね。
大学生でもできるおすすめの仕事・案件を以下5つでした。
- ライティング
- 文字おこし/テープおこし
- データ入力
- アンケート回答
- SNS代行
登録後はぜひ5つの案件にチャレンジしてみてくださいね。
大学生がクラウドソーシングサイトを利用して働く際の注意点は以下3つでした。
- 「学生だから」は通用しない
- 報/連/相/を徹底しよう
- 確定申告について注意する
この記事が少しでも参考になれば幸いです。