Uber Eats(ウーバーイーツ)は高い?お得に利用する3つのコツ
・Uber Eats って実店舗よりどれくらい割高なんだろう…?
・Uber Eats にはどんな手数料がかかるのかな…。
・Uber Eats をお得に利用したい…。
あなたは今こんなことを考えていませんか。
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、外食に代わる形で大きく躍進を遂げたフードデリバリーサービス。
なかでも一気に知名度を上げたのがUber Eats です。Uber Eats の加盟店は2023年時点で15万店を超え、全国にエリアを拡大しています。
フードデリバリーの利用者数推移
出前の概念をくつがえす画期的なサービスが評判のUber Eats ですが、なかには「Uber Eats は高い」という声もきかれます。
今回は、Uber Eats の料金体系や手数料について詳しく解説します。また、気になる実店舗との差額も検証します。
さらに、Uber Eats をお得に利用するコツもお伝えします。「Uber Eats を利用したいけど、手数料や料金が気になる…」という方必見です。
それでは、早速解説していきます。
Uber Eats は高い?基本料金と割高になる理由を解説|実店舗との差額は?
結論、Uber Eats は実店舗を利用するより「割高」になることが多いです。
理由は、Uber Eats(ウーバーイーツ)には以下の手数料がかかるからです。
配送手数料とは、商品を届けてもらう費用のことです。Uber Eats では、1回の配達ごとに50円〜500円程度の配達手数料がかかります。配送手数料は一定ではなく、配達先までの距離や、配達員の数などにより変動します。
Uber Eats の配送手数料イメージ
配送手数料は商品代金に上乗せされるため、実店舗より割高になる要因の一つです。配送手数料の額は、注文前にアプリで確認できます。Uber Eats をなるべくお得に利用したい方は、配送手数料が安い店舗を選んでみてください。
Uber Eats の手数料2つ目は「サービス手数料」です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)ではサービス手数料として、注文代金の10%が加算されます。たとえば1,500円の注文をした場合、150円のサービス手数料が上乗せされる計算です。
Uber Eats のサービス手数料は10%(ただし350円が上限)
ただし、サービス手数料の上限は350円のため、注文額が高額になるほどサービス手数料の負担割合は低くなります。さらに、テイクアウト利用の場合はサービス手数料がかからないことも特徴です。
Uber Eats の手数料3つ目は「少額注文手数料」です。少額注文手数料は一律150円で、注文金額が700円未満の場合に適用されます。
Uber Eats の少額注文手数料の例
Uber Eats では「ポテト1つ」「コーヒー1杯」といった少額の注文も可能です。便利ではあるものの、少額注文の場合、手数料が加わると割高になるため、あまりお得とはいえません。
たとえば、1杯300円のコーヒーを注文した場合、少額注文手数料150円に加え、配達手数料(50円~500円程度)とサービス手数料(10%)が別途上乗せされます。結果的に800円前後と、かなり割高なコーヒーになってしまいます。
Uber Eats をなるべくお得に利用したいなら、少額注文手数料がかからない700円以上の注文がおすすめです。
以上、Uber Eats の手数料について解説しました。
次に紹介するのは「実店舗との差額」です。多くの加盟店では、Uber Eats の価格を実店舗より割高に設定しています。店舗によって異なりますが、およそ10~30%ほど高い傾向です。
実際に有名チェーン店における実店舗とUber Eats の差額を検証してみました。
有名チェーン店の実店舗とUber Eats との差額(税込み)
店名 | 店頭価格 | Uber Eats 価格 |
---|---|---|
マクドナルドのビッグマック | 410円 | 480円 |
吉野家の牛丼(並) | 448円 | 660円 |
スターバックスのドリップコーヒー(トールサイズ) | 390円 | 440円 |
すべての加盟店が実店舗より割高な料金設定ではありませんが、多くの場合、実店舗と比較して約10~30%ほどが上乗せされています。
Uber Eats 公式サイトより「マクドナルド」の価格表示例
実店舗より高く設定されている理由は「店舗側が負担する手数料」にあります。加盟店はUber Eats に売上金の35%ほどを支払っているからです。さらにテイクアウト用の梱包資材といったコストがかかります。
以上の理由から、Uber Eats の加盟店は店頭価格より割高な料金を設定しているのです。
Uber Eats 公式サイトより「吉野家」の価格表示例
注文者から見ると、Uber Eats の価格設定は実店舗より割高になっており、さらに配達手数料やサービス手数料といった各種手数料が上乗せされます。
たとえば、Uber Eats でビッグマックをオーダーした場合、商品代480円のほか、配達手数料(50円~500円程度)や10%のサービス手数料(48円)、さらに少額注文手数料(150円)が加わり、合計は約1,000円前後になる計算です。
一方、店舗で直接購入した場合は410円の商品代金だけで済みます。「Uber Eats は思ったより高くなる…」といわれている理由も納得ですね。
Uber Eats 公式サイトより「スターバックス」の価格表示例
利用者の口コミでも「Uber Eats は実店舗より割高である」といった声が多くありました。
Uber eatsでのなか卯の価格が通常価格の約倍の値段orプラス約500円くらい(ざっくり計算)なんだよなー
引用:X(Twitter)
かなりUber eats使うけど…大手チェーンでも、ゼンショーとかみたいにがっつり上乗せしてるところとスタバみたいに上乗せ率比較的優しいところとこの差って何なんだろ???
【大事なお知らせ】
引用:X(Twitter)
これまでウーバーの金額を自店なりにかなり抑えて(手数料を踏まえて値段をつけると千円近くなってしまうことに気が引けて…)頑張ってきたのですが、やはりあまりにも採算が取れなくなってきてしまいましたので、ウーバーイーツでの価格を値上げさせていただきました…🙇♀️
手数料はUber Eats だけでなく、ほかのフードデリバリーサービスでも発生します。配達員に支払う報酬等がかかるため、手数料がかかってしまうのは当然ともいえます。
さらに、Uber Eats は実店舗より割高な料金設定になっていることが多く、結果的に割高な料金体系になっているのです。
以上、Uber Eats が高いといわれる理由について、基本料金や実店舗との差額を元に解説しました。
引き続き「Uber Eats をお得に利用する3つのコツ」を解説します。Uber Eats には初回に利用できるお得なクーポンなどが多数あります。
「Uber Eats をなるべくお得に利用したい」という方は、ぜひこのまま読み進めてください。
Uber Eats をお得に利用する3つのコツ
ここからは「Uber Eats をお得に利用する3つのコツ」を解説します。
1つずつ丁寧に解説します。
クーポンやプロモーションを利用する
Uber Eats をお得に利用する1つ目のコツは「クーポンやプロモーションを利用すること」です。
Uber Eats は、ユーザー向けの様々なクーポン配布やキャンペーン(プロモーション)を行っています。
とくにおすすめなのは「初回限定クーポン」です。Uber Eats を初めて利用する方は、大幅な割引クーポンが発行されます。クーポンやキャンペーンを利用すれば、実店舗よりお得に注文できる場合もあるため、かなりお得です。
まずは、Uber Eats で初回に利用できるクーポンの種類を見ていきましょう。
初回限定1,000円割引クーポン例
割引金額 | 1,000円 |
利用条件 | 初回注文の人 |
最低注文金額 | 1,500円~ |
利用可能エリア | 全国のウーバーイーツ対応エリア |
楽天ペイを初めて使う方にお得なクーポン例
内容 | ・エントリー後に楽天ペイで初回注文時、1回の注文金額の合計が750円以上の際プロモーションコードを適用して支払うと1,800円割引 ・期間中は利用したことがある方も何度でも楽天ポイントが最大3%還元 |
対象者 | ウーバーイーツを初めて利用する人 |
ポイント上限 | 1人1,000ポイント |
マクドナルドで初注文する方にお得なクーポン例
内容 | 【初めて注文する方限定】1,000円(税込)以上注文してクーポンコードを入力すると1,000円オフ |
クーポンコード | ウーバーでマクドナルド |
以上、初回限定クーポンを紹介しました。
ウーバーイーツでは、2回目以降もお得に利用できるキャンペーンを定期的に開催しています。2回目以降に利用できる定番キャンペーンは以下の通りです。
たとえば「配達手数料が無料」の店舗を利用すれば、注文金額をグッと減らせます。「対象商品が無料」の場合、一定以上の金額を注文すれば、対象商品が1つおまけしてもらえるため、かなりお得です。
Uber Eats 「対象商品が無料」の例
アプリ上ではキャンペーンがグリーンの囲みで表示されます。
アプリの「検索(虫眼鏡マーク)」から「最新のお得な情報」をタップすると、配達対応エリアのお得情報が表示されます。
アプリの「最新のお得な情報」でチェック
Uber Eats を利用するときは、アプリの「お得な情報」をチェックするのがおすすめです。
実店舗と同じ料金設定の店を選ぶ
Uber Eats をお得に利用する2つ目のコツは「実店舗と同じ料金設定の店を選ぶこと」です。
前述の通り、Uber Eats では実店舗より高い価格設定になっているケースが大半です。ただし、なかには実店舗と同じ価格帯に設定している店舗もあります。大手チェーンなら、公式サイトで商品の価格を公開しているため、簡単に比較できます。
スシローはUber Eats でも店頭価格のまま
配達手数料やサービス料などはかかりますが、店頭と同じ価格で利用できるのはお得です。
Uber Eats(ウーバーイーツ) の注文にかかる料金は「料理代金+サービス料10%+送料(配送手数料)」です。 ただ、料理代金は店舗で食べるより高いです。 例えば、松屋の牛丼は店舗だと380円ですが、Uber Eats(ウーバーイーツ)だと500円です。 およそ30%も高いです
引用:Twitter
Uber Eats(ウーバーイーツ)は高い?店舗との料金の違いを検証! https://meshicoi.com/ubereats/2169/
引用:Twitter
サービス料+配達手数料がかかるのに商品価格が高いと思ったら、店舗の手数料がめっちゃ高いのね。
Uber Eats に加盟している店舗は、商品代金の35%をUber Eats に支払うことになっています。
そのため、料金には手数料35%を考慮した金額、容器代などが上乗せされてしまいます。つまり、同じ商品を頼んでも単価はUber Eats の方が高くなるのです。
ですから、実店舗と同じ料金設定のお店を探す必要があります。
少々手間ではありますが、実店舗とUber Eats の価格を比較しながら注文しましょう。
定額制の「ウーバーワン」で配送手数料を無料にする
Uber Eats をお得に利用する3つ目のコツは「定額制の「ウーバーワン」で配送手数料を無料にすること」です。
ウーバーワンとは、配達手数料が無料になるサブスクリプションサービスのことです。
年間プランは3,998円/年。月間プランは498円/月で2種類から選べます。
ゴールドの「ウーバーワン」アイコンが表示された店舗で、1,200円(税込み・手数料別)の注文をした場合、配送手数料が何回でも0円になります。Uber Eats の手数料のなかで、一番高額なのは配達手数料です。
配達手数料を気にせず利用できることは、リピーターにとって大きなメリットです。
登録はアプリから直接することができます。
Uber Eats の配達手数料は50円~500円程度です。月間プランが498円ということを考えれば週に2回程度Uber Eats を利用すればお得になりますね。
Uber Eats を定期的に使う人にとっては非常にメリットがあるシステムだといえます。ウーバーワンを使って手軽にUber Eats を楽しみましょう。
以上「Uber Eats をお得に利用する3つのコツ」を解説しました。
次の章では「【結論】Uber Eats に向いている人」を紹介します。
【結論】Uber Eats に向いている人
結論、Uber Eats に向いているのは、以下にビビッとくる人です。
Uber Eats の利用がおすすめなのは「便利さを最優先に考える人」です。つまり「時間をお金で買う人」ともいえます。
具体的には、以下のようなUber Eats のメリットに魅力を感じる人です。
Uber Eats を利用すると店舗や通常のテイクアウトより割高になります。割高になった金額を「割高」ととらえない人はお金よりも時間や手間を省くことに重点を置いています。
ウーバーイーツ、手数料含めると高いけど休みで出たくない!ってときは便利だわ。
引用:Twitter
やばい、ウーバーイーツ便利過ぎるから多用してしまっている…気をつけなきゃ…
引用:Twitter
新しい居住地、出前館もウーバーイーツもめちゃくちゃ豊富な種類が揃っててテンションあがった!!!!!(いま住んでる地域は出前館のみで3店舗だけw) 引っ越したら旦那の帰りも遅くなるし出張増えるみたいでワンオペ心配だったけど、これでちょっとは楽しく頑張れそう🥺🥺🥺🍚🍕
引用:Twitter
Uber Eats は「バリエーション豊かな料理を自宅で楽しみたい人」にもピッタリです。
Uber Eats は2016年9月に東京で150のレストランパートナーとスタートをし、今では加盟店が15万件を超えるまでに拡大をしました。
大手チェーンから、こだわりのお店まで幅広い選択肢の中から料理を選ぶ楽しさがあります。
豊富な店舗から自由に食事を選べることに魅力を感じている人にはUber Eats は向いているといえます。
以上「Uber Eats に向いている人」について解説しました。
まとめ
基本料金と割高になる理由を解説しました。その上で実店舗との差額も検証しました。
Uber Eats にかかる手数料は以下の3つです。
「Uber Eats をお得に利用する3つのコツ」は以下の通りです。
最後に「Uber Eats に向いている人」を特徴を上げて具体的に解説しました。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。