学歴不問の求人がやばい理由|ブラック企業の見分け方も解説
・「学歴不問の求人は、やばい会社ばっかりなのかな?」
・「学歴に自信がない自分は、どんな求人に応募すればいいんだろう?」
あなたは今、このように考えていませんか?
結論からいうと「学歴不問」の求人は、あやしくありません。「学歴不問の求人」=「ブラック企業」というのは間違いです。
そもそも、求人情報に書かれている「学歴不問」とは、以下の意味を指しています。
求人情報に「学歴不問」と書かれていれば「高卒」「大学中退」「専門学校卒」の人でも応募できるということ。企業が「学歴不問」にする理由のひとつは「間口を広げて応募数を増やしたいから」です。
世間一般でいう低学歴の人でも、有能な人材はたくさんいます。「学歴不問」の求人を出す企業側は、学歴にとらわれず、優秀な社員を獲得したいと思っているのです。
「学歴不問求人」のなかには給料が高い案件もあるため、中卒や高卒の人にとっても大きなチャンスです。
とはいえ、ネット上では「学歴不問の求人は、やばいからやめておけ」「ブラック確定」という声が多いことも事実。あなたも「採用されたあとに地雷案件だったら嫌だな…」と不安になっていますよね。
この記事では学歴不問の求人がなぜ「やばい」といわれるのか、その理由を解説します。さらに地雷案件の見分け方や「学歴不問の求人へ応募する前に知っておくべきポイント」も解説します。
学歴に自信がない方も、最後まで読めば、地雷案件を回避しつつ「自分に合った求人の見つけ方」が分かるようになりますよ。
応募前にサクッとチェックして、求職活動をスムーズに進めていきましょう。
学歴不問の求人が「やばい」といわれる5つの理由
結論、学歴不問の求人が「やばい」といわれる理由は、以下の5つに集約されます。
1つずつ詳しく解説します。
理由①:実際にやばい求人(地雷案件)も存在する
学歴不問の求人が「やばい」といわれる1つ目の理由は「実際にやばい求人(地雷案件)も存在するから」です。
やばい求人とは、俗にいう「地雷案件」や「ブラック企業」のことです。
厚生労働省の「労働条件に関する総合情報サイト」によると、ブラック企業とは以下のような会社を指しています。
ブラック企業とは
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、
① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行うなどと言われています。
引用:厚生労働省「労働条件に関する総合情報サイト」
では、どうすれば求人の段階でブラック企業を見分けられるのでしょうか。
株式会社Albalinkの「【入社前にブラック企業を見抜く方法ランキング】男女501人アンケート調査」によると、ブラック企業を見分ける方法は以下の7つという結果でした。
【入社前にブラック企業を見抜く方法】
とくに、1位にランクインした「求人情報をよく読む」というのは、すべての求職者に有効な方法です。
求人情報のなかでも、以下の2つのポイントはしっかり確認しておきましょう。
たとえば、「1年目で1,000万円も可能」というような高額収入をイメージする求人は要注意です。
業界水準にマッチした給与であれば問題ありません。しかし、業界の年収相場が300万円~400万円の職種にも関わらず、1年目の年収が1,000万円というのは不自然です。
求人の段階で極端に高い給料を提示している場合、
- 「厳しいノルマが課される」
- 「出来高払いの割合が多い」
などが考えられます。
給料面以外にも「勤務時間や勤務地、仕事内容」など、労働条件が明確になっていないケースも気を付けてください。
面接でしっかり説明が受けられれば問題ありませんが、なかには「あなたの働きぶりをみて、仕事内容を決めます」など曖昧にされるケースもあります。
SNSの投稿でも「学歴不問求人の一部にはブラックが存在する」という声があがっていました。
【「学歴不問求人はブラックが多い」という声】
ぶっちゃけ『アットホームな職場です』『働きがいのある会社です』『学歴不問』『未経験者歓迎』『わが社は全員が幹部候補です』こんなあまい言葉が飛びかう企業は気をつけて!ブラック企業かも。
引用:X(旧Twitter)
未経験者歓迎、経歴・学歴不問のコンボって「アットホームな職場」くらいわかりやすいブラック見極めポイント。
企業の目線から逆算すると経験者からの応募が来ないからだし、採用してもすぐ辞められてしまうくらい酷い職場なのかも。誰でもできる仕事って証明でもあるからキャリア実績にもならない。
引用:X(旧Twitter)
学歴不問求人=ブラック企業ということはありません。ただし一部で「ブラック企業(地雷案件)」と思われる求人があることも事実です。
求人に応募するときは、会社の口コミを調べてみるなど、対策を行いましょう。さらに、ブラック企業にありがちな応募条件をチェックして、できる限り地雷案件を回避することが大切です。
「ブラック企業」の見分け方については、後半の「安全な「学歴不問求人」の見分け方4つ|地雷案件(ブラック企業)を回避しよう」の章で詳しく解説しています。
理由②:即戦力のスキルや経験を問われる
学歴不問の求人が「やばい」といわれる2つ目の理由は「即戦力のスキルや経験を問われるから」です。
学歴不問求人は、「誰でも採用します」という意味ではありません。企業が求人広告に「学歴不問」と記載する目的のひとつは「学歴に関係なく優秀な人材を確保したいから」です。
つまり、企業が求めるスキルや経験値がなければ、採用が厳しいケースもあります。
世間一般でいう低学歴の人でも、企業が求める優秀な人材はたくさんいます。とくに、スタートアップ企業や規模の小さな会社では、「何ができるか」「会社にどう貢献できるか」という即戦力のスキルが求められます。
【学歴不問でも経験値は必要という採用側の投稿】
当社の採用応募について学歴不問ですが、技能職の場合は経験値は必要です。未経験の場合、応募できる職種は営業のみとなります。営業職では19歳で入社が最年少、技能職では20歳で入社が現在最年少です。なお、近年では、インターンも、自身でも勉強している姿勢があるかどうかも見られています。
引用:X(旧Twitter)
「学歴不問求人は採用されやすい」と思い込んでいると、落ちたときに裏切られたような気持ちになることもあります。
【学歴不問でも実績は求められるという経験者の意見】
学歴不問とは、「学歴による選考をしない。」との意味です。
つまり、「能力による選考」になります。中卒だろうと大卒だろうと、求める能力を有する者は採用しますよ。って事ですね。
引用:ヤフー知恵袋
【超・学歴社会 (ペーパーバックス)/溝上 憲文】
引用:X(旧Twitter)
学歴不問という採用が一時期注目されましたが、実態としては、経験値等によりある程度の学校枠があり、その他をどう配分するのかというのが現状なのかもしれません…
学歴不問の求人には「即戦力のスキルや経験を問われるケース」も多くあります。採用条件が甘いと思い込んでいると、ガッカリすることもあるでしょう。
スキルに自信がない人は「未経験OK」の案件を中心に、根気よく求人情報を探していきましょう。
理由③:学歴に関係ないパワー系の仕事が多い
学歴不問の求人が「やばい」といわれる3つ目の理由は「学歴に関係ないパワー系の仕事が多いから」です。
学力やスキル・経験値に関係なく、未経験者でもこなせる仕事だから「学歴不問」で募集しているパターン。このケースの場合は、体力を使うパワー系の仕事が多い傾向です。
具体的に「学歴不問求人のなかで多い職業」は以下の通りです。
たとえば、営業職であれば「入社後、ひたすらテレアポをする」「アポが取れるまで外回りをさせられる」といったケース。なかにはどんどん仕事が取れる人もいますが、多くの場合、体力精神力ともに疲弊してしまいます。
介護や清掃といった仕事も、体力や気力を使う仕事です。ドライバー関連の仕事は、免許があればスタートできますが、やはり長時間の運転は楽ではありません。
業界の人手不足や、未経験からでもスタートできるという点で「学歴不問」として募集されることが多くあります。
【学歴不問求人に多い職業に関する口コミ】
高校中退者・ひきこもりにおすすめの高齢者介護
・学歴不問の募集が多いので(というか常時募集はほぼ全てそう)お祈りメールの心配をしなくて済む
引用:X(旧Twitter)
・学歴がどうのこうの言う人はほぼいいう人は居ないで安心
・人手不足なので即採用される
・夜勤専従という働き方もあるので夜型の人にもおすすめ
「学歴不問」と書かなければ応募者が集まらない会社だということです。書かなくても集まる会社は書きません。全てがそうではないですが、きつい仕事が多いです。
引用:ヤフー知恵袋
以上のように、学歴不問求人は一般的にハードな仕事と認識されている業種が多いため「やばい」と噂されているのです。
とはいえ、世間一般ではハードと認識されている仕事でも、実際にやってみると「やりがい」を感じられることは多くあります。どんな仕事も挑戦してみないと分かりません。迷うなら応募してみるのもおすすめです。
理由④:実力主義の会社が多い
学歴不問の求人が「やばい」といわれる4つ目の理由は「実力主義の会社が多いから」です。
たとえば、営業成績だけを評価基準とするケースなどです。この場合、給料のベースも歩合制(インセンティブ)が占める割合が高く、成績が悪いと給料も低くなってしまいます。
厳しいノルマが課され、精神的に追い詰められることもあるでしょう。がんばっても報われないと感じる人たちから「やばい」「やめとけ」といわれているパターンです。
実力主義が特徴の求人広告では、以下のような表現がよく見られます。
実力主義の求人では「やる気次第」「がんばり次第」といった言葉が多いことが特徴です。
実力主義の具体的な職業では「不動産業界の営業職」などがあてはまります。
学歴・経験を問わず、入社時のハードルは低いものの、入社後は覚えることも多く、営業ノルマも課されます。状況によっては休日出勤も発生するなど、ハードな仕事です。結果を出さないと評価されないため、「きつい」と感じる人も多いでしょう。
【実力主義の会社はきついという口コミ】
まさに純粋な業績評価主義で学歴は不問です。
引用:ヤフー知恵袋
なのでだれにでもチャンスがある会社ということになりますね。
不動産4か月経ったけど噂以上にきついんだけど。
引用:X(旧Twitter)
フォロワーさんとか宅建習得目指すアカウント多いけど不動産営業するのかな?
入るなら覚悟してから来てくれ。
ぐっすり眠れる日とかなくなるよ。
以上のように、学歴不問の求人には、実力主義の会社が多い傾向にあります。ただし、ノルマや歩合制の仕事が嫌な人は、募集段階で回避することも可能。求人内容をよく読み、労働条件を見極めましょう。
理由⑤:学歴不問といっても、書類選考で落とされることがある
学歴不問の求人が「やばい」といわれる5つ目の理由は「学歴不問といっても、書類選考で落とされることがあるから」です。
学歴不問の求人=誰でも受かるということではありません。応募者が多ければ、書類選考でふるいにかけられます。当然、あなたより好条件のライバルがいれば、書類の時点で落とされることもあるのです。
たとえば、年齢以外の条件がまったく同じ2名の場合、書類選考では若い方の候補者を残すはずです。同じく、学歴以外の条件がまったく同じ2名であれば、高学歴の候補者を採用するでしょう。
SNS上では「学歴不問求人なのに、書類選考で落ちるのは理不尽」と感じる人たちのネガティブな口コミも見られました。
【学歴不問求人なのに、書類選考で落ちるのは理不尽という口コミ】
【学歴不問】【未経験大歓迎】【ポテンシャル重視】
引用:X(旧Twitter)
って書いてある求人嘘だよね、だってさ、学歴と職歴書いたやつ提出したら落ちたよ?
ポテンシャル重視なら面接してくれよ!志望動機話させてくれよ!
何がポテンシャル重視だ!ふざけるなーーーーーーーわーーーー
35歳以下、学歴不問、社会人未経験オッケー、みたいな会社にエントリーして落とされるのは、ダウンタウンのまっちゃんがクレジットカードの審査落ちたときのショックと同等。
引用:X(旧Twitter)
学歴不問の求人であったとしても、書類選考でライバルと比較され、落ちる可能性はあります。学歴不問=誰でも受かるわけではないからです。
とはいえ、たとえ高学歴であっても、書類選考で落ちる経験をする人は多くいます。「落ちてあたり前」というくらいの気持ちでいるとダメージも少なくて済みます。気になる求人があれば、積極的に応募するのが採用を勝ち取るコツですよ。
以上、学歴不問の求人が「やばい」といわれる5つの理由を解説しました。
引き続き、安全な「学歴不問求人」の見分け方を解説していきます。
安全な「学歴不問求人」の見分け方4つ|地雷案件(ブラック企業)を回避しよう
ここまでで、学歴不問の求人自体がやばいわけではないこと、さらに、世間で「やばい」といわれている理由がお分かりいただけたと思います。
とはいえ、学歴不問求人のなかに、一部「地雷案件」とよばれる求人があることも事実です。
ここからは「安全な学歴不問求人の見分け方」を解説していきます。求人広告をみるポイントを丁寧に解説します。一緒に確認し、ブラック企業や地雷案件を回避しましょう。
求人広告で100%ブラック企業を見分けることは難しいものの、以下の一覧表を軸にチェックすることで、大半の地雷案件は回避できますよ。
【安全な「学歴不問求人」の見分け方】一覧表
応募しても大丈夫な求人の特徴 | 避けた方がいい求人の特徴 |
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・求人の段階で労働条件や給与が明確 ・給料が相場と同水準 ・口コミ評価に「良い」「悪い」両方ある ・研修制度や教育体制が整っている ・福利厚生や年休などが明確 | ・採用後の労働条件や給与などが曖昧 ・給料が相場より高すぎる、または低すぎる ・いつも求人情報を出している ・「悪い口コミ」が圧倒的に目立つ ・アットホームな職場環境をアピールしている ・研修制度や教育体制ではなく、やる気や精神論を強調している |
求人の見分け方をポイント別に詳しく見ていきましょう。
「学歴不問求人」の見分け方①労働条件や給与
求人の段階で、採用後の労働条件や給与などが曖昧な場合は、入社を避ける方が無難です。
厚生労働省によると、「労働契約を結ぶ際に、会社は労働条件をはっきり示さなければならない」とされています。
「労働条件」とは、具体的に以下のような項目です。
たとえば、面接時に「給与や業務は、入社後の働き方を見て決める」といわれた場合は曖昧にしないこと。
「入社後の条件について質問しても、はぐらかされる」
「求人広告に書かれている条件と、実際の勤務内容が明らかに違うと感じる」
上記の場合は要注意。地雷案件の可能性もあるため、慎重に見極めましょう。
「学歴不問求人」の見分け方②求人情報を出す頻度
一概にいえないものの、頻繁に求人情報を掲載している会社は要注意。社員が定着しない会社であることが多いからです。
「入社してもすぐ辞めてしまう人が多い」「離職率が高い」という理由には、労働環境や職場の人間関係に問題があるケースが考えられます。
パワハラが横行しているといった職場環境の問題も原因のひとつ。また、仕事の面では、「きついノルマが課される」「残業代が支払われない」といったケースもあり得るでしょう。
ただし、なかには「新規事業の立ち上げにともない、一気に募集をかけている」といったケースもあるため、見極めも大切です。
求人情報を頻繁に出している会社に応募する場合は、ネットやSNSで口コミをチェックしてみてくださいね。
「学歴不問求人」の見分け方③給与水準と相場感のバランス
求人広告に記載されている給与の水準もチェックポイント。業界水準に比べて「極端に高すぎる、または低すぎる」場合には注意が必要です。
とくに、「入社1年目で1,000万円も可能!」「3,000万円プレイヤーも多数」といった高額給与をアピールしている場合は要チェック。「営業ノルマが厳しい」「インセンティブをもらえないと給料が低いまま」といったケースもあります。
また、給料が低いケースも要注意です。都道府県ごとに「地域別最低賃金(厚生労働省)」が定められています。最低賃金を下回っていないか確認しておきましょう。
業種ごとの給料相場と比較し、「あれ?」と違和感を覚えることがあれば、面接時に確認しておくことが大切です。
「学歴不問求人」の見分け方④企業の口コミ評価
求人情報だけでなく、SNSやネット検索で、企業の口コミ情報もチェックしてみましょう。チェックポイントは、「悪い口コミの数が極端に多すぎないかどうか」です。
口コミには、「良い口コミ」と「悪い(ネガティブ)口コミ」の両方あるのが自然です。世間一般でいう「ホワイト企業(優良企業)」であっても、探せば悪い口コミは出てきます。
人によって感じ方が違う以上、全員が100%良い企業と回答することはありません。口コミをチェックする際は、すべてを鵜呑みにしないこともポイントです。
とはいえ、「悪い(ネガティブ)口コミ」が極端に多すぎる企業は要注意。
気になる点は、採用面接のときに質問してみましょう。「答えをはぐらかされる」など、あなたが納得できない対応をされるなら、入社は控えた方が無難かもしれません。
以上、安全な「学歴不問求人」の見分け方を解説しました。
応募しても大丈夫な求人の特徴 | 避けた方がいい求人の特徴 |
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・求人の段階で労働条件や給与が明確 ・給料が相場と同水準 ・口コミ評価に「良い」「悪い」両方ある ・研修制度や教育体制が整っている ・福利厚生や年休などが明確 | ・採用後の労働条件や給与などが曖昧 ・給料が相場より高すぎる、または低すぎる ・いつも求人情報を出している ・「悪い口コミ」が圧倒的に目立つ ・アットホームな職場環境をアピールしている ・研修制度や教育体制ではなく、やる気や精神論を強調している |
引き続き「学歴不問求人の応募で抑えておくべきポイント3つ」を解説します。
学歴不問求人の応募で押さえておくべきポイント3つ
ここまでで、「学歴不問求人がやばいといわれる理由」や「学歴不問求人の見分け方」が明確になったと思います。
ここからは、実際に求人に応募するときに、おさえておくべきポイントを3つ紹介します。
求人に応募するときは、アピールポイントを整理し、面接で堂々と答えられるよう準備しておきましょう。とくに「応募動機」と「自己PR」は面接で必ず聞かれるテッパンの質問です。
採用担当者があなたを採用するメリットを明確に提示できればOK。面接前に、紙に書き出し、実際に声に出して練習しておくといいですよ。
学歴不問の求人では「最終学歴や中退の理由を聞かれたら正直に答える」という点も大切です。答えにくいことでも嘘をついたりごまかしたりせず、誠実に回答する姿勢がアピールポイントにもなるからです。
さらに、嘘をついたことで困ったことになるケースもあります。実際「高校中退なのに高卒を嘘をついて合格し、入社前に卒業証明書の提出を求められた」という事例がありました。
たとえ、学歴に自信がなくても、質問されたことには正直に答えましょう。
労働条件や給与面の疑問は入社前に確認しておくことも重要です。とくに、仕事内容や給料、有給休暇のことなどは、しっかり確認しましょう。
【入社前に確認すべきこと(厚生労働省資料より)】
たとえば、勤務地や給与の質問をした際に「それはやる気次第です」などと曖昧にされる会社は、入社を見合わせた方が無難です。
以上、求人に応募するときに、おさえておくべきポイントを3つ紹介しました。
最後に、「学歴不問の仕事を探しているなら『フードデリバリー』がおすすめ」を解説します。
学歴不問の仕事を探しているなら「フードデリバリー」がおすすめ
結論、学歴不問の仕事を探しているなら、自由度が高い「フードデリバリー」がおすすめです。フードデリバリーは、飲食店から料理をピックアップし、注文者の自宅に届ける仕事です。有名なのは「ウーバーイーツ」や「出前館」などです。
フードデリバリーが自由度高く働ける理由は、主に以下の5つです。
フードデリバリーは、個人事業主という働き方が主流のため、社員やパート、アルバイトなどの雇用関係はありません。ほとんどのフードデリバリーは面接不要のため、登録が完了すれば、すぐに仕事をはじめられます。履歴書を書く必要もないため、気持ちも楽にスタートできますよ。
フードデリバリーは「業務委託」が基本です。業務委託の場合、基本給や時給はなく、報酬は「完全歩合制」です。「配達1件に付きいくら」という報酬体系になっており、配達件数に応じて報酬が加算されます。
働き方も自由のため、
- どの地域で配達するか
- 何時から何時まで稼働するか
- 何曜日を休みにするか
なども、配達員自身が自由に決められます。
あらかじめシフトを提出するわけではありませんし、担当地域が割り振られるわけでもありません。「好きな時間に好きな地域で働ける」ことが、フードデリバリーの一番のメリットです。
配達車両は自前で用意します。たとえば「運動しながら稼ぎたい」という人なら、自転車稼働がおすすめです。「配達件数をこなし、大きく稼ぎたい」という方なら、バイクを検討しましょう。
【出前館の配達員イメージ】
会社のように拠点があるわけではないため「職場の人間関係に悩む」ことは無縁です。自宅からスタートし、仕事が終われば、そのまま自宅に帰るだけ。フードデリバリーは「わずらわしい人間関係が嫌」という方にぴったりな働き方といえます。
「学歴に自信がない…」「学歴不問の求人に応募したいけど、色々不安…」という方は、「フードデリバリー」も検討してみてくださいね。
以上、自由度が高い「フードデリバリー」の仕事を紹介しました。
まとめ~学歴不問の求人はやばくない!募集内容とを見極めよう~
最後にこの記事をまとめます。
結論、学歴不問の求人が「やばい」といわれる理由は、以下の5つに集約されます。
求人広告で100%ブラック企業を見分けることは難しいものの、以下の一覧表を軸にチェックすることで、大半の地雷案件は回避できます。
【安全な「学歴不問求人」の見分け方】一覧表
応募しても大丈夫な求人の特徴 | 避けた方がいい求人の特徴 |
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・求人の段階で労働条件や給与が明確 ・給料が相場と同水準 ・口コミ評価に「良い」「悪い」両方ある ・研修制度や教育体制が整っている ・福利厚生や年休などが明確 | ・採用後の労働条件や給与などが曖昧 ・給料が相場より高すぎる、または低すぎる ・いつも求人情報を出している ・「悪い口コミ」が圧倒的に目立つ ・アットホームな職場環境をアピールしている ・研修制度や教育体制ではなく、やる気や精神論を強調している |
実際に求人に応募するときに、おさえておくべきポイントは以下の3つです。
学歴不問だからといって、やばい求人なわけではありません。募集内容を見極め、自分に合った仕事を見つけてくださいね。
学歴不問で、かつ自由度が高い仕事を探しているなら「フードデリバリー」も検討してみてください。