Uber Eats の副業は会社にバレない?税金や確定申告方法を解説!
「Uber Eats(ウーバーイーツ)の副業が会社にバレることはあるの?」
「Uber Eats(ウーバーイーツ)の収入は申告しなくてもバレない?」
「会社に内緒でお小遣い稼ぎがしたいな…」
あなたは今こんなことを考えていませんか。
フリーランス協会が実施した調査によると、フードデリバリー配達パートナーの約28%は副業の会社員です。年齢層は30歳代~40歳代が全体の58%を占めています。働き盛りの会社員が、副業としてフードデリバリーを選択していることがわかります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの属性調査「フリーランス白書2022」
本業がある会社員にとって、一番気がかりなのは「会社に副業収入がバレること」ではないでしょうか。
結論「Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因」は以下の5つです。
- 住民税の納付額からバレる
- 配達する姿を上司や同僚に見つかる
- SNSやブログ経由でバレる
- ふるさと納税でバレる
- 住民税の納付忘れでバレる
今回は「Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因と対策方法」を詳しく解説しています。記事の後半では「副業で確定申告が必要なケース」も紹介します。
この記事を読めば「Uber Eats(ウーバーイーツ)の副業が会社にバレない方法は?」「副業で確定申告が必要なのはどんな人?」という疑問が解消できますよ。
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それでは解説していきます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の副業は会社にバレない?仕組みを解説|ただし無申告は税務署にバレる!
結論、Uber Eats(ウーバーイーツ)の副業が会社にバレる可能性は低いです。理由は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーが「個人事業主」であり、Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬は「給与所得ではないから」です。
副業が会社にバレる原因の多くは「住民税の請求」にあります。たとえば、会社以外から給与を受け取っていると、住民税の請求が本業の会社にいきます。住民税の情報が会社の給与担当者に入ることで、副業収入が発覚する流れです。
個人住民税の給与天引きイメージ
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーは、業務委託契約で仕事を請け負う「個人事業主」です。個人事業主の報酬は給与所得ではなく「雑所得」や「事業所得」になります。つまり住民税の請求が、自動的に会社へいくことはありません。
「会社に勤めている人」と「兼業・副業収入がある人」の納税イメージ
ただし、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが確定申告をすると、会社にバレることがあります。理由は、確定申告によって明らかになった「本業収入+副業収入」に対する住民税の通知が会社に送られてしまうからです。
給与に対する住民税が明らかに高い場合「この従業員は給与以外に収入があるんじゃないか…」と疑われることがあります。住民税の通知が会社に届いてしまうことが、副業がバレるもっとも多い原因です。
逆に、副業に対する住民税の情報が会社に通知されなければ、副業がバレる確率はグッと抑えられます。具体的には、会社員が確定申告する場合、副業分の住民税は自分で納付するのがポイントです。手続きの詳細は次の章で詳しく解説します。このまま読み進めてください。
税金がバレるかどうかの話題で、もうひとつ気になるのは「税務署にバレるのか」という点でしょう。
結論、Uber Eats(ウーバーイーツ)で収入を得ているのに無申告だと、税務署にはバレます。給与以外に一定以上の副業収入があれば、所得税や住民税の申告が必要です。
国税庁のホームページによると、本業で給与所得がある人の場合は、給与以外の副業収入が20万円を超えると確定申告が必要です。
国税庁HPより「確定申告が必要な人」(抜粋) 2. 1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得および退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人 |
近年増え続るフードデリバリー配達パートナーに対し、国税庁が目を光らせていることは間違いありません。2021年の朝日新聞デジタル掲載記事によると、東京国税局がUber Eats(ウーバーイーツ)社に対し、配達パートナー報酬などの情報提供を求めたとされています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー向けに税理士が確定申告の解説をしている動画
Uber Eats(ウーバーイーツ)の収入を得ている場合、たとえ会社にバレなくても、税務署にはバレます。確定申告が必要な方は、必ず期限内に申告しましょう。
自分は確定申告が必要なのかわからない方や、「確定申告」について詳しく知りたい方のために、記事の後半で解説します。ぜひ、このまま読み進めてくださいね。
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以上、Uber Eats(ウーバーイーツ)の副業収入が会社にバレる仕組みについて解説しました。
次の章では「Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因」について詳しく解説します。
Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる5つの原因と対処法
ここからは「Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因」について、具体的に解説していきます。
「Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因」は以下の5つです。
- 住民税の納付額からバレる
- 配達する姿を上司や同僚に見つかる
- SNSやブログ経由でバレる
- ふるさと納税でバレる
- 住民税の納付忘れでバレる
住民税の納付額からバレる
Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる1つ目の原因は「住民税の納付額」です。
前の章でお伝えしたとおり、副業が会社にバレる理由の大半は「住民税」です。会社は従業員の住民税の額を把握しています。役所から会社に対し、税額の通知が届くからです。つまり会社の給与に対し、不自然な額の住民税だった場合「会社以外に副業収入があるのではないか」と会社側は推測できてしまうのです。
会社員の場合、本業以外の副業収入が20万円を超えると確定申告が必要です。確定申告で申告した「会社の給与+副業収入」の合計額に対し、住民税額が決定します。住民税の全額を給与天引きにする場合、会社にも副業収入が合算された住民税の額が通知される流れです。
たとえば給料に対して、極端に高い住民税が課税される場合「この従業員は給料以外の収入があるんじゃないか?」と気付かれてしまう可能性があるのです。
上が、会社員が住民税の納付額から「副業バレ」する仕組みです。
逆にいうと、副業収入に対する住民税の情報が会社にいかなければ、会社に副業を疑われることは、ほぼありません。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の副業収入が会社にバレないようにするには「住民税の納付方法」がポイントです。
- 確定申告書(第2表)で「自分で納付」を選択する
- 副業収入分の住民税は納付書で支払う
Uber Eats(ウーバーイーツ)の副業収入をバレずに住民税を納付する方法は「副業収入の住民税は自分で納付すること(普通徴収)」です。つまり、副業収入に対する住民税の納付書を、自分宛てに送付してもらうよう手続きをします。
具体的には、確定申告書(第2表)の「住民税の徴収方法」欄は「自分で納付」を選択することです。
確定申告書第2表「住民税の徴収方法」欄
「自分で納付」を選択した場合、納税者の自宅に、副業収入に対する住民税の納付書が届きます。あとは納付書の期日以内に住民税を納めるだけです。
つまり、給与所得に対する住民税は給与天引きで、副業収入に対する住民税は納付書で納める手続きを行うのです。副業がパートやアルバイトなどの給与所得の場合、自分で納付することはできません。
一方、Uber Eats(ウーバーイーツ)の収入は事業所得や雑所得のため、「自分で納付」を選択できます。
SNS上では、副業バレを防ぐために「住民税は納付書で納める」という方が多く見受けられました。
副業収入の住民税は自分で納付するというX(Twitter)投稿① 会社に隠れて副業をしたいなら、アルバイト等の給与収入は避けるべき。 なぜなら、副業で稼いだ所得から課税される住民税の支払い方法を普通徴収にできないから。 アルバイトの給与収入以外、例えばウーバーイーツとかなら副業で稼いだ所得から課税される住民税を普通徴収、納付書で払うことができる。 |
副業収入の住民税は自分で納付するというX(Twitter)投稿② ウーバーイーツって個人事業主扱いなのか…。 住民税も普通徴収できるってことは副業禁止でもバレないな…。 |
住民税から会社バレを防ぐためには、副業収入分の住民税は納付書扱いにし、自分で納めることがポイントです。
納付書のイメージ
会社の給与に対する住民税は給与天引きで、副業収入分の住民税は自分で納めることにより、副業収入の存在を知られることは、ほぼ無くなります。
確定申告をする際は「住民税の徴収方法」欄は「自分で納付」を選択するのがポイント。きちんと手続きができたか心配な方は、管轄の役所に確認するのが確実です。
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配達する姿を上司や同僚に見つかる
Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる2つ目の原因は「配達する姿を上司や同僚に見つかること」です。
副業が会社にバレる原因で、意外と多いのが「会社の人にリークされた」というケースです。
配達する姿を上司や同僚に見つかると、単純にバレます。
街中を颯爽と走るUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、案外目立つもの。こちらが気付いていなくても、相手から見られている可能性は大いにあります。
可能性としては少ないものの「配達先が上司や同僚の家だった」というケースもあり得ます。配達先が知り合いの家というのは、できれば避けたいですね。ただし、残念ながら、Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕組み上、注文が鳴った時点で知り合いかどうかを見分けるのは困難です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のオーダー画面では配達先の住所はわかるものの、注文者の氏名が表示されるわけでは無いからです。
ウーバーイーツのオーダー画面
さらにUber Eats(ウーバーイーツ)では、配達パートナーの顔写真が注文者に表示される仕組みがあります。残念ながら、加工した顔写真や後姿の写真は登録できないため、注文者が知り合いの場合、顔写真からバレる可能性は高いでしょう。
注文者に表示される配達パートナーの顔写真イメージ
会社の人に見つかるのを防ぐために、できる対策は以下の2つです。
- 会社の近くで配達しない
- ヘルメットや帽子、サングラスで素顔を隠す
- Uber Eats(ウーバーイーツ)以外の会社も検討してみる
身バレしない一番の対策は、会社の近くで配達しないことです。会社の人と出くわしそうなエリアを避ければ、身バレのリスクを減らせます。会社の寮があるエリアや、会社の人が仕事帰りに立ち寄るエリアも避けるのが無難です。
ヘルメットやサングラスで素顔をさらさないことも有効です。マスクも着用すればさらに効果的ですよ。
注文者に顔写真が表示されるのが嫌な方は、Uber Eats(ウーバーイーツ)以外のフードデリバリーも検討してみてみてください。たとえば、Uber Eats(ウーバーイーツ)に並ぶ大手フードデリバリー「出前館」なら、注文者アプリに配達員の顔写真は表示されません。Uber Eats(ウーバーイーツ)と同じく47都道府県に対応しており、加盟店も10万店以上と豊富です。
会社関係の知り合いにバレる可能性を最小限にするなら、出前館も検討してみてください。
SNS上で交わされている会社バレの対策① ウーバーイーツの副業はバレる❗❓ 正しく対策して副業バレを防ぎましょう❗ ✅帽子とサングラス着用で配達。 ✅会社付近での配達を避ける。 ✅確定申告で住民税の請求先を分ける。 100%防ぐ手段はないですが、これで副業バレを大幅に防げます。 |
SNS上で交わされている会社バレの対策② 手軽に出来る副業とか(^^) ウーバーイーツ(お金と自転車漕ぎで健康が手に入る) デメリットとしては副業禁止なら会社に目撃されてバレる恐れ。 |
Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因は「配達する姿を上司や同僚に見つかること」です。顔や姿を見られてしまうと、シンプルにバレてしまいます。配達中に鉢合わせしないよう、稼働エリアを工夫しましょう。さらにヘルメットや帽子、サングラスなどで、顔の露出を最小限にするのがコツです。
SNSやブログ経由でバレる
Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる3つ目の原因は「SNSやブログの発信」です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬をSNSやブログで発信している配達員は多くいます。成果報告や情報交換が目的でSNSやブログを利用している人もいるでしょう。
X(Twitter)でも「今日の新宿エリアは鳴りが良かったです」「副業配達員が月収10万円達成しました」といった投稿をよく見かけます。とくに高い実績が出たときは、誰かにシェアしたいという気持ちが湧くものです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬報告をする配達員のTwitter投稿 2022年UberEATS副業収入今年はもう稼働出来ないのでリザルト公開💰 配達件数:1485回収入合計:¥742,493 内訳・正味の料金 ¥480,376・プロモーション ¥250,396・チップ¥11,721 昨年は1227回、¥591,703だったので件数も収入も対前年比約20%増📈 素直に嬉しいです😌 |
発信自体はまったく問題ありませんが、会社の人にSNSアカウントを知られている場合は注意が必要です。たとえ一部の仲の良い同僚に限定していても、何がきっかで噂が広まるかはわかりません。ブログも同様です。
SNSで発信する場合は「Uber Eats(ウーバーイーツ)専用のアカウント」を作成するのがおすすめです。ブログなら匿名にし、所属している会社や個人が特定されないよう工夫しましょう。
ふるさと納税でバレる
Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる4つ目の原因は「ふるさと納税」です。
ふるさと納税は税金の還付や控除が受けられるお得な制度です。実質2,000円の負担で、地方の特産品などをもらえることから、会社員の利用者も年々増加しています。
ふるさと納税とは? ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を越える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です(一定の上限はあります。)。 |
ふるさと納税のイメージ
ただし、会社の副業バレが気になる方の場合、ふるさと納税の利用は避けた方が無難です。
副業バレの原因になるのは、やはり住民税です。通常、住民税を「自分で納める(普通徴収)」よう選択していると、副業の住民税から優先して、ふるさと納税の控除が行われます。
問題は、ふるさと納税の控除額が副業の住民税額を超えてしまうケース。つまり普通徴収ができなくなる場合です。本業の住民税からも、ふるさと納税の控除が行われる場合、会社に届く通知書からバレる可能性があるのです。
SNS上でも、ふるさと納税が副業バレの要因になるという話題がたびたび登場しています。
ふるさと納税から副業バレを心配する口コミ① 公務員、ふるさと納税、副業バレの話多いなー…。 |
ふるさと納税から副業バレを心配する口コミ② せめて、ふるさと納税とかやってみて欲しいのよね。 俺は副業やる前まではやっていたから…。 今はやりたくても、やると副業バレのリスクが跳ね上がるからできない…。 |
ふるさと納税から副業バレを心配する口コミ③ 副業バレを防ぐには確定申告で住民税を「自分で納付」(#普通徴収)にするのが鉄則ですが、#ふるさと納税をすると副業の住民税から優先的に控除され、副業の住民税が無くなり #特別徴収になってしまう事があるそうです😱 どうしてもバレたくない人は住んでいる市町村に確認しておいた方がいいかも❓ |
「ふるさと納税をすると絶対に副業バレする」というわけではありません。ただし、ふるさと納税をすることで、本業の住民税に影響する場合は、会社バレのリスクがあります。「会社には絶対に副業バレしたくない」という場合、ふるさと納税は避けた方が無難です。
住民税の納付忘れ(滞納)でバレる
Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる5つ目の原因は「住民税の納付忘れ(滞納)」です。
住民税が給与天引きされる場合、滞納はほぼ起こりませんが、問題は副業収入分の住民税を「自分で納付」にしている場合です。
自分で納付を選択した場合、副業分の住民税は納付書によって支払うことになります。「うっかり忘れていた」「納付書を無くした」といった場合は要注意です。
住民税の滞納が続くと、本業である会社に連絡が入ることがあります。最終的には給与の差し押さえなどが行われることも。納めるべき住民税があることが会社に発覚すると「会社以外の収入があるんだな…」とバレてしまいます。
副業収入の住民税に関する投稿 年金未納で差し押さえが話題ですが、住民税も滞納するとサクッと差し押さえられます。 会社員で普通徴収の方は給与の差し押さえが発生します。 そうなると会社にも滞納していることがバレます。 督促状・催告書・差押予告書と通知が来るので、早めに支払うように。 払えない場合は放置ではなく市役所に相談。 |
「納付書を無くした」「住民税が払えない」といった場合には、決して放置せず、早めに管轄の役所に相談してください。
「Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因」について、具体的に解説しました。
- 住民税の納付額からバレる
- 配達する姿を上司や同僚に見つかる
- SNSやブログ経由でバレる
- ふるさと納税でバレる
- 住民税の納付忘れでバレる
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引き続き「副業収入が20万円以上になると確定申告が必要」について解説します。Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕事に関する経費についても紹介します。
副業収入が20万円以上になると確定申告が必要|経費計上できるものも紹介
ここからは会社員であり、かつUber Eats(ウーバーイーツ)の副業収入がある場合の確定申告について解説します。
結論、会社員がUber Eats(ウーバーイーツ)の副業をしている場合、確定申告が必要なのは「Uber Eats(ウーバーイーツ)の所得が20万円を超える人」です。
給与所得者で確定申告が必要な人(抜粋) 2か所以上から給与の支払を受けている人のうち、給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整されなかった給与の収入金額と給与所得および退職所得以外の所得金額との合計額が20万円を超える人 |
会社員で、かつ、Uber Eats(ウーバーイーツ)の所得が20万円を超えていない人は、確定申告の義務はありません。
確定申告の所得とは、その年の1月1日から12月31日までの1年分を指します。たとえば「10月からUber Eats(ウーバーイーツ)をスタートし、12月末までの収入が10万円だった」という方の場合、副業の所得が20万円を超えていないため確定申告の義務はありません。
所得20万円というのは、仕事に使った必要経費を差し引いた残りの額を指します。いわゆる「もうけ」のことです。
税法上の所得とは
収入-必要経費=所得(もうけ) |
たとえば、Uber Eats(ウーバーイーツ)の収入が25万円あっても、必要経費が7万円だった場合、差し引き18万円になります。副業収入は20万円を超えていないため、確定申告の義務はありません。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーにおける必要経費とは、どんなものがあるのか見てみましょう。
- 配達車両の購入費用
- 配達車両のレンタル料
- 配達車両のメンテナンス・修理費用
- ガソリン代
- 自転車などの任意保険
- 消耗品費(仕事に使う文房具など)
- スマホの通信費
- Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達用バッグ
- 雨具やヘルメットなどの仕事用装備
- スマホホルダー
- モバイルバッテリー
経費計上できるのはUber Eats(ウーバーイーツ)の仕事に必要な費用のみです。プライベートで使用するものとは明確に分けておきましょう。さらに、経費にする領収書やレシートは必ず保管しておいてください。
なお、10万円を超える経費は「減価償却費」にあたり、一括で経費計上できません。バイクや高額な自転車など、1つで10万円以上のものを購入した場合は、注意してください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の所得が20万円を超える場合は、確定申告が必須です。
確定申告書B(第一表・第二表)の書式
副業の場合、簡易的な帳簿で可能な「白色申告」の方がほとんどでしょう。「白色申告」なら会計ソフトを使えば、はじめてでも簡単です。無料で利用できる会計ソフトもあるため、チェックしてみてください。
さらにYouTubeなどでも税理士の解説動画が多数あります。今後の為に勉強しておきたいという方にはおすすめです。
「【副業の確定申告・入門】Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー1年目の初心者が確定申告について知っておくべきこと3選!/何が経費に落ちる?青色申告の可否」
以上、副業でUber Eats(ウーバーイーツ)の収入がある会社員の方向けに、確定申告が必要なのかどうかについて解説しました。
ここまでは「所得税の確定申告」についての解説でした。副業の会社員にとって、もう一つ忘れてはならないのが「住民税」です。
住民税の管轄は税務署ではなく、住民票がある各市町村の役所です。副業収入が20万円を超えていなくても、住民税の申告が必要な場合があります。
確定申告をしない場合は、副業収入に対する住民税の情報が役所にいきません。確定申告をしない場合の住民税については、各市町村の役所のホームページで確認するか、直接問い合わせてみてください。
以上「副業収入が20万円以上になると確定申告が必要」について解説しました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は会社員の副業としてUber Eats(ウーバーイーツ)の仕事をしている方向けに解説しました。
結論、Uber Eats(ウーバーイーツ)の副業が会社にバレる可能性は低いです。
確定申告をするときは、副業収入に対する住民税は納付書で納める手続きを取りましょう。
引き続き「Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因」について、具体的に解説しました。
「Uber Eats(ウーバーイーツ)副業が会社にバレる原因」は以下の5つです。
- 住民税の納付額からバレる
- 配達する姿を上司や同僚に見つかる
- SNSやブログ経由でバレる
- ふるさと納税でバレる
- 住民税の納付忘れでバレる
確定申告が必要なのは「Uber Eats(ウーバーイーツ)の所得が20万円を超える人」です。所得とは仕事に使った必要経費を差し引いた残り、いわゆる「もうけ」のことです。
住民税の申告は、各市町村が担当です。Uber Eats(ウーバーイーツ)の所得が20万円を超えなくても、住民税の申告が必要になる場合もあります。各市町村のホームページや窓口で確認してみてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。