Vライバー事務所とは|所属する5つのメリットと4つのデメリット
・Vライバー事務所ってどんなところ?
・Vライバー事務所に入るメリットってなんだろう…
・安全で信頼できるVライバー事務所を知りたい…
あなたは今こんなことを考えていませんか?
Vtuber人口も2万人を超えており、現在、市場が拡大中のVtube業界。
そして、人気のVtuberはそれぞれ事務所に所属しています。
本記事では、そんな「Vtuberの事務所とは?」というところから、Vライバーが事務所に所属するメリット、デメリット、事務所選びのポイントまで詳しくご紹介するので、最後までお付き合いください。
最初に結論を申しますと、当サイトがおすすめするIRIAM事務所は以下の3社です。
事務所名 | 所属人数 | 報酬額目安 | ノルマ有無 |
---|---|---|---|
ベガプロモーション | 15,000人以上 | 30万以上も可 | なし LINEで無料相談をする |
Razzプロダクション | 400人以上 | 非公開 | 月に50時間以上配信 (※既にIRIAMで配信している方は×) |
bond | 150人以上 | 非公開 | 月に50時間以上配信 |
1つずつ解説していきます!
Vライバー事務所とは
まずVライバー事務所とは、どんな事務所なのでしょうか。
Vライバー事務所がしている仕事は、Vライバーの活動をサポートすることです。
タレントが所属する芸能事務所と同様で、Vライバーの活動をサポートしてくれる存在です。芸能事務所にはタレントが所属して、テレビ番組への出演をサポートします。Vライバー事務所も同じように、Vライバーが所属してテレビでの「番組」にあたる「配信」をサポートします。
Vライバーとして配信したいと思っても、初心者には配信のノウハウがありません。
Vライバー事務所はライブ配信をするのに必要なものを加えて揃えて、配信の仕方や注意点、ノウハウを教えてくれます。
さらに収益化までサポートしてくれます。
ライブ配信に必要な機材を手配したり、ライバーのプロモーションをしたりなど、配信のサポートをするのが事務所の主な業務です。
ファンを増やすためのレッスンやセルフ・ブランディング、SNSの使い方の指導などをしてくれる事務所もあります。
Vライバーは、手軽に始めることのできるアプリも多くあるため「個人勢」と呼ばれる個人Vライバーもたくさんいます。
しかし、配信に必要な機材を揃えたりサムネイルを用意したりするのは個人では時間も手間もかかります。
事務所に入れば配信に必要なものを揃えてもらえるというメリットがあります。
そのため、「Vライバーになるには事務所に所属するのが早道」という理由で注目されています。
Vライバーが所属する事務所には大きく2種類があります。
ライブ配信アプリには、「Pococha」や「Reality」など多くの種類があります。
そのため、ライバー事務所にも「Vライバーだけが所属する事務所」もあれば「他のアプリのタレントも所属している事務所」があります。
また、Vライバー事務所にも規模感の違いがあります。
100名以上のライバーが所属している大手の事務所もあれば、小規模でアットホームな個人事務所もあります。
公式ホームページを見てみると、どのくらいの規模感で活動しているのか、どういった雰囲気の事務所なのか分かります。
bondという事務所のホームページでは、「絆をつなぐ」「未知を世界へ届ける」というコンセプトが語られています。
ほとんどのVライバー事務所はホームページから応募できるようになっているので、まずはホームページを見て雰囲気や規模感をつかんでから応募しましょう。
「Vライバー魂募集プロジェクト」では「書類選考」「面接」を経て採用という流れになっています。
まずはホームページの応募フォームから応募して書類選考を行い、合格者に連絡して面接した後に「採用決定」というのが一般的なオーディションの流れです。
初心者の場合、まずは経験としてオーディションなしの事務所を受けてみるのも良い方法です。簡単な選考で所属できて、Vライバーとしての活動を始められる事務所もあります。
今は数多くのVライバー事務所があってそれぞれに個性がありますが、「所属するVライバーの活動をサポートしてくれるところ」である点は変わりません。Vライバー事務所はVライバーの活動をサポートする会社で、個人では用意できない環境を整えてくれるところです。
以上、Vライバー事務所について解説しました。
引き続き、Vライバー事務所に所属するメリットについて詳しく紹介していきます。
Vライバー事務所に所属する5つのメリット
ここからはVライバー事務所に所属するメリットについて解説していきます。
Vライバー事務所に所属するメリットは以下の通りです。
1つずつ詳しく解説します。
配信のノウハウを教えてもらえる
Vライバー事務所に所属する1つ目のメリットは「配信のノウハウを教えてもらえること」です。
ライブ配信をしたことがない初心者は、「ライブ配信で必要なノウハウ」が分かりません。
いきなり「あなたは明日から中学校で数学を教えて下さい」と言われても無理なのと同じです。Vライバーの場合、「機材は?」「立ち絵をどうやって用意するの?」「何を話すの?」などといったハードルが次々に立ちはだかることになります。
初心者には「リスナーに楽しんでもらって、ファンを増やす」ことは非常に高いハードルです。
ファンを集める配信をするには、いくつかのノウハウが必要です。
IRIAMやRealityの配信では、ライバーの立ち絵が画面に映されます。
ライバーがおしゃべりをしてリスナーが投稿してやり取りをします。
自分の表情や動作は伝わりません。
「トーク」がVライバーにとっての唯一のコミュニケーション手段です。
そのため、トークのスキルがないと配信を楽しんでもらえません。
魅力的で面白いトークができるスキルは必須です。
トークスキルのアップは、事務所に入ればマネージャーや先輩から良いアドバイスをもらえます。
リスナーは思ったことをどんどん投稿してきます。リスナーの投稿に合わせて適切に対応するスキルが必要になります。
メッセージに的確に対応して、場を盛り上げていく必要もあります。
逆に、うまくメッセージを拾えないとリスナーは離れていきます。
メッセージの拾い方は人気を左右します。ライバー事務所には「どう拾ったらリスナーに喜んでもらえるのか」というノウハウが蓄積されています。
トークやリスナーのコメントの拾い方も、最初のキャラ設定がしっかりあると方向性が決まります。
「お嬢様キャラ」「お姉さんキャラ」「妹キャラ」など簡単すぎる設定では弱いです。
「方言の抜けない新人メイド。みんなで育ててね」「甘やかされて生きていきたい。漢字に弱いので許して」など細かいところまで練り込むと、配信の方向性が決まります。
細かいキャラ設定は配信初心者には分かりにくい部分です。事務所のマネージャーとすり合わせしながら練り込みましょう。
また、初心者にとって高いハードルになるのがサムネの設定です。
リスナーが最初にライバーに接するのはアプリに表示される「サムネイル」です。
サムネイルが弱いライバーの配信には新規のリスナーは来ません。
リスナーとのファーストコンタクトであるサムネイルは人目を引くものにしましょう。
インパクトがないと最初の出会いが実現しにくくなります。
魅力的なサムネイルを初心者が用意するのは簡単ではありません。
事務所に入っているライバーは、自分の個性に合わせたサムネイルを用意してもらえます。
さらに、「どういう配信媒体を選ぶのか」も初心者には分かりにくいところです。
Vライバーの配信媒体には以下のようなものがあります。
「IRIAM」には「リスナーと近い距離感でリアルタイムにコミュニケーションする」という特徴があり、「REALITY」にはチャット機能が付いています。「SHOWROOM V」は用意された8種類のキャラクターで配信するスタイルをとっています。
どの配信媒体を選んだらいいのか、初心者では判断が難しいところです。事務所に所属して担当者と相談することでスムーズに決められます。
大手事務所のVEGA PrmotionはIRIAMやショールームなど複数の配信アプリに対応しています。
新人Vライバーのみなさん…どうやって白黒の最初の画像用意してるんですか…(小声)初心者すぎてそれすらも分からないよ(小声)
引用:Twitter
「あまりに初心者すぎると基本的なことも分からない」という事情が伝わるツイートです。
初心者には配信を始めるためのノウハウや知識が足りません。しかし、事務所に入れば多くの問題が解決します。
専属の担当者が付いてサポートしてくれる
Vライバー事務所に所属する2つ目のメリットは「専属の担当者が付いてサポートしてくれること」です。
専属の担当者(マネージャー)は、ライブ配信に必要なサムネイルの設定やキャラの作り込み、リスナーへの対応といった細かい部分までライバーの立場になって考えてくれる人です。事務所とライバーをつなぐ存在です。
マネージャーがいることで、個人の活動では得られない多くのメリットが受けられます。
リスナーとしてIRIAMやREALITYを楽しんでいた人でも、配信する側に回ると「何をしたらいいの?」と戸惑うことは多くあります。
Vライバー事務所にいるマネージャーは「どういった配信がリスナーにウケるのか」を知っています。
豊富な経験があるので、Vライバーの個性に合わせて適切なアドバイスをもらえます。
仕事面のアドバイスをもらえるだけでなく、マネージャーはVライバーの相談相手として最も身近な存在です。
配信では色々なことが起きます。対応に困るリスナーもいますし、調子が悪くて納得いかない配信になることもあります。
困ったときに近くに相談できる人がいるのは安心材料でしょう。
話を聞いて「それは大変でしたね」と言ってもらえるだけで気持ちが楽になります。
マネージャーという身近な相談相手がいるので、「孤独になりにくい」というのもメリットです。
ライブ配信は基本的に在宅です。終われば一人だけの世界に戻ります。
Vライバーは簡単にできる反面、配信が終わった後の気持ちの整理も難しいです。
ライブ配信は想像以上に精神的・肉体的に疲れるものです。
「今日の配信、あれで良かったのかな」「気持ちの整理がつかないな」と思うこともあるでしょう。
思いを語れる相手がいると孤独感がやわらぎます。
マネージャーはVライバーに寄り添う存在です。
同時に、事務所の社員ですので、Vライバーに配信を継続してもらう必要もあります。
マネージャーはVライバーが次の日も元気に配信できるよう工夫してくれます。「もうちょっとでランクアップしますよ」「リスナーとのやり取り上手くなりましたね」などといった声掛けをしてもらえるので、マネージャーがいることは大きなメリットです。
どこかで聞いた話だけど
引用:Twitter
人間は感情を向けられて耐えられる数が30人ほどで配信を続けていると30人じゃ済まない数の登録者になってくる。
距離感作りと住み分けをしとかないと病んで辞めてくのは当たり前なんだって。
特に個人勢は間に入ってくれるマネージャーも企業もいないからなー
個人で配信している人は「間に入ってくれるマネージャーがいない」ので気持ちの整理が大変になると語っています。
マネージャーがいることで、的確にアドバイスがもらえますし、身近な相談相手として話を聞いてくれて孤独感が薄れます。なによりモチベーション維持に貢献してくれます。
同じ事務所のVライバー仲間ができる
Vライバー事務所に所属する3つ目のメリットは「同じ事務所のVライバー仲間ができること」です。
Vライバー事務所に所属すると「先輩」にあたる人がいます。
同じ時期に入所した「同期」もいます。
複数のライバーが事務所に登録されているので、交流を深めて仲間を作ることができます。
お互いのライブ配信に出演しあったり、コラボ企画を開催するなどして活動の幅も広がります。
先輩から「こういう話をするとリスナーさんの反応いいよ」とか「こないだの配信のあそこが面白かったな」と言ってもらえれば、今後の配信に大きな手助けとなります。
Vライバーのアプリはそれぞれルールがあります。
配信をしながら覚えていくことは多いですが、先輩や同期がいれば情報交換ができるので成長も早くなります。
個人Vライバーなら覚えるのに時間がかかるノウハウも、事務所仲間がいれば早く覚えられます。
naa様
引用:Twitter
ありがとうございます!
そうなんですよ!初心者の方は何したらいいか不安な方も多いのでライバー経験者がサポートするようにしています!
ライバーのご応募もお待ちしてます☺️
いいご縁がありますように❣️
SHIP!!運営スタッフより心を込めて
事務所所属のライバーの間では「初心者の人にライバー経験者がアドバイスする」ことが当たり前になっていることがうかがえます。同じ事務所のVライバー仲間ができるのは初心者にとって大きなメリットになります。
機材の貸出が受けられる
Vライバー事務所に所属する4つ目のメリットは「機材の貸出が受けられること」です。
事務所に所属すると、配信に必要な機材の貸し出しを依頼できます。
ライバーとしての活動直後はおカネもないので、高額な機材は購入できないことがほとんどです。
事務所に入れば個人では用意できない高額な機材を貸してもらえることがあります。
IRIAMやREALITYなどの配信アプリは、基本的にスマホ1台あれば配信できます。
ただし、良質な機材があればクオリティはアップします。
たとえば、Vライバーに欠かせない機材が「マイク」です。マイクの品質は配信のクオリティに大きく影響します。
配信者が良く使っているマイクのひとつが、Amazonで3000円程度で販売されているSONYのマイクです。
より音質が良くてノイズ音もほとんど拾わないマイクに「オーディオテクニカ」の製品がありますが、価格は1万円を超えます。
マイクスタンドの付いた高級品となると5万円以上の価格がかかります。
入門者用の安いマイクは、いずれ「音が悪い」ことに気が付きます。「もっと良いマイクが欲しい」と思うようになるのは業界では定番の展開です。
Vライバー始める前欲しいもの:メイク道具!娯楽費!服!靴!アクセサリー!→金が足りねえ!( 。∀ ゚)
引用:Twitter
Vライバー始めてから欲しいもの:機材!マイク!グッズ制作費!新立ち絵費!作業用にアイパヨ!パソコン!→金が足りねえ!( 。∀ ゚)
結論:金 が 足 り ね え
Vライバーを始めると、「良い機材が欲しくなるがおカネが足りない」という現状に直面することが分かります。
VEGA Prmotionは、配信に使う機材の貸し出しをするとホームページに記載しています。
事務所に所属すると、個人では手が出ない機材を貸してもらえる可能性があります。
トラブル時に対応してもらえる
Vライバー事務所に所属する5つ目のメリットは「トラブル時に対応してもらえること」です。
Vライバーはインターネットが活動の主な舞台ですが、インターネット上では様々なトラブルが毎日のように発生しています。いわゆる「炎上」が起こってしまったら個人の力で対処するのは非常に難しいです。
Vライバーは2次元画像で活動しているとはいえ、ファンによって支えられて活動している点ではアイドルやタレントと同じです。
Vライバー業界でもファンが多いほど「成功」に近づきます。
多くのファンがいることは頼もしいですが、反面でリスクもあります。
たとえば以下のようなリスクが考えられます。
誹謗中傷とは、相手の社会的評価を下げるために名誉を傷つけるような行為をすることです。
「性格が悪い」「ブサイク」などとしつこく書き込みすることのが誹謗中傷です。
攻撃的な投稿や侮辱、根拠のない悪口なども誹謗中傷・アンチ行為です。
正直Vライバーって炎上するほどなんかでっかいやらかし方してないのに炎上するよね、リスナーの層の問題なのかな。そんな叩く?って程叩くしそんな狂信者化する?ってほどそうなるしわかんね
引用:Twitter
「あまり大きな間違いをしていないのに、簡単に炎上する」と語られています。
誹謗中傷は、いったん始まったらしつこく続くことがあります。
しつこいアンチ行為を受けたら精神的にキツくなります。
「配信するのが怖い」状態にまで追い詰められてしまうケースもあります。
また、同業者とのトラブルも発生することがあります。
「私のリスナーを取った」「配信で私を悪く言った」などと根拠もなく言われてしまうことがあります。
同業者とのトラブルも、いったん発生したら個人で解決するのは難しいものです。
事務所の所属しているVライバーならトラブルが起きたときに相談できます。
事務所はトラブル処理についても慣れており、あまりに問題が大きくなった場合には法律に訴えることも可能です。
個人では解決不能なトラブルでも対応できる点で、事務所に所属するのはメリットです。
以上、Vライバー事務所に所属する5つのメリットを紹介しました。
ご紹介した5つ以外にも、Vライバー事務所に所属すると以下のメリットがあります。
事務所の住所をファンレターやプレゼントの受け取り用使えるのは便利です。
さらに確定申告といった税制面のサポートや、配信用機材の貸し出しを受けられる事務所もあります。
以上がVライバー事務所に所属するメリットです。
引き続き、Vライバー事務所に所属するデメリットについて解説します。
Vライバー事務所に所属する4つのデメリット
ここからはVライバー事務所に所属するデメリットについて解説していきます。
Vライバー事務所に所属するデメリットは以下の4つです。
1つずつ詳しく解説します。
ノルマが課せられる場合もある
Vライバー事務所に所属する1つ目のデメリットは「ノルマが課せられる場合もあること」です。
ノルマというのは「一定期間内にこなさなくてはならない仕事量」のことですが、Vライバー事務所では「配信回数」「配信頻度」がノルマとなります。
事務所の立場からすると、「所属タレントには一定以上の利益を出してもらいたい」と考えるのは当然です。
Vライバーとして活動を始めたのに、配信を休みがちで時間も短いということでは事務所も困ってしまいます。
ノルマはそれぞれの事務所で独自に設定しています。
決められた時間や回数以上の配信をすることが必要になります。
Vライバーの配信は「投げ銭」が収益の柱ですが、一定期間内に「設定された報酬額」を達成しなければならないというケースもあります。
SPICEというVライバー事務所では「月に30時間以上の配信」「半年以上継続」というのがノルマとなっています。
ノルマにはこの他、「最低でも月間50時間以上」や「1年以上続けること」などと設定されるケースが多いです。
IRIAM系のVライバー事務所でノルマがキツくないところないかなぁ
引用:Twitter
すでに個人Vライバーとして活動している人にとっては、「事務所に入るとノルマがあってキツい」という認識があることが分かります。
配信のタイミングや頻度、1ヶ月の配信時間などを自由に決めたいという人は個人Vライバーとして活動したほうが良いかもしれません。
ノルマによる制約は、事務所に所属することのデメリットです。
マージンが引かれる場合もある
Vライバー事務所に所属する2つ目のデメリットは「マージンが引かれる場合もあること」です。
「マージン」は手数料のことで、一定の割合または一定額をマネージメント料として収益から差し引くことを指します。
Vライバーの収益の柱はファンからの投げ銭です。
期間限定のイベントでボーナスがもらえるアプリもありますし、コメント数に応じてポイントが得られるものもあります。
配信時間に応じた時給制を導入しているアプリもあります。
事務所は所属ライバーの配信をサポートしてくれます。
集客のコツも教えてくれますし、収益を上げるノウハウも伝授してくれます。
サポートやマネージメントにかかった料金を「手数料」「マネージメント料」として事務所が収益から差し引くのがマージンです。
投げ銭や時給から「事務所の取り分」が発生するということです。
利益をすべて自分のものにできないという点ではデメリットです。
とはいえ、事務所のサポートがあれば成長も早いですし報酬も上がりやすいので、マージンが適正な料金なら大きなデメリットにはなりません。
マージンは事務所ごとに異なりますし、契約時にならないと正確な数字は分かりません。おおむね10%程度で、20%~30%が上限です。
どんどん新しいライバー事務所が増え、中にはほとんどサポートがないのにマージンだけ搾取するような事務所も存在しています。
引用:Twitter
ライバーさんにとって、事務所選びは今後のライブ配信活動を左右する大きな決断になるので、しっかりと説明を受けて後悔のないライバー事務所選びを!
「しっかりサポートしてくれるのか」「マージンはどの程度か」などを確認しながら事務所を選ぶ必要性を訴えています。
活動で得た収入からマージンを差し引かれるのは、事務所に所属するデメリットになります。
活動を制限される場合もある
Vライバー事務所に所属する3つ目のデメリットは「活動を制限される場合もあること」です。
「活動の制限」というのは、たとえばトークの内容やキャラ作り、禁止事項などを事務所の意向によって決められるということです。
自分の個性に合わないルールが課せられる可能性もあります。
「発言に気を付ける」とか「週の配信回数」などのルールは課せられても納得できますが、「必ず自社関連の曲を歌うように」「この商品を推すように」などのルールがあったら精神的にキツくなる人もいるでしょう。
事務所に入るということは、「事務所のルールを守って配信するプロの配信者」になることです。
事務所の看板を背負っているので、事務所のイメージを損なうような発言はできません。
自分が理想とするスタイルとあまりにもかけ離れたルールのある場合や、自分の個性を最大限に発揮した配信をしたい場合には、事務所に入らずフリーライバーとして活動したほうがいいかもしれません。
ちょっとした愚痴
引用:Twitter
ライバー事務所からの勧誘がいい加減うるさく感じる今日この頃
僕は所属する気は一切無いのあんたらの利益の為のプラットフォームの制限とかノルマとかこちとらどうでもいいのよ
僕が収益した時のそのお金はコロナで困ってる人達や今を頑張っているVさん達に自分の給料から
事務所からの勧誘はあるものの、「プラットフォームの制限とかノルマはどうでもいい」という考えを持って活動している個人ライバーの意見です。
「個人勢」と呼ばれるフリーライバーには事務所のルールや方針は関係ありません。自由に発言できます。
自分で好きなように配信のスタイルを決めることができず、「活動を制限される場合もある」のは事務所に所属するデメリットになります。
努力なしでは結果が出ない
Vライバー事務所に所属する4つ目のデメリットは「努力なしでは結果が出ないこと」です。
事務所に入ったからといって、必ずしも結果が出るとは限りません。
自分なりに努力をしなければVライバーとして成長しないですし、ファンも集まらないので「やりがい」が失われてしまいます。「事務所に入る」のはスタートに過ぎません。Vライバーとして人気を集めるには努力が必要です。
ファンの多いVライバーには一定の共通点があります。
ライブ配信は継続が大切です。継続するとリスナーとの接点が増えるので、固定ファンになってくれる人も増えます。
毎日配信していればリスナーの目にも留まりやすくなります。
人気のあるライバーは多くが毎日配信していますし、リスナーの気持ちを汲み取るのが上手です。
投稿された内容に素早く反応して適切に応対しています。
「今日暑かったね」という投稿に「暑かったよね」だけではなく、「暑いなかで仕事したんだ。偉いぞー。ゆっくりしてってね」まで言えればリスナーは元気が出ますし、癒やされます。
リスナーは「癒やされる」「元気が出る」からVライバーの配信を聞いています。
配信ではマイナスな内容ではなく、プラスの内容を発信していきましょう。
人気のVライバーはマイナス発言をしません。プラスな話だけをします。
人気ライバーはリスナーのニーズを理解していて、自分が何をすればいいのかを理解しています。
リスナーを楽しませるコツを心得ていて、エンターテイナーになりきっています。
エンターテイナーとして成功するには、毎日の努力が必要になります。
リスナーの反応をチェックして「配信のどこを楽しんでいたのか」「リスナーにとって面白いネタはどういうものか」を振り返らないと、ちゃんとしたエンタメにはなりません。
事務所に入れば「リスナーを増やすノウハウ」を教えてもらえますが、ノウハウを実行するのはVライバー自身です。
自分のパフォーマンスに自信があるならギフト要求していいと思う。リスナーはつまらなかったら投げなければいい。それだけの努力をしてきたはずだから。
引用:Twitter
仲良いからとか付き合いとかでギフトをもらったり送ったりする方が僕は理解できない。
ライバーは全員エンターテイナーであるべきだ。
「ライバーは全員エンターテイナーであるべきだ」というファンの言葉です。人気Vライバーになりたければ自分で努力しなければなりません。
努力なしで結果は出ません。事務所に入ったから安心というわけではないことは心に刻んでおきましょう。
以上、Vライバー事務所に所属するデメリットを紹介しました。
引き続き、Vライバー事務所の選び方について解説します。
Vライバー事務所の選び方|大切な5つのポイント
ここからはVライバー事務所の選び方について解説します。
Vライバー事務所を選ぶ際に大切なポイントは以下の5つです。
1つずつ詳しく解説します。
Vライバー事務所はVライバーの活動をサポートしてくれる会社です。
ライブ配信をまったくやったことがない「超初心者」でも配信ができるように、環境を整えてくれる事務所もあります。
ホームページに「サポートします」だけでなく具体的な内容が記載されているかどうか確認してみましょう。
Vライバー事務所「Li:Start」の公式ホームページには配信方法の指導から機材の用意までしてくれると記載されています。
配信をしたことのない人にとって、「Vライバー事務所って安全なの?」「信頼できるの?」という不安な気持ちになるのは当然です。
安全性・信頼性を確認するには公式ホームページに「どのくらいの人数のライバーが所属しているか」を確かめてみましょう。
所属ライバーの数も大切ですが、紹介されているライバーが「現役できちんと活動しているかどうか」も確認しましょう。
所属ライバーの配信を実際に見てみれば「現役のライバー」であることが分かります。
公式ホームページに「IRIAMとオーガナイザー契約をしている」と記載されているとさらに安心できます。
オーガナイザーは「公式アカウントの発行ができる法人」として配信アプリと契約している事務所で、アプリから高い信頼を寄せられていることを意味します。
報酬体系がしっかりしていることもVライバー事務所選びで大切なポイントです。具体的な報酬体系が公式ホームページに記載されることはほとんどないので、オーディションや契約のときにしっかり確認しておきましょう。
事務所はVライバーのサポートをする代わりに、ある程度のマージンを収益から差し引きます。
マージン率がどの程度なのかは重要です。
「投げ銭・時給から20%」がマージンというケースもあれば、「1ヶ月のマネージメント料」を固定するケースもあります。
メディアクリエイトでは時給換算で平均1500円~3000円と求人情報に載せていますが、報酬体系を公開しているのは珍しいパターンです。
また、案件の多さも事務所選びで重視したいところです。
案件の事例としては「企業とのタイアップ」や「グッズ販売」などがあります。
bondでは人気Vライバーのアクリルキーホルダーやキーホルダーなどをグッズ販売しています。
Li:StartではVライバーのLINEスタンプを販売しています。
インフルエンサーを目指すなら、案件が豊富な事務所を選ぶと良いでしょう。
逆に、インフルエンサーどころか「配信はしたいけどオーディションに受かるかどうかも心配」という初心者は、オーディションがない事務所で経験を積むという方法もあります。
書類審査も面接もない事務所というのは考えにくいですが、「配信をしたことがない初心者でもしっかりサポートします」などの記載がホームページにあるかどうか確認しておきましょう。
SpiceというVライバー事務所では「配信経験の有無は問わない」としています。大切なのは「やる気」です。
配信についてあまり知識もないので心配という場合には、「オーディションなしで入れる事務所から始めてみる」のも1つの方法です。
以上がVライバーの事務所選びに大切な5つのポイントです。
引き続き、当サイトがおすすめするVライバー事務所3選を紹介します。
おすすめVライバー事務所3選
ここからはVライバーにおすすめの事務所を3つ厳選してご紹介します。
Vライバーにおすすめの事務所を、所属人数(規模)、報酬額、ノルマ有無の観点から比較し、3社に絞りました。
事務所名 | 所属人数 | 報酬額目安 | ノルマ有無 |
---|---|---|---|
ベガプロモーション | 15,000人以上 | 30万以上も可 | なし LINEで無料相談をする |
Razzプロダクション | 400人以上 | 非公開 | 月に50時間以上配信 (※既にIRIAMで配信している方は×) |
bond | 150人以上 | 非公開 | 月に50時間以上配信 |
今回おすすめした3社は「ベガプロモーション」「Razzプロダクション」「bond」です。
1社ずつ解説していきます。
ベガプロモーション
まずは、国内最大級のライバー事務所であるベガプロモーション。
国内最大級ということもあり、顔出しのリアルライバーもたくさん在籍していますが、最近とくに注力しているのがVライバーです。IRIAMのライバーも急増しています。
「ライバーの価値を最大化する」
というミッションで、大手事務所ならではのノウハウや企業案件も多数。イラストの提供も豊富に行われているので、かなりIRIAMライバーとして活動の幅が広がること間違いありません。
Razzプロダクション
次にご紹介するのは「Razzプロダクション」です。
この事務所は、IRIAM専門で運営している事務所になり、その中では最大手になります。
オリジナルイラストの提供もあり、事務所SNS(X、TikTok、noteなど)などの発信力もあるので、IRIAMに本気で取組したいという方にはおすすめの事務所です。(※ただし、既にIRIAMで配信活動を行なっている方は応募できません)
bond
3つ目におすすめするのが「bond」です。
「Vライバーの夢をサポートする」
というミッションで運営されている、Vライバー専門の事務所になります。
bondでは、一定条件(配信時間など)をクリアすればイラストが提供される特典もあります。
まだまだ、これからの事務所ですがVライバー専門の事務所として、応募を検討してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後にこの記事をまとめていきます。
Vライバーが事務所に所属するには、メリットとデメリットがあります。
Vライバーが所属する事務所には大きく2種類がありました。
Vライバー事務所に所属するメリットは以下の通りでした。
逆にVライバー事務所に所属するデメリットは以下の4つでした。
Vライバー事務所を選ぶ際に大切なポイントは以下の5つでした。
当サイトがVライバーにおすすめする事務所は、以下の3社でした。
事務所名 | 所属人数 | 報酬額目安 | ノルマ有無 |
---|---|---|---|
ベガプロモーション | 15,000人以上 | 30万以上も可 | なし LINEで無料相談をする |
Razzプロダクション | 400人以上 | 非公開 | 月に50時間以上配信 (※既にIRIAMで配信している方は×) |
bond | 150人以上 | 非公開 | 月に50時間以上配信 |
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
(※副業SEASONは、掲載商品の提供元(提供:株式会社IRIAM等)から紹介料等を受領するアフィリエイトサイトです)