Vライバーとは何者?Vtuberとの5つの違いを解説
- 「Vライバーとは何者?」
- 「VライバーとVtuberの違いを知りたい…」
- 「Vライバーになるにはどうすればいいの…」
- 「Vライバーってどれくらい稼げるの…」
あなたは今こんなことを考えていませんか?
2017年に登場した「キズナアイ」を筆頭に、国内のバーチャルYouTuber(以下、Vtuber)人気は急拡大しました。
需要が急増するにつれ、リアルアイドル並みの人気を誇るVtuberたちが次々誕生。Youtubeではチャンネル登録者が100万人を超えるVtuberが数多く誕生しています。
Vtuber人口は増加の一途をたどり、2023年にはついに2万人を突破しました。有名企業とのタイアップや世界市場への進出など、Vtuberたちの活躍には目覚ましいものがあります。
そして最近では、YouTube以外のプラットフォームで活躍するVtuberも増加してきました。
その1つが「ライブ配信アプリ」で配信する「Vライバー(バーチャルライバー)」たちです。
「ライブ配信アプリ」といえば、顔出しをしながら配信をしているイメージがありますが、Vtuberのように顔を出さずに配信をしているライバーも存在し、そのようなライブ配信アプリをメインとするバーチャルライバーのことを「Vライバー」と呼びます。
また、Vライバー専用またはその機能が実装された配信アプリも続々とリリースをしており、有名なところですと「17LIVE(V配信が急拡大中)」「ビゴライブ」「spoon」などが多くのユーザー数を集め人気です。
記事の最後にはこれら3つのアプリを詳しく解説した「Vライバーにおすすめのライブ配信アプリ3選」もありますので興味がある方はぜひそちらもお読みください。
この記事では、「Vライバー」と「Vtuber」の違いを丁寧に解説していきます。さらにVライバーのメリットやデメリットに加え、Vライバーのリアルな収入事情も紹介。Vライバーに興味がある方向けに、Vライバーのなり方も解説します。
この記事を最後まで読めば「Vライバーとは」という疑問が解決するはずですよ。
ぜひ最後までご覧になってください。では解説していきます。
V系配信の主要アプリとして名高いのは以下の3つです。この記事でVライバーの存在が分かれば、まず体験されることをおすすめします。
無料で試せますし、ぜひダウンロードしてみてください。
Vライバー(バーチャルライバー)とは何者?
Vライバーとは「バーチャルライバー」の略です。ライブ配信アプリを通じ、Vキャラで生配信をする配信者のことを指します。ライブ配信アプリとはスマホ1台でライバー(配信者)になれるアプリのこと。画面を通じて視聴者と交流するのが特徴です。
ライブ配信といっても一般的な顔出し配信とは違い、VライバーはVキャラを通じて配信します。「声のライバー」として配信という仮想空間を提供し、リスナーを楽しませるのが仕事です。
前述でもご紹介した通り、V系配信の主要アプリとして名高いのは「17LIVE(V配信が急拡大中)」「ビゴライブ」「spoon」です。ユーザー数や機能、配信のクオリティなどすべてにおいて高い評価を得ています。
Vキャラ人気は年々拡大しています。配信アプリの技術も日々進化しており、今やアプリがあればスマホ1台で誰でもVライバーになれる時代です。
V配信できるアプリには以下の機能があります。
V配信アプリがあればVキャラの作成から配信、収益化までがスマホ1台で完結します。しかもほとんどの機能を無料で利用できるのもメリットです。
V配信アプリのアバター機能は日々進化しており、ライバーとVキャラの動きを連動させる「モーションキャプチャ」は画期的な技術です。
一昔前のように高額な機材やスキルも不要。誰でも気軽にオリジナルキャラで配信ができるため、Vライバー人口も年々増加しています。
V系配信アプリIRIAMで配信するVライバーの様子
メタバース(仮想空間)や5G時代の到来により、世界的に注目されているバーチャルの世界。インフルエンサーとして大きく飛躍したい方、有名になりたい方、Vキャラを通じて配信したい方は「Vライバー」をチェックしてみてください。
以上、Vライバーについて解説しました。
引き続き「VライバーとVtuberの違い」を5つの観点から紹介していきます。
VライバーとVtuberの比較!収入など5つの違い
この章では、VライバーとVtuberの違いについて、5つの観点から解説します。
VライバーとVtuberの違いは、主に以下の5つです。
Vtuberは「バーチャルユーチューバー」の略。動画配信が主体のクリエイターを指します。主な活動拠点はYouTubeを中心とした動画投稿サイトです。
V業界に革命を起こした「キズナアイ」をはじめ、現在のV業界を引率する「ホロライブ」「にじさんじ」「あおぎり高校」もVtuberに該当します。
V系有名企業「ホロライブ」の所属タレントたち
一方、Vライバーは「バーチャルキャラクターで生配信をする人」を指します。主な媒体はライブ配信アプリです。バーチャルキャラクターを通じ、リスナーとリアルタイムで交流するのが特徴です。「17LIVE(V配信が急拡大中)」「ビゴライブ」「spoon」などのアプリが有名です。
以上のようにVtuberは動画配信がメイン、Vライバーは生配信がメインという点が大きな違いです。
VライバーとVtuberは必要な機材にも大きな違いがあります。
Vtuberは動画編集が必要なためパソコンは必須。ゲーム動画を投稿する場合は高性能のゲーミングPCが必要です。その他マイクや動画編集ソフトなども揃えておきたいところ。
Vキャラのイラストを外注すれば数万円~数十万円の費用がかかります。自分で描ける人を除き、立ち絵を準備するだけでかなりの出費です。ただしVtuberオーディションに合格し、企業に所属すれば、オリジナルのVキャラを作成してもらえることもあります。
一方Vライバーの場合、スマホとアプリがあれば配信デビューできるため、初期費用はほとんどかかりません。アプリ内のアバター作成機能を使えばVキャラ作成は無料。アバターを動かす機能がアプリに内臓されていることも多く、高額な機材を購入する必要はありません。
「SHOWROOM V」のアバターはウインクなど表情にも連動
収入源にも違いがあります。生配信をするVライバーの収入源は、配信で受け取る「投げ銭」です。投げ銭とはオンライン上のチップのこと。リスナーが課金し「推し」ライバーにプレゼントするものです。
人気V配信アプリ「IRIAM」のギフト(投げ銭)
配信の常連となる固定ファンを増やすことで、ライバーはより多くの投げ銭を受け取れます。投げ銭の一定割合がライバーに還元される仕組みです。
Vtuberの主な収入源は動画投稿による広告収入です。投稿した動画の再生回数で収入が決まります。ライバルが多い半面、人気Vtuberになれば稼げる額は天井知らず。億単位で稼ぐVtuberも存在するほどです。
ただしVtuberとして動画再生で収入を得るのは簡単ではありません。大きく稼げるVtuberはほんの一握り。知名度が低く、フォロワー数が少ないVtuberは、ほとんど収入を得られない厳しい世界です。
一方、ライブ配信アプリを拠点とするVライバーの場合、知名度のない新人でも集客しやすい仕組みがあります。多くのアプリには新人ライバー専用のカテゴリが用意されているからです。
REALITYの新人カテゴリ「ビギナー」
「新人カテゴリ」に表示されれば、新人でもアプリのトップに表示されやすくなります。フォロワー数の多い人気ライバーに埋もれることなく、リスナーに見つけてもらいやすい仕様になっているのです。
人気V配信アプリ「REALITY」のアバターイメージ
「新人ライバーを応援したい」というリスナーが多いことも、ライブ配信アプリの特徴。アイドル発掘のように、ライブ配信アプリには新人ライバーを応援する文化が根付いています。
以上のように、VライバーとVtuberは「生配信」と「動画投稿」の違いがあります。どちらにもメリット・デメリットはありますが、初心者が参入しやすいのは圧倒的に「Vライバー」です。
初期費用や機材が不要なことと、未経験でも集客しやすいことが理由です。
未経験からVの世界に挑戦するなら、まずは初期費用をかけずにVライバーとして始めてみてはいかがでしょうか。
無料のV配信アプリで可能性を試しつつ、ゆくゆくは有名企業のVtuberを目指すのもおすすめですよ。
以上、VライバーとVtuberの違いについて5つの観点から解説しました。
引き続き、Vライバーのメリット/デメリットを紹介します。
Vライバーのメリットとデメリット
ここからはVライバーのメリット/デメリットについて解説していきます。
Vライバーになるメリットは以下の4つです。
Vライバーになるデメリットは以下の2つです。
1つずつ詳しく解説します。
Vライバーになる4つのメリット
ここからはVライバーになるメリットについて解説します。
Vライバーになるメリットは以下の4つです。
Vライバーの一番大きなメリットは「スマホがあれば手軽に始められること」です。スマホにアプリをダウンロードすれば、その場ですぐにVライバーとしてデビューできます。V配信が急拡大中の人気アプリNo.1は「17LIVE」。まずはアプリをダウンロードしてみてくださいね。
アプリ内でVキャラを作成したり、Vキャラを動かしたりする技術は画期的。しかもほとんどの機能を無料で利用できます。まずはお金をかけずに挑戦したい方におすすめです。
筆者が初めて作ったアバター
Vライバーの場合、配信を始めたばかりの初心者でも一定のリスナーが視聴してくれます。理由は新人でも集客しやすい仕組みがあるからです。
多くのV配信アプリには「新人専用のカテゴリ」があります。
人気V配信アプリ「17LIVE」を例に見てみると、アプリトップに表示されているカテゴリは主に以下の4つです。
17LIVEで配信を始めたばかりの新人ライバーは「新人」カテゴリに表示されます。
つまりフォロワー数が多い人気ライバーとは別のカテゴリに表示されるため、リスナーに認知されやすいことが利点です。
リスナーのなかには「新人ライバーを応援してあげたい」と思う人もいます。例えるなら、地下アイドルを発掘するファンの心理です。
リスナーにとって新人を人気者に押し上げる楽しみ方も、ライブ配信アプリの魅力なのです。
さらにV配信アプリでは新人ライバーが参加できるアプリ内のイベントが開催されます。イベントとは投げ銭の量を競って人気度を決めるランキングのことです。
イベントに出れば露出度が高まるため知名度アップを図れます。新人イベントで入賞できれば、一気に有名ライバーへ昇り詰めることも可能です。
V配信アプリには「新人カテゴリ」や「イベント」を通じ、初心者が活躍しやすい仕組みがあります。V配信未経験の方は、Vライバーとして始めてみるのがおすすめです。
Vライバーのメリットとして最後にお伝えするのが「収益化のしやすさ」です。
Vライバーの収入源は主に「投げ銭」と呼ばれるオンライン上のチップ。リスナーが推しにプレゼントするもので、ファンが多い人気ライバーほど多くの投げ銭を受け取れます。
REALITYの定番ギフト
投げ銭はほとんどのアプリで実装されており、配信を盛り上げるアイテムの一つ。1個数円~数十円の低単価から利用できるため、チップ感覚で気軽に投げてもらえます。
受け取った投げ銭の一部がライバーの取り分として還元される仕組みです。
配信を始めたばかりの新人でも投げ銭を受け取れるチャンスはあります。配信初日から収益化できるケースは珍しくありません。
以上のようにV配信アプリは知名度のない新人でも集客しやすく、収益化しやすいのが特徴です。「すぐに収益化したい」「お小遣い稼ぎしたい」という方なら、断然Vライバーをおすすめします。
以上、Vライバーになるメリットを解説しました。
引き続き、Vライバーになるデメリットを紹介します。
Vライバーになる2つのデメリット
ここからはVライバーになるデメリットについて解説します。
Vライバーになるデメリットは以下の2つです。
1つずつ詳しく解説します。
Vライバーのデメリット1つ目は「最初から大きく稼げるわけではないこと」です。収益化しやすいメリットがある一方で、投げ銭による収入は安定しない側面もあります。配信しても投げ銭をもらえるとは限らないからです。
固定ファンが増えれば収入も安定してきますが、最初は「なかなか稼げないな…」と感じることもあるでしょう。Vライバーとして安定した収入を目指すなら、一人ひとりファンを増やすための地道な努力が必須です。
Vライバーのデメリット2つ目は「リスナーを集めるには定期的に配信する必要があること」です。
トップライバーの共通点は「毎日コツコツ配信していること」です。
「時間があるときだけちょこっと配信する」というライバーは、なかなかリスナーに認知してもらえないため、固定ファンを増やせません。固定ファンが増えなければ投げ銭による安定収入は見込めないのです。
固定ファンを増やすには「毎日コツコツ配信を続けること」がもっとも近道。トップライバーをお手本に、地道な努力を継続できるかどうかが成功への鍵になります。
以上、Vライバーになる2つのデメリットについて解説しました。
引き続き、Vライバーの収入事情について口コミを元に検証します。
Vライバーの収入事情とは|口コミから検証
結論から言うと、Vライバーの収入はピンからキリです。
ライブ配信アプリの収入源は主に投げ銭。投げ銭を受け取れなければ、月収ゼロもあり得ます。一方、人気アプリのトップライバーたちは月収100万円以上を稼いでいます。中には200万円以上を稼ぐ人気ライバーの存在も確認できました。自宅にいながら稼げる職業のなかではズバ抜けています。
Vライバーの収入に関する口コミ
Vライバーでも、時給1000円↑+αでギフトかなり飛ぶから、稼げる子は30万以上稼いでたりする業界なので…。
引用:ツイッター
1円たりとも収入を得ていないのに「Vライバー 確定申告」とか調べちゃう
引用:ツイッター
口コミを見る限り「稼げる」というVライバーがいる一方、「まったく稼げない」というVライバーもいることが分かります。
当サイトではVライバーを以下の3つに分類し、収入の目安を示しました。
人気アプリのトップ層にもなると月収100万円以上のVライバーも存在します。
人気V配信アプリ「IRIAM」のトップライバーを例に、リアルな収入事情を調査してみました。
「IRIAM」の月間ライバーランキングを見ると、1位のライバーが受け取った投げ銭は合計1,200万円相当でした。
投げ銭の20%がライバーに還元されると仮定した場合、1位のライバーの推定月収は約250万円です。250万円といえば新卒サラリーマンの平均年収並み。それが月収というから驚きです。
IRIAMの月間ランキング1位のVライバーの推定月収は250万円
同じように計算した場合、IRIAMのランキング1位~5位までの平均月収は約160万円でした。IRIAMで上位5位以内に入れば、100万円を超える高額収入を得られることが分かりました。
Vライバーとして人気アプリのトップ層に入れば、大きく稼げる夢があります。
Vライバー市場の盛り上がりは年々増加傾向のため、将来的にはさらに高額な収入を稼ぐVライバーも出てくるでしょう。
ご紹介した通り、Vライバーの収入はピンからキリです。
ライブ配信アプリでV配信を始めても、最初は大きく稼げません。投げ銭をもらえなければ、どれだけ配信しても収入はほとんど無いのが現状。アルバイトをした方がよっぽど実入りが良いと感じるでしょう。
ただし固定ファンが増え、人気が安定すれば会社員を超える高額収入を得られます。バーチャルの世界は現在急成長している業界でもあり、今後Vライバーの需要は高まる一方です。
まだまだ先行者利益を確保できる時期なので、今から参入し、コツコツ固定ファンを増やしていけば、将来大きく稼げる夢がありますよ。
以上、Vライバーの収入事情について口コミを元に紹介しました。
引き続き、Vライバーに向いている人の5つの特徴を解説していきます。
Vライバーに向いている人
この章では「Vライバーに向いている人」について解説していきます。
Vライバーに向いているのは、以下の5つに当てはまる人です。
1つずつ詳しく解説します。
Vライバーはスマホとアプリがあれば始められるのが利点です。V配信の要となるアバターも、アプリ内であっという間に作成できます。PCが無くてもスマホがあれば自宅から配信可能です。生配信が主体のVライバーは動画編集スキルもいりません。
以上のことからVtuberと比べてかなり気軽に始められます。事務所に抵抗がある方や、まずはサクッと配信してみたい方にぴったりです。
Vtuberになるためには高額な初期費用がかかることはご存じの方も多いでしょう。
一方、Vライバーは無料で始められます。Vキャラ作成からV配信までアプリひとつで対応可能。Vキャラでゲーム配信したい方の場合、ゲームに特化したアプリを選べば、高額なゲーミングPCも不要です。
ゲーム配信に特化したV系配信アプリ「ミラティブ」
できるだけお金を抑えつつ、V系配信したいと考えている人はVライバーがおすすめですよ。
収入面でいうと、Vライバーは「スキマ時間を活用したい」「在宅でアルバイトくらいの収入を稼ぎたい」という方に向ています。新人ライバーでも投げ銭を受け取りやすい仕組みがあるからです。
さらにYouTubeのような高い収益化条件が無く、稼ぐためのハードルは低めです。Vtuberより短期間で月1万円〜10万円くらいを稼ぎたい方はVライバーをおすすめします。
Vライバーは人との交流を楽しめる人、人を楽しませるサービス精神がある人に向いています。Vライバーの活動は生配信でリスナーと交流することだからです。
生配信は動画配信には無い臨場感が魅力。バーチャルといえど、人と人とのつながりを楽しみに、リスナーは配信を訪れます。
コメントで盛り上がるIRIAMの雑談配信
Vライバーにもっとも必要なのはコミュニケーションスキルです。といっても特別な才能は不要。お笑い芸人のようにおもしろいトークができなくても大丈夫です。
リスナーとおしゃべりを楽しめる人やリラックスできる空間を提供できる人なら、人気ライバーの素質は十分ですよ。
ライブ配信の場合、一人ひとりのリスナーを大切にし、交流を深めることで地道に固定ファンを増やしていきます。リアルの人間関係同様、急に距離が縮まることはあまりありません。
人気Vライバーになるためには、多くのリスナーに認知してもらえるまでコツコツ継続することが不可欠なのです。「毎日配信する」「リスナーの名前を覚える」など地道な努力ができる人は、Vライバーにぴったりですよ。
以上、Vライバーに向いている人の5つの特徴を解説しました。
引き続き、Vライバーのなり方について解説します。
Vライバーのなり方
この章ではVライバーのなり方について解説します。
Vライバーになる方法は、次の3ステップです。
1つずつ詳しく解説します。
Vライバーのなり方1つ目のステップは「配信アプリを見つける」ことです。V配信できるアプリはたくさんあります。目的に合ったアプリを選ぶことで、ストレスなく配信を始められますよ。
V配信アプリを選ぶときのポイントは以下の通りです。
V配信アプリを選ぶポイント
アバター作成機能の有無 |
|
ユーザー数 | ユーザー数が多ければ集客のしやすいが、ライバルが多いデメリットもある |
稼ぎやすさ |
|
配信機能 |
|
紹介した4つのポイントを軸に、自分に合ったアプリを選ぶことが大切です。どのアプリを選んだらいいか迷う方は、この後の章「Vライバーにおすすめのライブ配信アプリ3選」を参考にしてみてくださいね。
おすすめは、「17LIVE」です。V系配信が急拡大している人気No.1ライブ配信アプリです。
Vライバーのなり方2つ目のステップは「Vキャラの作成」です。前述のように、アプリ内で作成できる場合もあれば、イラストを用意しなければならないアプリもあります。配信するアプリに合わせて準備しましょう。
「ミラティブ」で筆者が作成したアバター
声やしゃべり方に合わせたVキャラを準備できれば、多くのリスナーの心をつかめるはずですよ。Vキャラは自分で作成する方法や「ココナラ」などで外注して作成する方法もあります(外注費がかかります)。
【V系キャラの準備方法】
準備方法 | 費用感 | こんな人におすすめ(入手先) |
---|---|---|
①自作する | 無料 | ・自分でイラストが描ける人向け ・アプリやソフトで自作する人向け |
②完成している無料アバターを使う | 無料 | ・費用をかけたくない人向け 【入手方法】 XなどのSNSで検索(魂募集) BOOTH(https://booth.pm/ja) カスタムキャスト(https://customcast.jp/) VRoid(https://vroid.com/) Vtem(https://vtem.jp/) |
③完成している有料アバターを購入する | 1万円~20万円 | ・こだわりのアバターで配信したい人向け 【入手方法】 ココナラ SKIMA(https://skima.jp/) nizima(https://nizima.com/) XなどのSNSで検索(魂募集) |
④オリジナルアバターを外注する | 1万円~数百万円 |
Vライバーのなり方、最後のステップは「配信環境の準備」です。まずは配信する場所を決めましょう。多くのVライバーは自室から配信しています。声のボリュームやBGMが騒音にならないよう、あらかじめチェックしておきましょう。
次に必要な機材の準備です。機材不要で配信できるアプリがほとんどですが、必要に応じてマイクやゲーム機などを揃えておきましょう。
ライバー事務所に所属するのがおすすめ
ライバーとして稼ぎたい方は、ライバー事務所に所属するのがおすすめです。ライバー事務所なら配信のノウハウを教えてもらえます。必要であれば機材の貸し出しも受けられますよ。
さらにVキャラを準備してもらえたり、時給が受け取れたりと、事務所によってさまざまな特徴があります。
ライバー事務所を選ぶ際は実績のある大手事務所がおすすめ。Vライバーを目指すなら最初は事務所のサポートを受け、ノウハウを学びながら経験を積むのが近道です。
以上、Vライバーのなり方について解説しました。
引き続き、Vライバーにおすすめのライブ配信アプリ3選を紹介します。
Vライバーにおすすめのライブ配信アプリ4選
この章ではVライバーにおすすめのライブ配信アプリを紹介します。
Vライバーにおすすめのライブ配信アプリは以下の4つです。
1つずつ詳しく解説します。
17LIVE
1つ目に紹介するのが、17LIVEです。17LIVEと聞くと顔出しありのイメージを持たれがちですが、最近特に力を入れ始めているのがVライブ配信です。
17ライブが本気で手がけるVライブ配信。その最大の特徴は、ユーザー数の多さと投げ銭の活発さです。全世界5,000万ユーザーを誇る17ライブ。顔出し配信では活発な投げ銭が行われており、月収1,000万円。億ライバーも出現しています。そんな次に注目を集めているのがV配信。顔出し配信に投げられている投げ銭がVライブにも向かうことが予想されています。
2024年現在、配信者の数が少ないため、2022年〜2024年にかけてがVライバーとして配信したい方にとっては「穴場」だといえます。
また、17LIVEのVライバー事務所からデビューできる可能性もありますので、ホロライブオーディションを狙いながら選択肢を広げることもできます。
Vtuber事務所に落ちてしまった方も、個人Vtuberとして伸び悩んでいる方も、圧倒的なリスナー数を誇る17ライブでは、あなたの魅力が輝くかもしれません。気になる方はぜひダウンロードしてみてくださいね。
BIGOLIVE
2つ目に紹介するのが、BIGOLIVEです。
顔出し配信が基本のBIGOLIVEですが、最近アバター配信機能がリリースしたことにより、Vライバーが急増しています。
アバターは自由にカスタマイズすることができ、誰でも簡単にモデルを作ることができるので予算をかけずにVライバーとしてデビューすることができます。
また全世界で4億以上もダウンロードされていて、海外リスナーも多くチップの感覚で投げ銭をしてくれるので稼ぎやすいアプリでもあります。
収入としては、ギフトに応じてもらえるビーンズを、日本円に交換することができます(210ビーンズで100円)。ギフトを贈るには、ダイヤを課金で購入します。換金率は13〜50%です。
FからSSランクまであり、ランクは1ヶ月の獲得ビーンズで決まります。1日3時間以上の配信でランク別の時給が発生します。例えば、Sクラスは月に最大24万円稼ぐことも可能です。
SSクラス(獲得ビーンズ300,000)ともなれば、月間の上限がありません。つまり、どこまでも稼げるのがビゴライブの特徴です。
グローバルユーザーは4億人以上。日本国内だけでなく、世界にも配信したい、海外の人と仲良くなりたいという人におすすめです。
Spoon
3つ目に紹介するのが、Spoonです。こちらは音声専用の配信アプリとなっています。「17LIVE」「BIGOLIVE」のようにイラストやアバターなどを用意する必要がないため簡単にVライバーとしてデビューすることができます。
その手軽さが人気で全世界で3,000万以上のユーザーを保有しています。
声に特化したSpoonだけに、声フェチなリスナーが多く、雑談だけでなく「歌配信」や「本・朗読配信」なども需要が高く人気となっています。もし「トークが苦手・・・」「リスナーとうまく絡めるか心配・・・」など不安がある方は、歌や朗読から配信を始めることができます。
そもそも「生配信がちゃんとできるかちょっと怖い・・・」という方は、事前に録音された音声で配信することもできるので初心者でも安心です。
また、Spoonは投げ銭の還元率が「40%」と業界高水準のため、月5万円以上の収入を得ているライバーも多く存在します。顔出しをしなくても声のみで収入が得られるのはとても魅力的です。
「声優志望」の方、「イケボ」「カワボ」の持ち主などはぜひSpoonでVライバーデビューをしてみてはいかがでしょうか?
IRIAM
IRIAM(イリアム)は株式会社DeNAが運営するV配信アプリです。毎日400以上のVライバーが配信しており、V配信系のアプリではトップクラスの人気を誇ります。
IRIAMの特徴は自前のイラストでV配信できることです。1枚のイラストを用意してアプリに取り込めば、Vキャラを動かすことができます。
イラストは自分で描く方法とイラストレータに依頼する方法があります。
外注の場合イラスト作成費用がかかるデメリットはありますが、必要なのは静止画1枚のみ。Vtuberと比較すると格段に費用は安く済みます。
IRIAMの公式キャラクターたち
パーツを組み合わせるだけのアバターとは異なり、愛着のある自分だけのキャラクターで配信できるのはIRIAMのメリットです。
高画質で遅延も少ないことから、Vキャラをサクサク動かせる利点もあります。
IRIAMで人気があるのは「雑談配信」や「歌配信」です。魅力的な声のライバーが多いため、クオリティの高い配信を目当てに多くのリスナーが訪れます。
IRIAM「コメント」を通じて盛り上がる雑談配信
V配信アプリで圧倒的人気を誇るIRIAMはリスナーが多いため集客しやすく稼ぎやすい特徴もあります。IRIAMのトップライバーになれば、月収100万円以上も夢ではありません。上位ランクのライバーになれば、配信時間に応じた時給が受け取れることも特徴です。
声の魅力を広く発信したい方、稼ぎやすさを基準にアプリを選びたい方はIRIAMがおすすめです。
以上、Vライバーにおすすめのライブ配信アプリ3選を紹介しました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後にこの記事をまとめていきます。
今回はVライバーについて解説しました。
Vライバーとは「バーチャルライバー」の略で、ライブ配信アプリを通じ、Vキャラで生配信をする人を指します。
VライバーとVtuberの違いは以下の5つです。
Vライバーになるメリットは以下の4つです。
Vライバーになるデメリットは以下の2つです。
Vライバーの収入事情について、Vライバーの収入はピンからキリです。100万円以上の月収を稼ぐライバーがいる一方、収入ゼロもあり得る世界です。
Vライバーに向いているのは以下の5つに当てはまる人です。
Vライバーになる方法は、次の3ステップです。
Vライバーにおすすめのライブ配信アプリは以下の4つです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。